ティール組織とは、思い切って一言で言うと、「社長や上司が業務を管理するために介入をしなくても、組織の目的実現に向けてメンバーが進むことが出来るような独自の仕組みや工夫に溢れている組織のこと」です。
ティール組織が実現されると以下の3点が達成されるようです。
①情報の透明化(業務の結果指標やプロセス指標、給料等含めたあらゆる情報)
②意思決定プロセスの権限委譲(役割の明確化と更新により、個人の意思決定を尊重しながらも、組織的なフィードバックも届くようにしている)
③人事プロセスの明確化(採用・退職、給料決定のプロセスが独自に明確化されており、社長や経営陣の権力がおよびにくいようにされている)
理想的な組織に見えますね。では、全ての組織が導入を目指すべきか?
答えはノーです。
ここがティール組織について理解する難しいところです。あくまで経営者に現場に任せる・信頼する「意識」がなければうまく導入できません。そして、コントロールすることを手放さなくてはいけないわけです。
従業員のコントロールをしていた経営者の方にとっては、車の運転から手を離すような怖さを感じるのではないでしょうか。
なので、自分が引っ張る組織ではダメなんだ、変えなければいけない、という強い問題意識を持っている経営者のいる組織でなければ、導入すべきではないし、導入してはいけないのです。
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