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定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー 単行本 – 1990/12/1

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

処女作から最後の作品まで、華麗なテクニックとその映画人生のすべてを、520枚の写真を駆使して大公開。ヒッチコックの魅力を満載した名著、待望の決定版!!


登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 晶文社; 改訂版 (1990/12/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4794958188
  • ISBN-13: 978-4794958181
  • 発売日: 1990/12/1
  • 梱包サイズ: 26.2 x 19.2 x 3.8 cm
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形式: 単行本
映画の教科書なんてお堅い表現がされているが、これはヒッチコックの映画が純然たる娯楽映画だったように、この本も映画の様に楽しめるものだ。

この本の前に書かれたエリック・ロメールとクロード・シャブロルによる「ヒッチコック」も素晴らしい本だったが、トリュフォーは二人の本のことについても触れながらより深く追求していく。

インタビュー当時の最新作「引き裂かれたカーテン」(「トパーズ」「フレンジー 」「ファミリー・プロット」については序文やあとがきで)まで触れ、ヒッチコックが作品名を出せばトリュフォーがその一場面一場面をすかさず答える。
あらすじ、豊富な画像、注釈も入れて本の分厚さを感じさせない分かりやすさ・面白さが詰まっている。

ヒッチコックは、観客の「見たい」ものこそ最も大切なことだと語り、批評家好みの理由といった“らしさ”には興味がないと語る。
映画の登場人物たちを突き動かすマクガフィンとは何か、どんなに優れたテーマでもそれを伝える技術や演出が優れていなければならないということ、観客に感情を伝えるエモーション、散りばめられるユーモアの重要さ、恐怖を的確に伝える独特のリズム、女優への執着、幼年期の原体験、魅力的な敵役の存在、心理的トリック、観客の心に突き刺さるサスペンス、完璧すぎるのはかえってダメだという
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形式: 単行本
 漫画家の荒木飛呂彦氏も作品作りの参考にしていると言う、映画作家のフランソワ・トリュフォーと、映画監督のアルフレッド・ヒッチコックの対談集。トリュフォーがヒッチコックにインタビューを行い、ヒッチコックがそれに答える形式となっています。
 映画のプロットの根源にある幼年期の体験。観客を惹きこませる映像の撮り方。映画に対するこだわりまで、ヒッチコックが赤裸々に語っています。「敵役が魅力的な映画は良い映画」「写実的に撮るばかりが良いとは限らない」「観客は皆のぞき魔である」など、語られた当時撮影に用いられた撮影技法や心理トリックは、今でも通じるものがあると実感します。
 厚く、重いですが、映画が好きな人、映画業界に憧れる人、その他小説に漫画にゲームに3DソフトにMikuMikuDanceに、創作活動に携わっている人、興味がある人全てにオススメしたい一冊です。
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形式: 単行本
トリュフォー監督によるヒッチコック監督へのインタビュー。大判でぶ厚いのでどれだけ微に入り細を穿つ内容なのかと思いきや、とっても基本的な映画の技法についての対談でした。ヒッチコック監督の映画を一通り見ていれば(せめてハリウッド後のもの)、それほど細かいことを知らなくても楽しめます。残念ながらインタビュー時期の関係で最後の二作品(「フレンジー」「ファミリー・プロット」)については触れられていません。映画狂的なトリュフォーの細かい突っ込みを軽くいなしている感じがあって名匠の貫録十分です。

俳優の演技を否定し、心理描写を否定し、現実に起きていることを映すだけのリアリズムを否定する。「たかが映画じゃないか」「サプライズよりサスペンス」「イメージは映るのではなく作るものだ」「色彩や線はない。あるのは光と影だけだ」「画面はエモーションで埋めなければならない」というすばらしい言葉の数々。観客をひきつける秘訣としての空虚な記号「マクガフィン」。

感動しながら一気に読めます。
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形式: 単行本
無声映画時代から晩年に至るまでのヒッチコック名作群(と少々の失敗作)を論題にして、二人の巨匠が「映画術」について熱く語り合っています。
「ヌーヴェルバーグの旗手」トリュフォーによる「サスペンスの神様」ヒッチコックへのインタビューという設定だけで、多くの映画ファンは興味を惹きつけられるでしょう。その期待に違わず、内容も最上。撮影テクニック、俳優の在り方、観客との駆け引き等、対談は映画の隅々に及び最後まで飽きさせません。ヒッチコックの映像への徹底的なこだわりと、彼の映像哲学をここまで深く引き出したトリュフォーの映画への情熱にただただ感服します。本の大きさに怯んでしまうかもしれませんが、マニアックな表現も多くないので、映画マニアでなくとも映画好きなら一気に読めるでしょう。
「ヒッチコックなんて過去の人」と決め付けるのは早計です。確かにCGを見慣れた現代の映画ファンからすれば、当時斬新だった特殊技術も陳腐に感じるでしょう。が、観客の「心理」というものは今も昔も変わりません。恐怖とジョークを絶妙にブレンドして、観客を映像世界へ引き込んでいく表現技法は、今なお鮮烈。彼の代表作のひとつである「汚名」などは現代の映画と比べても遜色なく面白い。本書と併せて、デビット・フィンチャーなどの作品を観れば、この巨匠が後世の映像作家たちにいかに多大な影響を与えているのかはっきりとわかるでしょう。
例えヒッチコックファンでなくとも、映画好きの方には是非お薦めしたい一冊です。
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