この本に書いてある「仕事術」は、
・アウトプットを意識した予習が大事
・人脈をつなげるためには、まめなコミュニケーションが大事
・ボスマネジメントが大事
・情報発信をすれば、情報が集まってくる
等、ごく当たり前のことばかりであるように思う。
行政の意思決定の仕組みは、
・間違いは絶対にあってはならない
・コンセンサスを得る
・アカウンタビリティを果たす
という観点からコストが非常にかかり、さらにこの政局も相まって、
「最小のインプットで最良のアウトプットを実現する」というキャッチフレーズが、
大きな皮肉に聞こえるものとなっている。
マッキンゼーの仕事術の本を以前読んだが、そのほうが内容が圧倒的に濃く、
他の業界の方がこの本を読まれたら、この程度のレベルか、と思われるのではないか、と思う。
また、同じ霞が関の仕事振りであれば、
経産省の古賀茂明氏が「日本中枢の崩壊」において、
独金法9条の改正等について書かれていること等のほうが、圧倒的に臨場感があり面白い。
しかし、著者の姿勢はピュアであり、すがすがしい。
日本の構造的困難さの中、多くの官僚たちは、危機感を持ち、現実と戦っているのだと思う。
官僚に学ぶ仕事術 ~最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック~ (マイコミ新書) (日本語) 新書 – 2011/5/24
久保田 崇
(著)
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本の長さ216ページ
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言語日本語
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出版社毎日コミュニケーションズ
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発売日2011/5/24
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ISBN-104839938571
-
ISBN-13978-4839938574
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
現役のキャリア官僚が霞が関で培ってきた仕事術について紹介。日本最高峰の頭脳集団が実践する、最小のインプットで最良のアウトプットを生み出すテクニック。
著者について
久保田崇(Takashi Kubota)
内閣府参事官補佐。1976年、静岡県生まれ。
京都大学総合人間学部卒業後、国家公務員採用Ⅰ種試験(法律職)に合格し、2001年内閣府入り。ニート対策を内容とする「子ども・若者育成支援推進法」の制定等に携わる。2005年、英国ケンブリッジ大学にて経営学修士号(MBA)を取得。海外エリートたちの「人生を楽しむ姿勢」を学ぶ。過酷な労働環境で知られる霞ヶ関の中でも効率的な業務を追求し、独自のワーク・ライフ・バランスを確立。プライベートでも、異業種交流会の運営や、NPO法人新しい霞ヶ関を創る若手の会(プロジェクトK)理事を務める。日本心理カウンセラー協会正会員。年間数百冊読むフォトリーダー。
内閣府参事官補佐。1976年、静岡県生まれ。
京都大学総合人間学部卒業後、国家公務員採用Ⅰ種試験(法律職)に合格し、2001年内閣府入り。ニート対策を内容とする「子ども・若者育成支援推進法」の制定等に携わる。2005年、英国ケンブリッジ大学にて経営学修士号(MBA)を取得。海外エリートたちの「人生を楽しむ姿勢」を学ぶ。過酷な労働環境で知られる霞ヶ関の中でも効率的な業務を追求し、独自のワーク・ライフ・バランスを確立。プライベートでも、異業種交流会の運営や、NPO法人新しい霞ヶ関を創る若手の会(プロジェクトK)理事を務める。日本心理カウンセラー協会正会員。年間数百冊読むフォトリーダー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
久保田/崇
内閣府参事官補佐。1976年、静岡県生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、国家公務員採用1種試験(法律職)に合格し、2001年内閣府入り。ニート対策を内容とする「子ども・若者育成支援推進法」の制定等に携わる。2005年、英国ケンブリッジ大学にて経営学修士号(MBA)を取得。海外エリートたちの「人生を楽しむ姿勢」を学ぶ。過酷な労働環境で知られる霞が関の中でも効率的な業務を追求し、独自のワーク・ライフ・バランスを確立。プライベートでも、異業種交流会の運営や、NPO法人新しい霞ヶ関を創る若手の会(プロジェクトK)理事を務める。日本心理カウンセラー協会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内閣府参事官補佐。1976年、静岡県生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、国家公務員採用1種試験(法律職)に合格し、2001年内閣府入り。ニート対策を内容とする「子ども・若者育成支援推進法」の制定等に携わる。2005年、英国ケンブリッジ大学にて経営学修士号(MBA)を取得。海外エリートたちの「人生を楽しむ姿勢」を学ぶ。過酷な労働環境で知られる霞が関の中でも効率的な業務を追求し、独自のワーク・ライフ・バランスを確立。プライベートでも、異業種交流会の運営や、NPO法人新しい霞ヶ関を創る若手の会(プロジェクトK)理事を務める。日本心理カウンセラー協会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2011年6月12日に日本でレビュー済み
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2011年6月2日に日本でレビュー済み
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「いつも気忙しくカリカリと働いている人より、余裕のある雰囲気を醸し出している人の方が、
周囲からも『仕事がデキる』と高く評価され出世している。」と著者の久保田氏はいいます。
その余裕はいったいどこからくるのか。本書では、仕事を効率化し、プライベートを充実させ、
心身のバランスをとることによって仕事の面でもさらに質の高いアウトプットを生み出すための
テクニックが随所にちりばめられています。
著者が内閣府の事務官として10年間で10のポストを経験してきた中で、常に短いスパンで成果を
生み出すために身につけてきた技術は、霞が関という特殊な組織の中だけでなく、我々民間の
ビジネスマンにとっても十分参考になるものだと感じました。
たとえば忙しい相手(上司や同僚など)へこちらの案件をいかにして印象付け、内容を正しく
伝達するか。それには誰にでも簡単にできるちょっとした工夫(メールの件名の書き方や
前時代的でも使いようによっては有効なFAX活用術など)、具体的なテクニックが紹介されています。
また、上司を論破せずに(面目をつぶさずに)こちらの主張を伝える方法などは、良い意味での
処世術というだけでなく、いかに「チーム」としてお互い気持よくコミュニケーションをはかる
ことが、成果を生み出すことにつながるかということを教えてくれます。
著者はニートやひきこもり対策の法律制定作業に携わってきた一方で、プライベートでもニート
支援の活動を行ったり、「官民協同ネットワーククロスオーバー21」「霞ヶ関を変える若手の会
(プロジェクトK)」に参加するなど、霞ヶ関の枠を超えた熱き若手官僚でもあります。
忙しさに埋没することなく人生を楽しみたい方、組織の中で自分を活かし、さらに組織の枠を超
えて通用する人材を目指す方に、ぜひおすすめの本です。
周囲からも『仕事がデキる』と高く評価され出世している。」と著者の久保田氏はいいます。
その余裕はいったいどこからくるのか。本書では、仕事を効率化し、プライベートを充実させ、
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著者が内閣府の事務官として10年間で10のポストを経験してきた中で、常に短いスパンで成果を
生み出すために身につけてきた技術は、霞が関という特殊な組織の中だけでなく、我々民間の
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たとえば忙しい相手(上司や同僚など)へこちらの案件をいかにして印象付け、内容を正しく
伝達するか。それには誰にでも簡単にできるちょっとした工夫(メールの件名の書き方や
前時代的でも使いようによっては有効なFAX活用術など)、具体的なテクニックが紹介されています。
また、上司を論破せずに(面目をつぶさずに)こちらの主張を伝える方法などは、良い意味での
処世術というだけでなく、いかに「チーム」としてお互い気持よくコミュニケーションをはかる
ことが、成果を生み出すことにつながるかということを教えてくれます。
著者はニートやひきこもり対策の法律制定作業に携わってきた一方で、プライベートでもニート
支援の活動を行ったり、「官民協同ネットワーククロスオーバー21」「霞ヶ関を変える若手の会
(プロジェクトK)」に参加するなど、霞ヶ関の枠を超えた熱き若手官僚でもあります。
忙しさに埋没することなく人生を楽しみたい方、組織の中で自分を活かし、さらに組織の枠を超
えて通用する人材を目指す方に、ぜひおすすめの本です。
2011年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某ブログで書評されているのを見て、大手町の本屋で購入(Amazonじゃなくてすみません)。帰りの電車内で2章まで読んだけど、官僚の仕事内容が分かって確かに面白い。特に1章は政治家とのやりとり、国会答弁の作り方、法律作成の流れが分かる興味深い内容。全部読んだらまたレビューを書きたい。って、同じ本に2つのレビューは書けるのかな?
タイトルにある通り、仕事術という観点からも、仕事にスピードを求められるビジネスマンにとっては、段取り力を鍛える上でも役立つ内容で、良書の部類に入ると思う。
検索する限り、これは著者のデビュー作。そうとう気合い入れて書いたのかな?
著者の熱意と意気込みも伝わる一冊だった。まだ途中だけど。。。
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