20代のころにはこの本が座右の書でした。
何回も読んだ。
英語版も読んだ。
そしてはっきり行って糞だと思う
あのな。
世の中、こんな成功法則で成功するほど単純じゃないの。
44歳になった今、確信しますが、こんなもん読んでても、人生の意義なんてない。
小児麻痺で5歳(もっと低い年齢でも)死ぬやつも居るのよ。
そして、人生とは挫折。
そして引き算。
柏木義円牧師の伝記や升崎外彦牧師の伝記を読めっつうの
それとか
リジュのテレージュとかな
もっと言うとキルケゴールとかレヴィ=ストロースとかな。
ブリコラージュと言う概念を理解したほうがよっぽど人生豊かになるよ。
映画ではシンドラーのリストとかお勧め。
こんな資本主義、アメリカンドリームからは早く卒業しましょう。
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完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change Kindle版
スティーブン・R・コヴィー (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
価格 | 新品 | 中古品 |
全世界4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。
今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
- 言語日本語
- 出版社キングベアー出版
- 発売日2013/8/30
- ファイルサイズ13236 KB
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商品の説明
著者について
自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人のひとりに選ばれている。 国際的に高く評価されるリーターシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。 著書『7つの習慣』は全世界で販売部数 3,000 万部を記録し(40カ国語に翻訳)、20 世紀に最も影響を与えたビジネス書の 1位に輝いている。ほかにも、『原則中心のリーダーシップ』、『7つの習慣 最優先事項』、『第 8 の習 慣』、『子どもたちに「7つの習慣」を』などベストセラー多数。 147 の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。 ユタ州立大学商経学部終身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。 妻、家族とともに米国ユタ州で暮らした。2012年7月、79年の生涯を閉じた。 --このテキストは、hardcover版に関連付けられています。
出版社からのコメント
『7つの習慣 成功には原則があった! 』が、スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に新たに訳し直され、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』として刊行いたします。
日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。
●不透明な時代だからこそ人格主義!
今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。
●変わらない軸で激動の時代を乗り切る
人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。
●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと
今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。
●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳
新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。
●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更
コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。
●さらに多くの人に読んで実践していただくために
日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。
--このテキストは、hardcover版に関連付けられています。
日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。
●不透明な時代だからこそ人格主義!
今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。
●変わらない軸で激動の時代を乗り切る
人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。
●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと
今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。
●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳
新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。
●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更
コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。
●さらに多くの人に読んで実践していただくために
日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。
--このテキストは、hardcover版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
国内200万、世界3,000万の人生のバイブル。内容はそのままに、いつでも、どこでも、読めるよう、小さく、軽くなった特装版登場! --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コヴィー,スティーブン・R.
タイム誌が選ぶ世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれている。国際的に高く評価されるリーダーシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。147の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。ユタ州立大学商経学部修身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。2012年7月、79年の生涯を閉じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
タイム誌が選ぶ世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれている。国際的に高く評価されるリーダーシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。147の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。ユタ州立大学商経学部修身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。2012年7月、79年の生涯を閉じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00KFB5DJC
- 出版社 : キングベアー出版 (2013/8/30)
- 発売日 : 2013/8/30
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 13236 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 572ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,007位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 3位組織論
- - 13位ビジネススキル
- - 76位投資・金融・会社経営 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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20世紀で最も影響力のあるビジネス書とされる『7つの習慣 成功には原則があった!』の著者。リーダーシップの権威として国際的な評価を得ており、フランクリン・コヴィー社の共同創設者・副会長、教師、作家、組織のコンサルタントとして現在でも世界中で活躍している(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 グレート・キャリア―最高の仕事に出会い、偉大な貢献をするために (ISBN-13: 978-4863940123 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2018年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1996年刊行の初代『7つの習慣』には「成功には原則があった!」の副題がつけられていたが、2014年刊行の『完訳 7つの習慣』には「人格主義の回復」の副題がつけられている。原書のタイトルはTHE SEVEN HABITS OF HIGHLY EFFECTIVE PEOPLEだから、どちらも原書に忠実な訳とはいえず、いずれも刊行時の世の中の空気を反映した、マーケティング上の事情によって付けられたものと思われる。ということは、現在の日本は、「成功」よりも「人格主義」という言葉の方が受け入れられる、少なくとも本としてはその方が売れる時代を迎えていると見てよさそうだ。
「人格主義」とは、誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制など、人間の内面にある人格的なことを大切にする考え方。そして、これらの価値観に即した「原則」的な生き方を個人としてもまた人間関係においても徹頭徹尾貫くこと、それを「7つの習慣」として実践することこそが、成功を収める鍵だと著者は説く。
対する「個性主義」は、成功は、個性、社会的イメージ、態度・行動、スキル、テクニックなどにより人間関係を円滑にすることによって生まれるとする考え方。著者は、こうしたスキルも大切な部分ではあるものの、それはあくまでも氷山の一角であり、水面下にある人格という巨大な土台から生まれたものでなければならないという。
「人格主義」は、日本においては、鈴木正三、石田梅岩らの教えを源流に江戸中期以来、連綿と育まれ「日本型経営」として発展を遂げてきた。90年代後半以降、グローバル株主資本主義の猛威の下に一時期後退したものの、いままた力強く復活の兆しを見せており、それが本書の副題ともなって表れているといえよう。
著者の母国、米国ではどうか。評者は、米国はずっと以前から「個性主義」の国と思い込んでいたが、それは大きな誤認だった。著者は本書の執筆に先立ち、合衆国独立宣言以来、米国で出版された「成功に関する文献」の調査を行ったが、その結果、建国(1776年)から約150年間に書かれたものは、どれもみな「人格主義」に基づくもの。ところが、第一次世界大戦が終わる(1918年)や、人格主義は影をひそめ個性主義一色に姿を変えたことが明らかになったという。
意外にもまだ100年の歴史しか持たない比較的新しい現象というわけだが、それは奇しくもFRBの設立が計画され(1910年)、フレデリック・テーラーの『科学的管理法』に始まる経営学が誕生し(1911年)、ロシア革命が勃発した(1917年)時期とも重なるものであり、第一次世界大戦が「人の精神のありようを根底から変えてしまった戦争」(『現代の起点 第一次世界大戦』)であったことを端なくも物語っている。
確かに、考えてみれば、アダム・スミスは『道徳感情論』(1759年)の考えを経済学の理論へと発展させる形で『国富論』(1776年)を書いた。経済成長によって万人の生活水準が上がり、万人が幸福になることで秩序も維持され、道徳も醸成される――「経済」と「道徳」をこのような関係として捉えることにより「万人の幸福」を実現しようとした。資本主義は、その基盤として人格主義を築き持つことをもって初めてマトモに機能するものなのである。
本書は44か国語に翻訳され、全世界で3,000万部、日本でも累計200万部を売り上げるベストセラー&ロングセラーとなっているが、このことは、著者が訴える「人格主義の回復」に世界中の人々が深く共感していることの何よりの証だといえよう。現代史の100年が転換点を迎え、人格主義が本当に回復する日が訪れることを切に願いたい。
「人格主義」とは、誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制など、人間の内面にある人格的なことを大切にする考え方。そして、これらの価値観に即した「原則」的な生き方を個人としてもまた人間関係においても徹頭徹尾貫くこと、それを「7つの習慣」として実践することこそが、成功を収める鍵だと著者は説く。
対する「個性主義」は、成功は、個性、社会的イメージ、態度・行動、スキル、テクニックなどにより人間関係を円滑にすることによって生まれるとする考え方。著者は、こうしたスキルも大切な部分ではあるものの、それはあくまでも氷山の一角であり、水面下にある人格という巨大な土台から生まれたものでなければならないという。
「人格主義」は、日本においては、鈴木正三、石田梅岩らの教えを源流に江戸中期以来、連綿と育まれ「日本型経営」として発展を遂げてきた。90年代後半以降、グローバル株主資本主義の猛威の下に一時期後退したものの、いままた力強く復活の兆しを見せており、それが本書の副題ともなって表れているといえよう。
著者の母国、米国ではどうか。評者は、米国はずっと以前から「個性主義」の国と思い込んでいたが、それは大きな誤認だった。著者は本書の執筆に先立ち、合衆国独立宣言以来、米国で出版された「成功に関する文献」の調査を行ったが、その結果、建国(1776年)から約150年間に書かれたものは、どれもみな「人格主義」に基づくもの。ところが、第一次世界大戦が終わる(1918年)や、人格主義は影をひそめ個性主義一色に姿を変えたことが明らかになったという。
意外にもまだ100年の歴史しか持たない比較的新しい現象というわけだが、それは奇しくもFRBの設立が計画され(1910年)、フレデリック・テーラーの『科学的管理法』に始まる経営学が誕生し(1911年)、ロシア革命が勃発した(1917年)時期とも重なるものであり、第一次世界大戦が「人の精神のありようを根底から変えてしまった戦争」(『現代の起点 第一次世界大戦』)であったことを端なくも物語っている。
確かに、考えてみれば、アダム・スミスは『道徳感情論』(1759年)の考えを経済学の理論へと発展させる形で『国富論』(1776年)を書いた。経済成長によって万人の生活水準が上がり、万人が幸福になることで秩序も維持され、道徳も醸成される――「経済」と「道徳」をこのような関係として捉えることにより「万人の幸福」を実現しようとした。資本主義は、その基盤として人格主義を築き持つことをもって初めてマトモに機能するものなのである。
本書は44か国語に翻訳され、全世界で3,000万部、日本でも累計200万部を売り上げるベストセラー&ロングセラーとなっているが、このことは、著者が訴える「人格主義の回復」に世界中の人々が深く共感していることの何よりの証だといえよう。現代史の100年が転換点を迎え、人格主義が本当に回復する日が訪れることを切に願いたい。
2017年7月27日に日本でレビュー済み
『7つの習慣』は、何度読んだか分かりませんが、これまで数十冊読んだ人生論の本の中でも、最高の本だと思っています。
この本のおかげで、自分の『物の見方』を変えて、自分の『あり方』を前向きに改めることが出来ました。それまでとは世界が違うものに見えるようになり、「人生とはなんと素晴らしいものなんだろう!」と、心から思えるようになりました。
以前は家族には、本当に申し訳ないことばかりしてきました。
しかし自分が変わることで、家庭の雰囲気もまったく変わりました。
冷えきって口論が絶えなかった妻との関係も修復できて、互いを思いやれるようになり、以前とは見違えるほど仲良くやっていけています。
以前は私や妻の顔色を伺うことの多かった子供も、伸び伸びと自分の才能を伸ばして明るく生きてくれています。
ぎくしゃくしていた親戚との関係も、現在は良好です。
楽しめず転職すら考えることのあった仕事も、充実しています。
ただしここに至るまでには、何度も何度も本書を読み込みましたし、自分の精神生活や言動を「原則」に則したものにできるよう、コントロールし続けるのにも根気は要りました。
4、5回しか読んでいなかった頃は、「自分はもう大丈夫かも。」などと安心して、いつの間にか過信して読まなくなってしまっていました。そうしてある日、妻に八つ当たりなどされると、「反応を選択する」ことができずカッとなって言い返したり、お説教じみたことを言ってしまったりして、また落ち込む。それで、やっぱり読まなきゃ!と本書を開く、などということの繰返しでした。
しかしそういう失敗をたくさんしてきたことで、少しは謙虚になれたと思いますし、お客様や周りの方から相談を受けたりする際にも、そういった経験が大変役に立っています。
5回目に読み終えた頃から、本書と並行して「7つの習慣 ファミリー」や「原則中心リーダーシップ」、「7つの習慣 最優先事項」なども読み始めました。これらの本を読むことでずいぶんと理解が深まりましたし、「7つの習慣」を実生活に落とし込み、実践するにあたって大変助けられました。
コヴィー博士の著作からは、本当に、どれだけ恩恵を受けたか分かりません。
『7つの習慣』は、ベンジャミン・フランクリンの『フランクリン自伝』やサミュエル・スマイルズの『自助論』『向上心』、 新渡戸稲造 の 『修養』 『世渡りの道』 『自警録』などの人生論の名著にあるような、人格形成と良い人間関係を築くために欠かせない『原則』の、本質を教えてくれた本です。
また、ピーター・ドラッカーのマネジメント
や、(意外に思われる方もおられるかも知れませんが) デール・カーネギーの著作『人を動かす』などにも、根底には本書に云う『原則』や『習慣』に基づいた自分のあり方や人間関係のあり方を見出だすことができると思います。
残念なことに、ちまたに流布しているいわゆる「成功本」には、その場しのぎのテクニックや、気休めに終始するような内容のものも多いように思われます。
しかしこの『7つの習慣』は違います。
インスタントなテクニックに走ることなく、
自分が主体的に生きることで世界観が大きく変わるということを教えてくれました。
『真に自立』した人間とはどういうひとかを、『自分の人生の主人になる』にはどうしたら良いのかを、そして人間関係の根本を教えてくれた、人生最大の恩書です。
この本のおかげで、自分の『物の見方』を変えて、自分の『あり方』を前向きに改めることが出来ました。それまでとは世界が違うものに見えるようになり、「人生とはなんと素晴らしいものなんだろう!」と、心から思えるようになりました。
以前は家族には、本当に申し訳ないことばかりしてきました。
しかし自分が変わることで、家庭の雰囲気もまったく変わりました。
冷えきって口論が絶えなかった妻との関係も修復できて、互いを思いやれるようになり、以前とは見違えるほど仲良くやっていけています。
以前は私や妻の顔色を伺うことの多かった子供も、伸び伸びと自分の才能を伸ばして明るく生きてくれています。
ぎくしゃくしていた親戚との関係も、現在は良好です。
楽しめず転職すら考えることのあった仕事も、充実しています。
ただしここに至るまでには、何度も何度も本書を読み込みましたし、自分の精神生活や言動を「原則」に則したものにできるよう、コントロールし続けるのにも根気は要りました。
4、5回しか読んでいなかった頃は、「自分はもう大丈夫かも。」などと安心して、いつの間にか過信して読まなくなってしまっていました。そうしてある日、妻に八つ当たりなどされると、「反応を選択する」ことができずカッとなって言い返したり、お説教じみたことを言ってしまったりして、また落ち込む。それで、やっぱり読まなきゃ!と本書を開く、などということの繰返しでした。
しかしそういう失敗をたくさんしてきたことで、少しは謙虚になれたと思いますし、お客様や周りの方から相談を受けたりする際にも、そういった経験が大変役に立っています。
5回目に読み終えた頃から、本書と並行して「7つの習慣 ファミリー」や「原則中心リーダーシップ」、「7つの習慣 最優先事項」なども読み始めました。これらの本を読むことでずいぶんと理解が深まりましたし、「7つの習慣」を実生活に落とし込み、実践するにあたって大変助けられました。
コヴィー博士の著作からは、本当に、どれだけ恩恵を受けたか分かりません。
『7つの習慣』は、ベンジャミン・フランクリンの『フランクリン自伝』やサミュエル・スマイルズの『自助論』『向上心』、 新渡戸稲造 の 『修養』 『世渡りの道』 『自警録』などの人生論の名著にあるような、人格形成と良い人間関係を築くために欠かせない『原則』の、本質を教えてくれた本です。
また、ピーター・ドラッカーのマネジメント
や、(意外に思われる方もおられるかも知れませんが) デール・カーネギーの著作『人を動かす』などにも、根底には本書に云う『原則』や『習慣』に基づいた自分のあり方や人間関係のあり方を見出だすことができると思います。
残念なことに、ちまたに流布しているいわゆる「成功本」には、その場しのぎのテクニックや、気休めに終始するような内容のものも多いように思われます。
しかしこの『7つの習慣』は違います。
インスタントなテクニックに走ることなく、
自分が主体的に生きることで世界観が大きく変わるということを教えてくれました。
『真に自立』した人間とはどういうひとかを、『自分の人生の主人になる』にはどうしたら良いのかを、そして人間関係の根本を教えてくれた、人生最大の恩書です。
2019年9月2日に日本でレビュー済み
私の会社の社長が完全信者でした。その影響もあって買って読みました。正直冗長で退屈、読んでいる人にとっては捨てることのできない精神安定剤なのでしょう。ある意味第四領域です、半分読んで売りました。
私の社長曰く、ビジネスに生涯を捧げ、成功する事や理想を実現する事=善と考えおり、仕事を通じて理想の自分になることを日々コーチングしていただきました。一方で、理想を掲げない人間を見下している印象でした。もちろんナポレオンヒル、カーネギー、稲盛和夫、松下幸之助などの名言大好き人間です。
この本の必要としている人間には薬かもしれませんが、興味のない人間にとっては毒、異物でしかありません。まして他人の考えを否定し著書の哲学で押し通すことはカルトに近いと思います。
著書はそもそも人間にとっての成功がある程度共通しているという前提で語られていると思います。成功とは何なのかについて、著者が考える成功がそれならば、私は成功は必要としません。
資本主義社会、競争社会を命がけで生きている人間にとって、他者よりも一歩でも抜きん出るためには、縋るべき藁なのでしょう。ある意味、そういった人達がいるからこそ、被雇用者が生まれるのかとも思ったりします。
しかしながらやはり著書については、世間が崇め過ぎているのではないかと思います。成功ばかりを追い求める人間が増えすぎるのは如何なものかと思います。成功者がいれば、敗者も存在しうる訳で。
私の社長曰く、ビジネスに生涯を捧げ、成功する事や理想を実現する事=善と考えおり、仕事を通じて理想の自分になることを日々コーチングしていただきました。一方で、理想を掲げない人間を見下している印象でした。もちろんナポレオンヒル、カーネギー、稲盛和夫、松下幸之助などの名言大好き人間です。
この本の必要としている人間には薬かもしれませんが、興味のない人間にとっては毒、異物でしかありません。まして他人の考えを否定し著書の哲学で押し通すことはカルトに近いと思います。
著書はそもそも人間にとっての成功がある程度共通しているという前提で語られていると思います。成功とは何なのかについて、著者が考える成功がそれならば、私は成功は必要としません。
資本主義社会、競争社会を命がけで生きている人間にとって、他者よりも一歩でも抜きん出るためには、縋るべき藁なのでしょう。ある意味、そういった人達がいるからこそ、被雇用者が生まれるのかとも思ったりします。
しかしながらやはり著書については、世間が崇め過ぎているのではないかと思います。成功ばかりを追い求める人間が増えすぎるのは如何なものかと思います。成功者がいれば、敗者も存在しうる訳で。