90%の人が涙した。。
おそらく90%の人が家族問題を感じていないか?あっても
100点満点でなくともギリギリ合格点、もしくは落第点でも
補習を受けて再試験すればギリギリ合格点に滑り込みセーフのような家族関係を
築けてきた人たちが90%なのかな?とも思います。
私は近親姦被害を受けた者です。しかもどうも私の場合、重度の被害という事のようです。
ましてその親はスピ系の抽象的教えを逆手にとって、生涯に渡り執拗に関係を要求してきた親でもあり、
今、認知症になってもまだ私に関係を迫る親でもあります。
頑なに自分の方が正しいと考えている愚かな親でもあります。
人生の大半を怒りまみれで過ごし、親とのかかわりを絶っていきていますが、
鏡の法則はあると思います。
スピ系の教えは大嫌いです。でも、相手が何故?という事はやはり心の回復に必要でもあり、
父を考察するうえでは避けて通れないのがスピ系でもあります。
この本に書かれている事で殆どはやってきました。
それは法則があってしてきたことではなく、自分の過去との対峙の中で必然的にそうなってしまったという事です。
それにより心は随分軽くなっても居ます。
しかし、「ゆるし」という事でいつも躓き、そのたびに、私の周りにはいつも波風が渦巻く人生になっている事の呪縛は消えません。
今回購入したのはそれを解消する為ではなく、
一般的な人がこの手の本を読んでどのような感情に見舞われるのだろう?
私とどう違うのか?
それを体験したくて。。(怖いもの見たさ)のような感覚で購入しました。。
感動はしました。。(感動する心が残っていてヨカッタ)
涙も出ました。(理想に対する憧れかもしれません。)
ただ、この処、父を許せそうと軽やかに思えていた事をブログなどに綴っていましたが、
それら軽やかな気持ちはすっかり消え、
体中に蕁麻疹が出るが如く、キモチワルクなりました。
しかし、自分の今の心の状態を知るバロメータのような本になったとは思います。
ただ、私と同じ経験者は安易に読んではいけない本なのだと思います。
だったら読むな!という事でしょうけれど先にも書いた通り、
敵(父)を知るためにはこの手の本を読んで真っ向から否定するだけのパワーも必要だったのかな?
と思い、星は2つにさせていただきます。
私のような経験者は気づく際、パターン化されたキッカケは邪魔になることがある。
自分で気づく事が出来るか否か?は感じ取るものであって、マニュアルのように書かれた8つのすてっぷは当てはまりにくい。。作者はその際、そういう時期だと書いていますが、
おそらく、一生で足りないくらい時間がかかるのが不条理極まりない家族関係の場合です。。
自ら気づこうとしない限り、気づけませんが、特に教えのような本では気づけないのです。
幸せな悩み向けの本なのでしょう。
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