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完全なる人間 [第2版]:魂のめざすもの 単行本(ソフトカバー) – 1998/9/15
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原書名: TOWARD A PSYCHOLOGY OF BEING Second Edition
【目次】
第一部 心理学的領域の拡大
1 緒言 健康の心理学へ
2 心理学が実存主義者から学び得るもの
第二部 成長と動機
3 欠乏動機と成長動機
4 防衛と成長
5 知ろうとする欲求と知ることのおそれ
第三部 成長と認識
6 至高経験における生命の認識
7 激しい同一性の経験としての至高経験
8 B認識の危険性
9 概括されることに対する抵抗
第四部 創造性
10 自己実現する人における創造性
第五部 価値
11 心理学のデータと人間の価値
12 価値、成長、健康
13 環境を超えるものとしての健康
第六部 今後の課題
14 成長と自己実現の心理学に関する基本的命題
- 本の長さ342ページ
- 言語日本語
- 出版社誠信書房
- 発売日1998/9/15
- ISBN-104414304105
- ISBN-13978-4414304107
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ロジャーズ選集 上 カウンセラーなら一度は読んでおきたい厳選33論文カール・ロジャーズ(1902-1987)はアメリカ史上最も影響力のあるサイコロジストであり、ことに「クライエント中心療法」の提唱者として有名である。本書は、そのロジャーズの60年あまりの長いキャリアから多様で深みのある業績を一望するに最適の書といえよう。個人的成長、教育、科学、哲学といった専門的な論文から私生活におけるエッセイまで未邦訳のものも含め33著作を紹介する。 |
ロジャーズ選集 下 カウンセラーなら一度は読んでおきたい厳選33論文カール・ロジャーズ(1902-1987)はアメリカ史上最も影響力のあるサイコロジストであり、ことに「クライエント中心療法」の提唱者として有名である。本書は、そのロジャーズの60年あまりの長いキャリアから多様で深みのある業績を一望するに最適の書といえよう。個人的成長、教育、科学、哲学といった専門的な論文から私生活におけるエッセイまで未邦訳のものも含め33著作を紹介する。 |
カール・ロジャーズ 静かなる革命ロジャーズが、自らの人生をインタビュー形式で語る自伝。注釈・文献も充実しており、単なる伝記を超えた研究書となっている。 |
愛することを選ぶ 自分を解放していくセルフ・ガイド私たちが自身や他者のありのままを受け入れ、かつ率直で自由な愛を手に入れるための実践的な手引書。北スコットランドのフィンドホーンでのワークショップがそのまま活かされており、独自でできるエクササイズも紹介されている。 |
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ロジャーズ選集 上 カウンセラーなら一度は読んでおきたい厳選33論文 | ロジャーズ選集 下 カウンセラーなら一度は読んでおきたい厳選33論文 | カール・ロジャーズ 静かなる革命 | 愛することを選ぶ 自分を解放していくセルフ・ガイド | |
著者 | C.R.ロジャーズ 著 H.カーシェンバウム 編 V.L.ヘンダーソン 編 | C.R.ロジャーズ 著 H.カーシェンバウム 編 V.L.ヘンダーソン 編 | C.R.ロジャーズ 著 D.E.ラッセル 著 | E.キャディ 著 D.E.プラッツ 著 |
訳 | 伊東 博 監訳 村山正治 監訳 | 伊東 博 監訳 村山正治 監訳 | 畠瀬直子 訳 | 国谷誠朗 訳 平松園枝 訳 |
内容紹介 | カール・ロジャーズ(1902-1987)はアメリカ史上最も影響力のあるサイコロジストであり、ことに「クライエント中心療法」の提唱者として有名である。本書は、そのロジャーズの60年あまりの長いキャリアから多様で深みのある業績を一望するに最適の書といえよう。個人的成長、教育、科学、哲学といった専門的な論文から私生活におけるエッセイまで未邦訳のものも含め33著作を紹介する。 | カール・ロジャーズ(1902-1987)はアメリカ史上最も影響力のあるサイコロジストであり、ことに「クライエント中心療法」の提唱者として有名である。本書は、そのロジャーズの60年あまりの長いキャリアから多様で深みのある業績を一望するに最適の書といえよう。個人的成長、教育、科学、哲学といった専門的な論文から私生活におけるエッセイまで未邦訳のものも含め33著作を紹介する。 | 逝去の直前まで行なわれたインタビューによって編まれたロジャーズのすべてを凝縮した待望の一冊。自らの軌跡を語る第Ⅰ部、そして、構築した理論や技法を振り返る第Ⅱ部。充実した注釈や文献も収載し、同時代のアメリカ心理学界の第一級の史料ともいえる内容となっている。 | 私たちが自身や他者のありのままを受け入れ、かつ率直で自由な愛を手に入れるための実践的な手引書。北スコットランドのフィンドホーンでのワークショップがそのまま活かされており、独自でできるエクササイズも紹介されている。 |
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者について
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登録情報
- 出版社 : 誠信書房; 第2版 (1998/9/15)
- 発売日 : 1998/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 342ページ
- ISBN-10 : 4414304105
- ISBN-13 : 978-4414304107
- Amazon 売れ筋ランキング: - 18,481位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
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「あなたの生涯のうちで、最も素晴らしい経験について考えてほしいのです」――これは、マズローの『完全なる人間』(アブラハム・マズロー著、上田吉一訳、誠信書房)の一節である。
「おそらく、恋愛に浸っている間や、音楽を聴いていながら、あるいは書物や絵画によって突然『感動』を受けたり、偉大な創造の場合に経験する最も幸福であった瞬間、恍惚感の瞬間、有頂天の瞬間について考えてほしいのです」と続く。
この至高体験(peak experience)が我々を自己実現に導くというのである。
しかし、マズローの理論はこれで留まってはいなかった。マズローはこの本で「至高体験(peak-experience)」という概念を提唱している。「至高体験」とは「最も幸福で感動的な瞬間」のことであり、これを経験することによって、人は自己実現を瞬間的に達成し、性格的変化をももたらし、究極的には既存の自己を超越し新たな自己をもたらすという。すなわち、段階説の到達点である自己実現を超越するのである。
マズローが人間性心理学(Humanistic Psychology)を創始したと言われるのは、人間の持つ自己実現、更には自己超越に向かう力を信じたところあると思う。最近の「感動」や「癒し」の原点という感じがする。
人間は欠乏動機で動くだけでなく、成長動機で内面にはあるのです。
欠乏動機が強くで欠乏動機で動くひとは、人に頼る傾向が強いこと、成長動機の人は問題に向かうとき瞑想的な方法で内面に向かうことが指摘されています。これはとても思いあたる点があることです。
本書の中心となるテーマの至高体験、その体験の中で自己実現、洋の東西をとわず、人が到達すべきところがどこなのか、そのヒントがこの本にあります。
自己実現に到達した人はアリストテレス的二元性が希薄になり、全体性で人間をとらえるようになるというマズローの観察は、とても興味深いものがあります。また愛についての考察で、無償の愛が自己実現に深く関わっていて、これがなければ自己実現できないかもしれないほどのものであるということ、無償の愛を与えようとする性質が発達するに従いあらわれ、これは人間が本質としてもつ本性であるということなど、とても興味深いものがあります。
特に前半の、自分の要求に素直にならないと起こる病理についての記述は、「未病」問題やうつ的思考の充満した現代日本人の暗くうらみがましい精神構造の発端を開設されているかのような感覚になります。
親や学校が厳しかった人には特に読んでほしい。
「やりたいこと」ができなかった月日の反逆が今のうっ憤につながっていることもある、という考え方に深く感動しました。
最近「やりたいことを持つな」という「頑張らない思想」がはやってますけど、それはうつ病問題に便乗したお金儲けであるだけだと思うし、今までのそういった自己啓発本の反対を言えばなんか新しい思想だと思われるんじゃね?というコスイ考えが透けて見えて、私はあまり感心しません。
この理論じたいかなり昔に確立されているようですが、ここで問題視されている事柄に、今になって日本人は直面していると感じ、時代の流れに取り残されている「情報鎖国」としてのガラパゴス感を改めて認識させられて、怖くなりました。
何はともあれ良訳だし、良書です。
マズローの後発展してきた、トランスパーソナル心理学・健康心理学・ポジティブ心理学の主な文献と比較しても、ここまで大胆な仮説を体系的・包括的・科学的に記述しているものは見当たらないように思われる。その意味で達成度の高い文献であると評価できる。
半世紀も前に、彼はすでに現代のトランスパーソナル・ポジティブ心理学の発展を予想・期待し、示唆を含む記述をはっきり示していたのである。すなわち「人間の欲求や利害よりもむしろ宇宙に中心を置き、人間性、アイデンティティ、自己実現などを超えてゆこうとする」「見失ってしまった人生哲学、宗教に変わりえるもの、価値体系、人生計画に発展を約束するもの」(序p2)としての新しい心理学である。
1960年代の時点ではこのような表明自体が画期的なことであったと評価されるが、実証研究によるデータの蓄積がないため、説得力に欠ける点がある。至高体験の記述は客観的になろうとするあまり、具体性が抜け落ちていることが否めない。洗練されてきたナラティブな方法論を駆使してデータ記述を行えれば、さらに説得力のあるものになったであろう。
私は、幸福研究をテーマとするポジティブ心理学者とトランスパーソナル心理学者に対し、自らの研究の位置づけを確認するために本著書の再読を推薦する。科学的データ収集に厳密になりすぎて失われがちな深みと、観念的になりすぎて実証性に欠ける面と、この双方の限界を明確に意識しつつ、最善を尽くして記述された良書であると判断するからである。