著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハーバック,チャド
小説家、編集者。ハーバード大学卒業後、ヴァージニア大学大学院創作科を修了。九年の歳月をかけて完成させた本書は、著者のデビュー作であり、2011年に発表されるやいなや、有力紙誌や読者より熱狂的な支持を受け、「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーに半年にわたりランクインした。同年の「ニューヨーク・タイムズ」およびAmazon.comの年間ベストブックに選出された他、ガーディアン賞、国際IMPACダブリン文学賞にもノミネートされた
土屋/政雄
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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内容(「BOOK」データベースより)
ウェスティッシュ大学野球部の捕手マイク・シュウォーツは、痩せっぽちの高校生ヘンリーの守備練習に見とれていた。ますます強くなるコーチのノックを、この小柄な遊撃手は優美なグラブさばきで楽々と捕え、矢のような球を次々と一塁に送る。その一連の動きはまさに芸術品だった。「来年はどこの大学でプレーするんだ」と聞いた。「大学へは行かない」シュウォーツはにやりとした。「さて、そうかな」シュウォーツはようやく見つけたのだ。みずからの弱小チーム立て直しの切り札を―アメリカ文学界の新星が贈る、野球への愛にあふれる傑作小説。
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