落ちこぼれの少年が捕鯨船の乗組員となって宇宙に旅立つ……というお話。
『北斗の拳』ほどではないが地球温暖化と核戦争により荒廃した地球と、異星人アンデローブ人の存在が、独特のバイオレンスな世界観を醸し出していますが、肝心のストーリーの部分はいささか尻切れトンボ気味です。
主人公が独りよがりな自己中心的な性格なので、いまいち感情移入できないし、話の方も宇宙に出るところまでは楽しめたけど、それ以降は緩急の差があまり感じられないダラダラとした展開で、後半はちょっと読んでて辛かったです。
あと、これは個人的な意見ですが、作者の方はオビの『著者のことば』に「この本が面白くないわけがないと思って小説を完成されている」と仰っていましたが、それがどうも傲慢に聞こえて、第一印象を悪くしました。あまりそういうことは公言して貰いたくありませんね。
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