学級崩壊立て直し請負人: 大人と子どもで取り組む「言葉」教育革命 (日本語) 単行本 – 2013/6/28
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本の長さ189ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2013/6/28
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ISBN-104103343613
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ISBN-13978-4103343615
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
北九州の地で、荒れた学級を次々と再建。講演や勉強会にも引っ張りだこの“日本一忙しい小学校教師”の実像に、26年前の教え子が迫った。「ほめ言葉のシャワー」「成長ノート」等、独自のコミュニケーション教育法から、ご両親への子育て提言まで。いじめも学級崩壊も駆逐する、教育現場の“戦い”の最前線からの声―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
菊池/省三
1959年愛媛県生まれ。山口大学教育学部卒業。現在は、福岡県北九州市立小倉中央小学校勤務。独自の「コミュニケーション教育」メソッドで、学級崩壊したクラスを次々と立て直してきた。毎週、全国から教師が集う研究サークル「菊池道場」主宰
吉崎/エイジーニョ
1974年生まれ。本名・吉崎英治。北九州市の出身で、小学校6年生の時の担任が菊池先生だった。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)朝鮮語科卒業。ライターとして「Number」「週刊サッカーマガジン」「週刊プレイボーイ」などに執筆。韓国語での取材活動も数多く行っている。翻訳書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1959年愛媛県生まれ。山口大学教育学部卒業。現在は、福岡県北九州市立小倉中央小学校勤務。独自の「コミュニケーション教育」メソッドで、学級崩壊したクラスを次々と立て直してきた。毎週、全国から教師が集う研究サークル「菊池道場」主宰
吉崎/エイジーニョ
1974年生まれ。本名・吉崎英治。北九州市の出身で、小学校6年生の時の担任が菊池先生だった。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)朝鮮語科卒業。ライターとして「Number」「週刊サッカーマガジン」「週刊プレイボーイ」などに執筆。韓国語での取材活動も数多く行っている。翻訳書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/6/28)
- 発売日 : 2013/6/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 189ページ
- ISBN-10 : 4103343613
- ISBN-13 : 978-4103343615
- Amazon 売れ筋ランキング: - 590,591位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2013年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い本ですが、少し理論の記載が多いように感じます。学級崩壊したクラスの実態と、それに対する実践、結果という具体的事例よりも、学級崩壊という現象に対する理論が主になっています。より具体的事例を中心に記載された「ことばのシャワー」の奇跡と比べたとき、そう感じました。
ベスト500レビュアー
本書は、福岡県北九州市の公立小学校教諭として30年以上のご経験を
お持ちの著者が、ご自身の教育哲学や教育理念や教育実践をまとめ、
飾り気なく、自然体で提示したものである。
言葉を重視しながらクラスをまとめていく著者の教育哲学は、教員生
活9年目で経験した児童たちの教室での自己紹介の様子に端を発して
いるという。人前でうまく自分を表現できない、自分を安心して表現
できるほど子ども同士での人間関係が構築されていない、自己表現を
する訓練や経験が少ない、ゆえに自分にも自信がない…。こういった
問題に直面し、教育手法を考える契機になったという。
著者は、こういった現状に対して、児童の良いところを次々とほめる
ことで、自信と安心を与える「ほめ言葉のシャワー」、自分の成長を
書くことで意識化させ、自分と向き合わせる「成長ノート」、自己表
現能力をきたえる「ディベート」。長年の教職経験の中で作り上げて
きたこういった教育手法については、NHKのテレビ番組「プロフェッ
ショナル」でも特集されたことから、すでにご存知の方も多いかも
しれない。
また、現在は、メールやインターネットへの依存などから、中高生の
コミュニケーション能力の低下が大きな教育問題の一つになっている
ことを考えると、こういった言葉を重視した教育への先見性にも敬意
を感じる。
筆致は非常にカジュアルなものであり、まえがきでも書かれていた
ように、教育現場の様子を、美化せずにありのまま伝えたいという
著者の信念が伝わってくる本である。
なお、本書の構成は、著者の20年以上前の教え子が担当しており、
最後の第5章は2人の対談になっている。
お持ちの著者が、ご自身の教育哲学や教育理念や教育実践をまとめ、
飾り気なく、自然体で提示したものである。
言葉を重視しながらクラスをまとめていく著者の教育哲学は、教員生
活9年目で経験した児童たちの教室での自己紹介の様子に端を発して
いるという。人前でうまく自分を表現できない、自分を安心して表現
できるほど子ども同士での人間関係が構築されていない、自己表現を
する訓練や経験が少ない、ゆえに自分にも自信がない…。こういった
問題に直面し、教育手法を考える契機になったという。
著者は、こういった現状に対して、児童の良いところを次々とほめる
ことで、自信と安心を与える「ほめ言葉のシャワー」、自分の成長を
書くことで意識化させ、自分と向き合わせる「成長ノート」、自己表
現能力をきたえる「ディベート」。長年の教職経験の中で作り上げて
きたこういった教育手法については、NHKのテレビ番組「プロフェッ
ショナル」でも特集されたことから、すでにご存知の方も多いかも
しれない。
また、現在は、メールやインターネットへの依存などから、中高生の
コミュニケーション能力の低下が大きな教育問題の一つになっている
ことを考えると、こういった言葉を重視した教育への先見性にも敬意
を感じる。
筆致は非常にカジュアルなものであり、まえがきでも書かれていた
ように、教育現場の様子を、美化せずにありのまま伝えたいという
著者の信念が伝わってくる本である。
なお、本書の構成は、著者の20年以上前の教え子が担当しており、
最後の第5章は2人の対談になっている。
ベスト500レビュアーVINEメンバー
この本の著者は、北九州の小学校で長く学級崩壊の教室を立て直してきた先生です。
私はこれまで知りませんでしたが、NHKの番組「プロフェッショナル」や民放のニュース番組で取り上げられている有名な人のようです。
本書を読み始めたとき、私は「ほめ言葉のシャワー」などの言葉が出てくることから、「コーチングの手法を取り入れた教育方法かな?」と思い、「それなら、けっこうありふれた手法」と思っていましたが、読み進めるうちに、「なるほど!」と思わせる部分がとても多く、「(学校とは関係のない)自分の職場運営のヒントになる」と思いました。
それは単なる小手先の技法ではなく、一本筋の通った著者の人生観が感じられるからです。
たとえば、昨今は軽視されがちな「してはいけないことは、してはならない」という理屈以前の姿勢を、著者は重視しています。単に、「その子の個性にまかせて放任すればよい」というような安易な風潮に流されず、子どもを成長させて社会性を持たせようとする、一本筋の通った姿勢があります。
また、定年まであと6年となった著者ですが、これまでの自分に安住せず、今でも日々の生活の中で新しいものを吸収しようとしている姿勢は尊敬に値すると思います。
約190ページの短い本ですが、けっこう内容は深いものがあるように思います。一読の価値のある本と思います。
私はこれまで知りませんでしたが、NHKの番組「プロフェッショナル」や民放のニュース番組で取り上げられている有名な人のようです。
本書を読み始めたとき、私は「ほめ言葉のシャワー」などの言葉が出てくることから、「コーチングの手法を取り入れた教育方法かな?」と思い、「それなら、けっこうありふれた手法」と思っていましたが、読み進めるうちに、「なるほど!」と思わせる部分がとても多く、「(学校とは関係のない)自分の職場運営のヒントになる」と思いました。
それは単なる小手先の技法ではなく、一本筋の通った著者の人生観が感じられるからです。
たとえば、昨今は軽視されがちな「してはいけないことは、してはならない」という理屈以前の姿勢を、著者は重視しています。単に、「その子の個性にまかせて放任すればよい」というような安易な風潮に流されず、子どもを成長させて社会性を持たせようとする、一本筋の通った姿勢があります。
また、定年まであと6年となった著者ですが、これまでの自分に安住せず、今でも日々の生活の中で新しいものを吸収しようとしている姿勢は尊敬に値すると思います。
約190ページの短い本ですが、けっこう内容は深いものがあるように思います。一読の価値のある本と思います。
2014年8月14日に日本でレビュー済み
著者の完全なる著作物ではなく、構成の吉崎某が、インタビューしたものを構成した、という形式。
思っていたのと違っていた。
著者の実践自体はよいが、音声文字起こしのためか、文章がやや冗長でわかり辛い。
実践の具体的な内容、方法論、メソッドなどを紹介しているというより、その背景を語っているという印象。
繰り返すが、実践自体はよいと思う。
ただ、その中で「体罰容認」的な内容があったのはいただけない。
「私は学校での体罰を容認しない。法的にも禁止されている。だからといってこれまでの良さをすべて否定する流れは本当に惜しいと思います」
といいつつ、
「家庭に限っては体罰という選択肢もあり得るのではないか」
とかいう。
虐待とかイデオロギー的に曲がった体罰容認論の事ではない、と解説しているが…
家庭だろうが学校だろうが地域だろうが、子どもに対する暴力は許されない(もちろん怪我や命の危険がある緊急回避行動の場合は別として…まぁこれは「罰」ではないのだが。)し、暴力が子どもに与える影響は基本的にマイナスしかない。
体罰を容認しないといいつつ、巻末の対談では、若いころの話とはいえ、構成の吉崎何がしが「自分は先生に殴られた」的なことを書いている。
体罰をちらっとでも「あってもいい」などとする考えがあるから、体罰事件が起こってしまうのだと分からないのだろうか?
しかも著者のような、社会的影響力のある人間が、「公の」出版物に載せていいことではない。
(著者は「公」の観念を子どもに教えるのが大事、と言っているのだが…その話の流れでの「体罰」)
いじめに対して「コミュニケーション≒言葉の力」で立ち向かっていけ、という著者の「言葉の教育」を、自分で真っ向から否定しているのに気付かないのだろうか?
また、自分は子育てに失敗していると言いながら、どの口で「ご家庭でも実践を! 菊池メソッド」などという事が語れるのだろうか?
人格と仕事は分けて考えるべきである。
であるからこそ、実践はよい、と繰り返し書いた。
「ほめ言葉のシャワー」「成長ノート」「ディベート教育」「MFCの使い分け」など、教育現場で取り入れ、実際によい効果が上がりそうな実践である。(「成長ノート」は、教師の自己犠牲的な仕事なしにはできない気がするが)
ただ、この著者自身はもう少し、自分が「言葉の教育」というものを掲げて戦っているのだという事を考えた方がよいと思う。
もしかしたら、それは著者の他の著作では語っていないのかもしれないが、だからこそうっかり語ってしまった「インタビュー文字起こし」というやり方は、この著者には合っていなかったのではないだろうか。
思っていたのと違っていた。
著者の実践自体はよいが、音声文字起こしのためか、文章がやや冗長でわかり辛い。
実践の具体的な内容、方法論、メソッドなどを紹介しているというより、その背景を語っているという印象。
繰り返すが、実践自体はよいと思う。
ただ、その中で「体罰容認」的な内容があったのはいただけない。
「私は学校での体罰を容認しない。法的にも禁止されている。だからといってこれまでの良さをすべて否定する流れは本当に惜しいと思います」
といいつつ、
「家庭に限っては体罰という選択肢もあり得るのではないか」
とかいう。
虐待とかイデオロギー的に曲がった体罰容認論の事ではない、と解説しているが…
家庭だろうが学校だろうが地域だろうが、子どもに対する暴力は許されない(もちろん怪我や命の危険がある緊急回避行動の場合は別として…まぁこれは「罰」ではないのだが。)し、暴力が子どもに与える影響は基本的にマイナスしかない。
体罰を容認しないといいつつ、巻末の対談では、若いころの話とはいえ、構成の吉崎何がしが「自分は先生に殴られた」的なことを書いている。
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しかも著者のような、社会的影響力のある人間が、「公の」出版物に載せていいことではない。
(著者は「公」の観念を子どもに教えるのが大事、と言っているのだが…その話の流れでの「体罰」)
いじめに対して「コミュニケーション≒言葉の力」で立ち向かっていけ、という著者の「言葉の教育」を、自分で真っ向から否定しているのに気付かないのだろうか?
また、自分は子育てに失敗していると言いながら、どの口で「ご家庭でも実践を! 菊池メソッド」などという事が語れるのだろうか?
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であるからこそ、実践はよい、と繰り返し書いた。
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もしかしたら、それは著者の他の著作では語っていないのかもしれないが、だからこそうっかり語ってしまった「インタビュー文字起こし」というやり方は、この著者には合っていなかったのではないだろうか。
2013年7月24日に日本でレビュー済み
小学校の教師です。
教育に関して様々な本が書店に並んでいますが、最も的確に現在の教育の置かれている状況を述べているのはないかと思います。
教員生活の長い菊池教諭は、学級崩壊したクラスを長年担当し、立て直してきた。
「教室は社会の縮図である」ということから、今の子どもたちを通して、私たちの社会へ警鐘を鳴らしているようにも感じる。
現場で戦ってきた教師の言葉には重たいものがある。教育について興味のある人は、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
教育に関して様々な本が書店に並んでいますが、最も的確に現在の教育の置かれている状況を述べているのはないかと思います。
教員生活の長い菊池教諭は、学級崩壊したクラスを長年担当し、立て直してきた。
「教室は社会の縮図である」ということから、今の子どもたちを通して、私たちの社会へ警鐘を鳴らしているようにも感じる。
現場で戦ってきた教師の言葉には重たいものがある。教育について興味のある人は、ぜひ読んでいただきたい一冊です。