教員生活32年(2014/3末現在)。男。
地元の国立の教員養成大学の美術科を卒業。
「小」「中」「高」の教員免許あり。
32年間中学校経験のみ。
10年ほど前(「荒れた学年の生徒指導主事件担任をした」)から「不眠症」になり、まず学校医(内科)へ。
ハルシオン2錠と抗うつ剤を処方される。
養護教諭と親しく養護教諭が「何か」を感じ取ってくれて「スクールカウンセラー(女性、ご主人は精神科医)」に。
スクールカウンセラーに開口一番「死にたいと思ってませんか」……。
学校現場は、完全に疲弊しています。
先生は「授業」をやるだけではありません。
朝、1時間の朝部活動。夏場は午後6時までの部活動。学年会議をやるのはその後。授業の準備もその後(2013長野県では県をあげて朝部活中止の方向が報道されました。自分の県では?)。
土・日は部活動で半日。試合なら1日拘束。
月間の「サービス残業」は100時間超でも珍しくはありません。
「指導日案」「給食実施簿」「出席簿」「学年会計」「指導要録」「調査書・推薦書」……
それが「平和な学校」ならまだしも我慢できます。中学なら「空き時間」もあります。
「非行」「校内暴力」「いじめ」「モンスターペアレント」「外国籍で日本語の話せない親・子」「ADHD」「給食のタダ食い」「学年費未納」……。
「教育困難校」では、今流行の「ブラック企業」を完全に上回る凄さです。
自分は、3年前「教育困難校」に転勤し、1年目から「中3の学年主任」をし「不眠症」が悪化。
「内科」ではよくならず、勤務先の指定する「産業医」へ。
「産業医」では「うちでは診察できません」とサジを投げられ、紹介で「心療内科」へ。
その結果、2学期の終わりで燃え尽き「ドクターストップ」で休職へ。
診断書は見てない(封がしてある)が多分「うつ病」か「うつ状態」に。
ちょうどこの12月末(2013)で2年になります。
大学の同級生で女性が一人30代で自死しました(職場に問題があったのか家庭に問題があったのかは知らない)
8人ぐらいの中の良い男性のグループでは3人が、心療内科・精神科の経験者です。
自分は、「自立支援」の制度で月1万程度だった心療内科の診察費は無料に(経験者の友達に申請について教えてもらいました)。
まだ、給料の80%は来年の3月までは出ます。
その後は傷病手当が1年半出ますが……。
「54歳・ある教員の選択」が近い将来、待っています。
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