今更ながらですが、読了しました。
成功するには本人の努力も大切ですが、何よりも大切なのは正しい方向に導いてくれる導師であると思いました。
人生に「たら・れば」はありませんが、
・もしあのときに塾に行かなければ
・もしほかの講師が担当していたら
ビリギャルの今はあり得なかったでしょう。
もっとも「合格コーヒー」を買わなければ、文学部に合格できたはずですが(笑)
また坪田氏の
・まずは本人の良いところに目を向ける
・リフレーミングで「事実」を良い方向に導くこと
・大きな目標に対して、小さなステップを整え、成功体験で加速させる
など心理学面でのアプローチは、学習塾のみならず広く一般社会で利用できる重要なメソッドだと思います。
さらに実母の「世間の常識にとらわれず、我が子の幸せを第一に行動した」さながら
「モンスターペアレンツのような行動」は南海キャンディーズの山里さんの母親と重なるところがあり、
子供に対するスタンスを考えさせられました。
ビリギャルの場合は「幸い全てが上手く行って、最高の結果を手に入れられた」一例ですが
本書にて登場する他の生徒のように、多くの人間は坪田氏のような導師を得られずに
ありきたりな人生を歩んでいる事実があります。
「人生の導師」とめぐり合い、正しい方向性にて努力することの大切さを学びました。
3時間程度で読了でき、成功する楽しさを教えてくれる本書に星5つ。
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