子育てしているとどうしてもその場その場で予想もつかないことが起こります。だから、ついしつけようとしてしまいます。親としてどういう姿勢でいればいいか、ということが全体を通して書いてあり、自分が忘れていたいくつかの大切なことを思い出すことができました。
特に現在の教育制度そのものへの疑問は私もなんとなく感じていましたが、未就学児の子どもをもつ親としては聞いておいてよかったことが書かれていました。目の前の問題だけでなく、子どもたちが大人になったときにどう生きていってほしいか?ということを考えさせられました。
この本は、今すぐの対処法だけを知りたい方や、とにかくお勉強ができる子を育てる方法を知りたい人向きではないと思います。
自分の力でものが考えられるようになったり、感性が豊かな子に育ってほしい、言われたことだけでなく自発的に動ける子に育ってほしい、と思うお母さま、お父様向けだと思います。ご参考までに。
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