本屋で偶々、手にとったこの本が私の世界を変えてくれました。
両親が障害持ちです。まじめで優しい二人ですが、一般的な常識や社会通念を持ち合わせないため、ほんの幼少期から精神的な拠り所がないまま大人になりました。
努力して成績も見た目も磨いてきましたが、どうにも世間から浮いている、自分を大切にできない、どこにも居場所がない、他人に興味が持てない等、漠然とした不安を抱えながら生きてきました。読んだ自己啓発本も数百冊はあると思います。
最初から解決できない問題はそもそも問題とにならない、そのとおりです。
普通に生きることは無理だったという自己受容、もう焦らない、努力しない、頑張らない。
この自分で行くしかない。
「偽物の私」・・・平気なつもりでみんなと一緒に生きている気になっていた。自分の気持ちがない苦しみ。
核心をつかれ、涙がとまりませんでした。
嬉しいです。幸せです。ようやく自由になりました。
これで自然に気楽に生きていけます。ありがとうございます。
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子は親を救うために「心の病」になる 単行本 – 2010/3/10
- 本の長さ237ページ
- 出版社筑摩書房
- 発売日2010/3/10
- ISBN-104480842926
- ISBN-13978-4480842923
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
親のために、引きこもった男の子。摂食障害になった女の子。善悪が逆転した感覚を持ち、「虐待の連鎖」に悩む子育てママ。親とのつながりを持てずに育った女性の、「異邦人」のような存在感の希薄さ…。様々な症例を基に解明される、親子という「生きづらさ」の原点と、その解決。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋/和巳
精神科医。医学博士。1953年生まれ。慶應義塾大学文学部を中退、福島県立医科大学を卒業後、東京医科歯科大学神経精神科に入局。大学では、大脳生理学・脳機能マッピングの研究を行った。長く都立松沢病院に勤めて精神科一般の診療の他、精神科救急やアルコール専門外来、家庭内暴力・拒食症・引きこもり等の家庭内問題に関わってきた。同病院精神科医長を退職後は都内でクリニックを開業し、診療を続けている。またカウンセラーの教育にも熱心で、スーパーヴィジョンを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
精神科医。医学博士。1953年生まれ。慶應義塾大学文学部を中退、福島県立医科大学を卒業後、東京医科歯科大学神経精神科に入局。大学では、大脳生理学・脳機能マッピングの研究を行った。長く都立松沢病院に勤めて精神科一般の診療の他、精神科救急やアルコール専門外来、家庭内暴力・拒食症・引きこもり等の家庭内問題に関わってきた。同病院精神科医長を退職後は都内でクリニックを開業し、診療を続けている。またカウンセラーの教育にも熱心で、スーパーヴィジョンを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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2018年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々出版されている毒親本を読み漁っていますが、個人的には内容が薄っぺらく感じました。
カウンセリングした母親はともかく、その夫は何してるの?って感じの章もあり、この精神科医はカウンセリングに来た母親に実は求め過ぎじゃないの?とさえも思う箇所もありました。このご家庭、肝心の夫は?子どもにとっては母親だけが良くなればメデタシではないわけで、夫への協力は得られたのかこの先生は母親され良くなればとりあえずヨシとする思考で夫は蚊帳の外なのかなぁ、と読んでいてモヤモヤしました。
私ならこの先生は話し相手にはなるでしょうけど、カウンセリングはお願いしない。
カウンセリングした母親はともかく、その夫は何してるの?って感じの章もあり、この精神科医はカウンセリングに来た母親に実は求め過ぎじゃないの?とさえも思う箇所もありました。このご家庭、肝心の夫は?子どもにとっては母親だけが良くなればメデタシではないわけで、夫への協力は得られたのかこの先生は母親され良くなればとりあえずヨシとする思考で夫は蚊帳の外なのかなぁ、と読んでいてモヤモヤしました。
私ならこの先生は話し相手にはなるでしょうけど、カウンセリングはお願いしない。
2018年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病気と診断されなくても、悩んでいる子供は多いと思います。
図書室にそっと置いておけば、救われる子供が多いのではと思いました。
親がなぜそういうことをするのか、子供はわからないからです。
わからないから、でも納得できる理由がほしいから、最終的に子供は「自分が悪い子だから」と思ってしまうのではないでしょうか。
「あなたは悪くないんだよ。そしてそういうことをする親には理由があるんだよ」と子供に伝えるためにも、この本がそういう境遇にあっている子供に読まれることを切に願います。
図書室にそっと置いておけば、救われる子供が多いのではと思いました。
親がなぜそういうことをするのか、子供はわからないからです。
わからないから、でも納得できる理由がほしいから、最終的に子供は「自分が悪い子だから」と思ってしまうのではないでしょうか。
「あなたは悪くないんだよ。そしてそういうことをする親には理由があるんだよ」と子供に伝えるためにも、この本がそういう境遇にあっている子供に読まれることを切に願います。
2021年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一章と第二章は、ピンとこなかった。登場する親はやけに理解が良く謙虚だし、登場する子供は少し忍耐力が足りなくてわがままなように思えた。14歳で親に暴力をふるう男児など人間のクズだし、救う必要などないと思った。
でも第三章を読んで、自分のこの感覚は一般と逆なのだと気づいた。我慢=善 我慢しないこと=悪だという意識することもなかった当たり前の自分の前提が、善悪の逆転だと書いてあって衝撃をうけた。
私は第三章のナナちゃんのように暴力と罵倒を慢性的にうけて育ったが、そんな悪影響があったことに自分でも気がつかなかった。他人がわがままというより、自分が忍耐しすぎだったのだと思った。我慢できない人に対して猛烈に腹が立つのは、ナナちゃんを虐待しているお母さんと同じ心の傷なんだと思った。私は猛烈に我慢しないと生き延びられなかったから、そうじゃない子供時代を享受して、傲慢にもそれが当たり前だと勘違いしている幸運な人に嫉妬してしまう。
第四章も、飲み会のくだりなど良くわかった。普通に育ってないから、浮いててもいいんだと思って楽になった。表面上普通の人のふりをしながら、浮かないように緊張し続けてきたので、涙がでた。自分の努力が足りないんじゃなかったんだ。
モラハラカウンセラーJoeさんの「はんぶんにんげん」の概念と近いかなと思ったし、しっくりくる。自分の人生なんだったんだという怒りから解放されて諦めて穏やかになりたい。
宇宙期の話もピンときた。
だからもう逃げていいかな。人間をこの世に送り出す場所に帰ってリセットして、次は普通の子供時代を当たり前に過ごせる人生に生まれ変わりたい。普通の安心感は、この人生では絶対手に入らないとわかったから。
でも第三章を読んで、自分のこの感覚は一般と逆なのだと気づいた。我慢=善 我慢しないこと=悪だという意識することもなかった当たり前の自分の前提が、善悪の逆転だと書いてあって衝撃をうけた。
私は第三章のナナちゃんのように暴力と罵倒を慢性的にうけて育ったが、そんな悪影響があったことに自分でも気がつかなかった。他人がわがままというより、自分が忍耐しすぎだったのだと思った。我慢できない人に対して猛烈に腹が立つのは、ナナちゃんを虐待しているお母さんと同じ心の傷なんだと思った。私は猛烈に我慢しないと生き延びられなかったから、そうじゃない子供時代を享受して、傲慢にもそれが当たり前だと勘違いしている幸運な人に嫉妬してしまう。
第四章も、飲み会のくだりなど良くわかった。普通に育ってないから、浮いててもいいんだと思って楽になった。表面上普通の人のふりをしながら、浮かないように緊張し続けてきたので、涙がでた。自分の努力が足りないんじゃなかったんだ。
モラハラカウンセラーJoeさんの「はんぶんにんげん」の概念と近いかなと思ったし、しっくりくる。自分の人生なんだったんだという怒りから解放されて諦めて穏やかになりたい。
宇宙期の話もピンときた。
だからもう逃げていいかな。人間をこの世に送り出す場所に帰ってリセットして、次は普通の子供時代を当たり前に過ごせる人生に生まれ変わりたい。普通の安心感は、この人生では絶対手に入らないとわかったから。
2020年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カウンセリングは悩みを解決する作業ではない、自分を確認する作業である。自分の話をする。自分の心を聞いてもらって、その時の自分を確認する。話の内容は、辛いことであってもいい、楽しいことであってもいい、ひどいことであってもいい、あるいは、実現しそうにない夢や「妄想」であってもいい。しかし、語ることが、話し手の存在感を確かなものにする。そうして、話の内容が、どんなことであっても、自分を認めていく作業は心を安定させる。
自分は長年の間、カウンセリングは問題を解決する手段だと勝手に思っていました。この本で一番参考になったのは、カウンセリングとは、自分を確認する作業であり、話の内容が、どんなことでも、自分を認めていく作業は心を安定させる、という情報です。購入して読んで良かったと思いました。ありがとうございました。
自分は長年の間、カウンセリングは問題を解決する手段だと勝手に思っていました。この本で一番参考になったのは、カウンセリングとは、自分を確認する作業であり、話の内容が、どんなことでも、自分を認めていく作業は心を安定させる、という情報です。購入して読んで良かったと思いました。ありがとうございました。
2021年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親子関係には普通と普通じゃない関係があり、それが子供と親にどのように影響するか
とても考えさせられました。
親子関係が普通でなない と誰かに言って欲しかった。
自分に自信がない。我慢してきた自覚がない。子供を甘えさせられない。
父は発達障害の傾向があり、母は私を自分の姉のように扱いました。(3兄弟の長子)。
結婚し子供が生まれ、自分の子供時代を振り返ることが増えました。
両親はよい祖父母を演じてくれましたが、自分の子供時代の事を話すと
そんな昔の事・・・。のようなぽかんとした顔をしていました。
全編泣きながら読みました。この本に出会えたことに感謝しています。
自分の言葉を取り戻し、子供の言葉を聞き切ろうと思います。
とても考えさせられました。
親子関係が普通でなない と誰かに言って欲しかった。
自分に自信がない。我慢してきた自覚がない。子供を甘えさせられない。
父は発達障害の傾向があり、母は私を自分の姉のように扱いました。(3兄弟の長子)。
結婚し子供が生まれ、自分の子供時代を振り返ることが増えました。
両親はよい祖父母を演じてくれましたが、自分の子供時代の事を話すと
そんな昔の事・・・。のようなぽかんとした顔をしていました。
全編泣きながら読みました。この本に出会えたことに感謝しています。
自分の言葉を取り戻し、子供の言葉を聞き切ろうと思います。
2020年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んで良かったです。共感することが多く、泣きました。具体的な解決策は、個人によって大きく異なると思うので、特にそういったメゾットが書かれていないのも個人的に良かったです。
まさにカウンセリングのように、自助グループのように、「ただただ聞く」ように読む本です。
でもそれが何より大切なことですよね。
一人ではないこと、誰かと繋がること、話しを聞き、自分も語ること。そこに何のジャッジもしないこと。
たくさんの気づきがあり、学びになりました。
まさにカウンセリングのように、自助グループのように、「ただただ聞く」ように読む本です。
でもそれが何より大切なことですよね。
一人ではないこと、誰かと繋がること、話しを聞き、自分も語ること。そこに何のジャッジもしないこと。
たくさんの気づきがあり、学びになりました。
2018年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで、自分と同じような感覚の人に囲まれて生きてきました。親、親戚、友達、会社の人。意見交換していても楽しい会話でした。あるきっかけで新しく出会った人と、全く会話が噛み合わず、自分の中の普通が壊れました。価値観の違いとはまた異なる不思議な感覚の根源が知りたくて、色んな本を読み漁りました。家庭環境が影響しているところまでは理解出来ましたが、どれも当事者本人が気づいた時から解決に向かう事しか書かれていませんでした。私は専門家ではありません。本人が気付くまで私の精神が持ちません。高橋先生の本は第三者の立場から読んでも安心する内容でした。自分と向き合うことも出来て心が軽くなりました。感謝の一冊です。