¥2,592
通常配送無料 詳細
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料... がカートに入りました
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
裏表紙を表示 表紙を表示
サンプルを聴く 再生中... 一時停止   Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。
2点すべてのイメージを見る

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。


子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から 単行本 – 2017/4/19

5つ星のうち 4.7 19件のカスタマーレビュー

その他(2)の形式およびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
価格
新品 中古品
Kindle版
単行本
¥ 2,592
¥ 2,592 ¥ 1,898

ブックマイレージカード
click to open popover

よく一緒に購入されている商品

  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から
  • +
  • 労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱 (光文社新書)
  • +
  • THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本
総額: ¥5,098
ポイントの合計: 100pt (2%)
選択された商品をまとめて購入

Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。

  • iOSアプリのダウンロードはこちらをクリック
    Apple
  • Androidアプリのダウンロードはこちらをクリック
    Android
  • Amazonアプリストアへはこちらをクリック
    Android

無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。

kcpAppSendButton


無料で使えるAmazonオリジナルブックカバー
10種類のロゴ入りデザインから好みのデザインを印刷して取り付けよう。 詳しくはこちら。

商品の説明

メディア掲載レビューほか

英国社会の底辺 生活保護打ち切りで生まれた“未来のない"子どもたち

英国の保育所で働いていた日本人女性による英国社会の「底辺」についてのレポート。すべての人に読んで欲しいが、その余裕がない人のために、心に残った二点だけ書きとめておく。

「アンダークラス」という言葉をこの本ではじめて知った。「ゆりかごから墓場まで」の英国の社会福祉制度が生み出した「就業せずに生活保護をもらいながら生活している人々」のことである。伝統的な階級対立のさらに下に位置する「新たな階級」である。親子三代にわたって生活保護で暮らしているということになると、それはもう固有の文化、固有の生活規範を持つ、独立した社会集団と言わねばならないだろう。「『希望』というものをまったく与えられずに飯だけ与えられて飼われ」たこのクラスの人々は「金と引き換えに、それより大事なものを奪われてしまった」。自尊心を失った人々の心身がどれほど荒廃するかについては、本書に無数の症例があげられている。

生活保護など打ち切って、「アンダークラス」にも労働させろという声が当然上がってきた。保守党政権は二〇一〇年以来、福祉への支出を大幅に削減した。「生活保護受給者の締めつけを派手に行うことによって支持率を維持しようとした」のである。

事情は日本と同じだ。社会福祉先進国であった英国においてさえ、一方で社会福祉制度の受益者たちは底なしのモラルハザードを起こし、他方にそんな連中は餓死しても自己責任だと言い放つ人間が登場しているのである。

だが、保守党による福祉の停止は何の解決ももたらさなかった。事態はさらに悪化しただけだった。生活保護の受給停止の最大の被害者は受給者の子どもたちだったからである。子どもたちは、公的支援を失うことで、住むところを失い、食べるものも身にまとうものにも事欠き、絶望し荒れ狂う親たちの暴力によって心身に回復不能の傷を負った。

だから、親たちがどれほど問題を抱えていても、社会復帰の可能性が低くても、それでも子どもたちへの支援を止めるべきではないと著者は考える。

社会福祉というのは弱者自身のためというよりその子どもたちのためのものだという考え方を私はこの本に教えられた。子どもたちに親の責任を引き継がせてはならない。子どもたちにはつねに社会的上昇のチャンスを確保しておかなければならない。「子どもや若者を育てない社会はノー・フューチャー。というかスーサイダルでさえある」という言葉に私は同意の一票を投じる。

評者:内田 樹

(週刊文春 2017.07.13号 掲載)

子どもたちの階級闘争―ブロークン・ブリテンの無料託児所から

英国・ブライトンに20年以上住む著者が、保育士として関わった、「全国最悪の水準」にある託児所での見聞録。

最下層の子どもたちに未来をと一人の女性がつくった託児所で、かつては白人の最下層とインテリ・ヒッピー、それに移民の親子が共生していた。しかし生活保護や失業保険がカットされ、英国人の利用者が激減したのち、とうとう託児所さえもが姿を消す。未来に希望を持てる移民の子どもたちのほうが、英国人最下層の子どもたちよりも幸福に見える皮肉と、貧困の広がり。勤勉で上昇志向の強い移民の母親のスパルタ式育児が、「野蛮な文化圏の人々の児童虐待」とみなされる危険性。子どもがきれいな金色に塗った、「マミイが流しに捨てたビールの色」あるいは「おしっこ」の絵。軽妙な筆致で社会の暗部を鋭く描く。

評者:西條博子

(週刊朝日 掲載)

内容紹介

「わたしの政治への関心は、ぜんぶ託児所からはじまった。」

英国の「地べた」を肌感覚で知り、貧困問題や欧州の政治情勢への
ユニークな鑑識眼をもつライターとして注目を集めた著者が、保育の
現場から、格差と分断の情景をミクロスコピックに描き出す。
2008年に著者が保育士として飛び込んだのは、英国の「平均収入、
失業率、疾病率が全国最悪の水準1パーセントに該当する地区」に
ある無料の託児所。「底辺託児所」とあだ名されたそこは、貧しいが
混沌としたエネルギーに溢れ、社会のアナキーな底辺層を体現して
いた。この託児所に集まる子どもたちや大人たちの生が輝く瞬間、
そして彼らの生活が陰鬱に軋む瞬間を、著者の目は鋭敏に捉える。
それをときにカラリとしたユーモアで包み、ときに深く問いかける筆に
心を揺さぶられる。

著者が二度目に同じ託児所に勤めた2015-2016年のスケッチは、
経済主義一色の政策が子どもの暮らしを侵食している光景であり、
グローバルに進む「上と下」「自己と他者」の分断の様相の顕微描写
である。移民問題をはじめ、英国とEU圏が抱える重層的な課題も
背景に浮かぶ。

「政治は議論するものでも、思考するものでもない。それは生きること
であり、暮らすことだ。」
英国移民で一児の母でもある保育士ライターが放つ、渾身の一冊。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 296ページ
  • 出版社: みすず書房 (2017/4/19)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4622086034
  • ISBN-13: 978-4622086031
  • 発売日: 2017/4/19
  • 梱包サイズ: 19.6 x 13.5 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7 19件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 7,846位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • さらに安い価格について知らせる
    この商品を出品する場合、出品者サポートを通じて更新を提案したいですか?

  • 目次を見る

19件のカスタマーレビュー

5つ星のうち4.7

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

気になるトピックのレビューを読もう

19件中1 - 8件目のレビューを表示

2017年7月31日
形式: 単行本Amazonで購入
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告
2017年5月4日
形式: 単行本
89人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告
2018年11月5日
形式: Kindle版Amazonで購入
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告
2017年11月18日
形式: 単行本Amazonで購入
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告
2018年11月15日
形式: 単行本Amazonで購入
2017年7月7日
形式: 単行本
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告
2017年11月20日
形式: 単行本Amazonで購入
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告
2018年6月1日
形式: 単行本Amazonで購入
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告