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姉飼 (角川ホラー文庫) 文庫 – 2006/11

5つ星のうち 3.2 55件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第10回(2003年) 日本ホラー小説大賞受賞

内容紹介

選考委員への挑戦か!? 物議を醸した第十回ホラー大賞大賞受賞作文庫化!
蚊吸(かすい)豚(ぶた)による、村の繁栄を祝う脂(あぶら)祭りの夜。まだ小学生だった僕は、縁日ではじめて「姉」を見る。姉は皆、からだを串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら、凶暴にうめき叫んでいた!

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登録情報

  • 文庫: 172ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/11)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4043838018
  • ISBN-13: 978-4043838011
  • 発売日: 2006/11
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.8 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2 55件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 くわもちじんぺい VINE メンバー 投稿日 2006/4/5
形式: 単行本
 表題作はエログロ短編の秀逸作品。「姉」という理不尽な存在の設定がよかった。水商売系の女性を、オネエチャンと呼称する日本の言語感覚に、巧妙に忍び寄る名づけかたである。この言語感覚は、捨て難い。

 併録の三編は凡庸。作品集としての完成度は低い。

 ただ、やはり表題作のインパクトが強く、表紙絵も生々しい。つい、置くときは裏返してしまうような本である。
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形式: 単行本
 カバーの装飾の不気味さ。タイトルの不毛さ。それに負けないくらいの、とてつもなくぶっ飛んでいる世界がこの本の中にはあります。
 とにかく普通に読んでいくと、頭の中にいくつもの「???」が乱舞します。そこで本書を投げ出すか、そのまま読みつづけるかは読者の自由でしょう。投げ出しても少しも不思議では有りません。なにせここに描かれているのは、とても普通の人では想像すらしない、出来ない妙な世界が展開されているのです。表題作も別世界のようなお話ですが、「ジャングル・ジム」の話しの展開、あまりに普通に淡々と描いているがゆえ、狐につままれたような感覚でラストを迎えたとき、そこに恐怖を覚えるか、ある種のファンタジーを覚えるか。ぜひこれは個々人に判断して欲しい短編です。
 「ホラー小説」はよく出版されるかわりに、アイデアだけで、構成、文体と読むのが苦痛のものが多いのですが、この作者はわりと筆力も安定しており、文体もしっかりしています。そこが内容とのギャップでみそとなっているのですけどね。摩訶不思議な世界を覗けるということで、そういったものに興味の有る人にはお勧めできますよ。
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形式: 単行本
 表紙のイラストとタイトルのインパクトに惹かれて飼い……いや買いました。
 読み始めて最初の2~3行からいきなり異世界へと投げ込まれたような感覚を覚えます。更に立て続けに奇妙な造語が登場し、独特の雰囲気を醸しだしながら物語は展開されますが、設定の不気味さに慣れてしまった中~終盤においてはやや間延びした印象があります。ラストも予想できてしまうのでフェードアウトの感は否めません。
 他には、3つめに収録されている「ジャングル・ジム」という話が気に入りました。まるで絵本のような明るいタッチで淡々と読み進められますが、徐々に雲行きが怪しくなり、主人公自身が歪んでいく感覚を味わうことができます。ラスト、ちょっと切ないです。
 奇妙な世界観を味わいたい方、オススメ。
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形式: 単行本
想像力を刺激する描写だけど、それだけ。っていうと言いすぎかもしれませんが、期待が大きすぎただけにストーリーが凡庸に感じられます。でも何かやってくれそうな雰囲気はお持ちなので次回作に期待したいところです。

クライブ・バーカー(の「ミッドナイト・ミートトレイン」)みたいなのを期待します、っていうと期待しすぎかな。
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形式: 文庫
本作は一見、生々しいようでもあるけれど、
実はあからさまな性や毒々しい感情をうまく刈り込んで、
異常な欲望がもつダークサイドを隠し遂せています。
本格的なホラーを想定していましたが、
恐怖そのものではなく、
むしろそのまわりの雰囲気を読ませる作風です。

表題作は、
もっと毒々しい部分を自己規制せずに書き込めばよかったと思います。
例えば「黒い家」や「ぼっけえきょうてえ」のように人間の感情の底を覗き込むように書けば、
本作も人間の執着や異常さへの恐れを読み取れる作品になったと思います。

ストーリーについて言えば、最後のオチが読めるのは、興ざめです(「姉飼」、「ジャングル・ジム」)。

面白かったのは、ホラー色の一番薄い「キューブ・ガールズ」です。
現代的な恋愛小説とも読め、登場人物の絶望や存在の希薄さを追体験できるいい作品です。
映像にすると面白いと思います。
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形式: 単行本
題名が非常に奇抜なので興味を引かれて購入しました。

しかもホラー小説大賞受賞とのことなので、非常に期待して読みました。しかしながら、期待ほどでは無かったので少々残念です。

ストーリー設定は題名の通り非常に奇抜でいわゆる「ぶっ飛んだ」お話です。しかしながらその奇抜さゆえに今ひとつ現実感が無く、おもしろさが少なくなってます。

ある意味で著者は天才的な発想を披露していますが、ストーリには魅力を感じません。
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