そんなにいい漫画かなあ?絵も上手くないし、説明台詞が多すぎる。10年も前に妻を亡くしているのを夫も娘もずっと引きずっている割には仕事もしっかりやっててそれなりの生活をしてて、ただ晩ごはんだけが出来合いのお弁当という、妻が還ってくる事が前提になってるような”設定の為の設定”がちょっと気になる。
あとさ、妻が転生したことで本来、この小学生に宿るはずだった魂(とでもいうべきもの)がひとつ失われてるわけじゃん。主人公の家庭には笑顔が戻ったのかも知れないけど、そのためにひとつの”命”がどっかに消えちゃってる(奪われる)のって、なんか気持ち悪いなあ。例えば、主人公の立場じゃなくて逆、つまり自分の、生まれてきた子どもが”転生した赤の他人の妻”だったらと考えてみよう。それでも「泣ける漫画」だと思える?
妻、小学生になる。 1巻 (芳文社コミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社芳文社
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発売日2019/4/16
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ファイルサイズ107437 KB
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登録情報
- ASIN : B07QCBLBDS
- 出版社 : 芳文社 (2019/4/16)
- 発売日 : 2019/4/16
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 107437 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
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- 本の長さ : 183ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月16日に日本でレビュー済み
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この漫画は、大切なものは過去にならず、いつまでも現在のものとして胸の中にあり続けることを1話から語ってくれます。
この漫画は、大切なものと一緒に変わり始めるきっかけ、未来へと歩き始めるきっかけを得た、そんな1話から始まります。
/*/
1話の冒頭をサンプルでご覧ください。
細く頼りなげに挟まった横長のコマと、そこに描かれた電信柱、そこから伸びる電線たち。
暗く、物言わぬ、落ち込んだ姿勢の主人公とおぼしきおじさんが、縦にコマをぶち抜いて、胸の空虚がひしひしと伝わってくるような佇まいで、そこにいます。
通り過ぎる家族の何気ない会話は、過去に置いてきた彼の失ったものとして暗示され、1ページ目全体が夕暮れの陰の中に寂しく沈んでいるのが、見て取れるでしょう。
そのページの最後にたった一人、コマの外、白地を背負って立つ少女がいます。
落ち込んだおじさんはページの右側、つまり読者から見て一番最初に目に入る、いわば過去を表す立ち位置。それも全体を貫いて存在するので、動かしがたい過去を軸に持っていると表現されているのです。
おじさんは4コマ目では、平衡を失ったかのように斜めの構図の中、自宅だろう集合住宅の玄関へと入っていきます。それを同じコマの中、電信柱の陰から見つめる少女。
ページ最後には、左下隅、一人だけ陰の中にいない少女が、不満げな顔をして、無言の吹き出し付きで描かれています。
言わずもがな、タイトルの通り、主人公であるおじさんの妻…の転生した小学生児童ですね。
ページ冒頭の電信柱は、電線も含めて、流れる時間の暗喩なのでしょう。だからこそ元・妻の少女は、その陰から元・旦那であるおじさんを見つめているのです。
だって彼女は失われたはずの過去だから。
/*/
このように、最初のページだけを切り取っても
・構図や情報量の細やかな制御で、読み易く工夫した、漫画としての巧さ
が、
・定番ネタをネタと受け止めさせないだけの力
を生んでいると分かります。それだけの表現力が、この作者の方にはあります。
だから、この漫画を読むかどうか迷っている人。
この漫画に求めるものは、キャラクター造形やストーリー展開の新しさ、繊細な心理の巧みな揺れ動きではなく。
ここまで説明してきた技術をもちろん見ようとするのでもなく。
1話で描き出されている、胸を押しつぶさんばかりの「失った悲しみと向き合う時間」と向き合う彼らを。
おそらくは、やがてこの喪失と同じくらいに重たい何かを、現実という、否応無しに変化を……「何かを得る代わりに何かを失わせること」を求めてくる時間と向き合う彼らを。
見守りたいな、そう思えたなら、お勧めします。
私はお勧めします。だから星5です。
今が完璧な巧さじゃない。もっと上手くなろうとしている。それが分かるから。
細部まで丁寧に作り込まれた、その、作品への心配りが、必ず表現したいものを表現しきれるようになろうとするだろうと、そう確信出来たから、今、推します。
まばゆい非日常を描いているわけじゃない。
2話から8話までを並べても、1話の感動には全く届かない。
だって、転生という奇跡や、そこから生まれる劇的なシーンは既に終わっているんだもの。
でも、最終話は絶対1話より面白くなる。
私たちの日常と同じで、順当に積み重ねて、でも、始まりは奇跡なんだから、終わりだって絶対素敵に決まってる!
その日まで待ちたい方、楽しみに出来る方は是非ポチりましょう!だって買わないと続かないもんよ!私は素敵な最終話が見たーい!!
この漫画は、大切なものと一緒に変わり始めるきっかけ、未来へと歩き始めるきっかけを得た、そんな1話から始まります。
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1話の冒頭をサンプルでご覧ください。
細く頼りなげに挟まった横長のコマと、そこに描かれた電信柱、そこから伸びる電線たち。
暗く、物言わぬ、落ち込んだ姿勢の主人公とおぼしきおじさんが、縦にコマをぶち抜いて、胸の空虚がひしひしと伝わってくるような佇まいで、そこにいます。
通り過ぎる家族の何気ない会話は、過去に置いてきた彼の失ったものとして暗示され、1ページ目全体が夕暮れの陰の中に寂しく沈んでいるのが、見て取れるでしょう。
そのページの最後にたった一人、コマの外、白地を背負って立つ少女がいます。
落ち込んだおじさんはページの右側、つまり読者から見て一番最初に目に入る、いわば過去を表す立ち位置。それも全体を貫いて存在するので、動かしがたい過去を軸に持っていると表現されているのです。
おじさんは4コマ目では、平衡を失ったかのように斜めの構図の中、自宅だろう集合住宅の玄関へと入っていきます。それを同じコマの中、電信柱の陰から見つめる少女。
ページ最後には、左下隅、一人だけ陰の中にいない少女が、不満げな顔をして、無言の吹き出し付きで描かれています。
言わずもがな、タイトルの通り、主人公であるおじさんの妻…の転生した小学生児童ですね。
ページ冒頭の電信柱は、電線も含めて、流れる時間の暗喩なのでしょう。だからこそ元・妻の少女は、その陰から元・旦那であるおじさんを見つめているのです。
だって彼女は失われたはずの過去だから。
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このように、最初のページだけを切り取っても
・構図や情報量の細やかな制御で、読み易く工夫した、漫画としての巧さ
が、
・定番ネタをネタと受け止めさせないだけの力
を生んでいると分かります。それだけの表現力が、この作者の方にはあります。
だから、この漫画を読むかどうか迷っている人。
この漫画に求めるものは、キャラクター造形やストーリー展開の新しさ、繊細な心理の巧みな揺れ動きではなく。
ここまで説明してきた技術をもちろん見ようとするのでもなく。
1話で描き出されている、胸を押しつぶさんばかりの「失った悲しみと向き合う時間」と向き合う彼らを。
おそらくは、やがてこの喪失と同じくらいに重たい何かを、現実という、否応無しに変化を……「何かを得る代わりに何かを失わせること」を求めてくる時間と向き合う彼らを。
見守りたいな、そう思えたなら、お勧めします。
私はお勧めします。だから星5です。
今が完璧な巧さじゃない。もっと上手くなろうとしている。それが分かるから。
細部まで丁寧に作り込まれた、その、作品への心配りが、必ず表現したいものを表現しきれるようになろうとするだろうと、そう確信出来たから、今、推します。
まばゆい非日常を描いているわけじゃない。
2話から8話までを並べても、1話の感動には全く届かない。
だって、転生という奇跡や、そこから生まれる劇的なシーンは既に終わっているんだもの。
でも、最終話は絶対1話より面白くなる。
私たちの日常と同じで、順当に積み重ねて、でも、始まりは奇跡なんだから、終わりだって絶対素敵に決まってる!
その日まで待ちたい方、楽しみに出来る方は是非ポチりましょう!だって買わないと続かないもんよ!私は素敵な最終話が見たーい!!
ベスト500レビュアー
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率直な感想としては面白かった。が、反面、なんだか心がざわついて落ち着かない。
10年前に妻を亡くした主人公のもとに、生まれ変わって小学生の姿をした妻が帰ってくるという話。
主人公の視点で見ればそれは嘘のような奇跡であり、感動の物語なのかもしれない。
かといって外見上、小学生女児とアラフォーのおっさんが再び結ばれるのも困難が多い。
元妻の方も現在は現在の家庭や人生があるので、急に前世の記憶を取り戻して
元旦那のおっさんと結婚しますなんてことになったら現在の親はどんな気持ちになるのやら。
そして記憶が戻る前の「他人の小学生女児」はどこへ消えたのか…不気味さも残す。
続きが気になるといった「作品の魅力」はあるものの、
目に見えないバッドエンドが虎視眈々と読者の喉元を狙っているようで心がざわつく。
10年前に妻を亡くした主人公のもとに、生まれ変わって小学生の姿をした妻が帰ってくるという話。
主人公の視点で見ればそれは嘘のような奇跡であり、感動の物語なのかもしれない。
かといって外見上、小学生女児とアラフォーのおっさんが再び結ばれるのも困難が多い。
元妻の方も現在は現在の家庭や人生があるので、急に前世の記憶を取り戻して
元旦那のおっさんと結婚しますなんてことになったら現在の親はどんな気持ちになるのやら。
そして記憶が戻る前の「他人の小学生女児」はどこへ消えたのか…不気味さも残す。
続きが気になるといった「作品の魅力」はあるものの、
目に見えないバッドエンドが虎視眈々と読者の喉元を狙っているようで心がざわつく。
ベスト500レビュアー
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そばにいるのが当たり前だと思っていた愛する妻を失う。夫の喪失感は計り知れないというのは事実としては知っている。でも、そんな話を聞いても全然実感しないもの。どれだけ愛していようが失ってしまえば、何もできない。そんなことを少しでも実感させてくれる漫画がここにあった。10年ぶりに失った愛を取り戻す話の素晴らしさよ。
しかし、妻喪失後の家庭の辛さがややテンプレートっぽいとか、輪廻転成の感覚がないと、転成した先の赤ん坊はどうなったかとかの指摘はある。そこらへんは個人の世界観、宗教観によるので、合わない人がいることに留意されたし
主なストーリー
一度妻を失った夫。夫の心は日々の生活は乱れ、娘は在宅ワークで生活に張りがなくなった。コンビニ弁当で空腹を満たす日々。ピンポーンという音で玄関にいってみれば小学生がただいまと。自分の妻の生まれ変わりという小学生があらわれた。
夫である主人公は、未だ妻が生まれ変わったことに実感はないが、少しずつ笑顔が溢れる。次にあったときには小学生(元妻)が作った弁当を渡される。そして、食べる時に、昔のお弁当の思い出が、お弁当の味とともに思い出されて嬉し涙を流す。そして二人と娘の物語が始まったばかりなのだ。
まだ1巻だけですが、この巻だけで十分楽しめます。あとは生まれ変わりからのドタバタラブコメディ程度になる可能性もありますが、最初の夫の思いだけで十分いい作品だと思います。
しかし、妻喪失後の家庭の辛さがややテンプレートっぽいとか、輪廻転成の感覚がないと、転成した先の赤ん坊はどうなったかとかの指摘はある。そこらへんは個人の世界観、宗教観によるので、合わない人がいることに留意されたし
主なストーリー
一度妻を失った夫。夫の心は日々の生活は乱れ、娘は在宅ワークで生活に張りがなくなった。コンビニ弁当で空腹を満たす日々。ピンポーンという音で玄関にいってみれば小学生がただいまと。自分の妻の生まれ変わりという小学生があらわれた。
夫である主人公は、未だ妻が生まれ変わったことに実感はないが、少しずつ笑顔が溢れる。次にあったときには小学生(元妻)が作った弁当を渡される。そして、食べる時に、昔のお弁当の思い出が、お弁当の味とともに思い出されて嬉し涙を流す。そして二人と娘の物語が始まったばかりなのだ。
まだ1巻だけですが、この巻だけで十分楽しめます。あとは生まれ変わりからのドタバタラブコメディ程度になる可能性もありますが、最初の夫の思いだけで十分いい作品だと思います。
ベスト50レビュアー
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40年来ウラジミール・ナポコフを拾い読みしてきたことでもあり、つい本作品のタイトルに反応し購読した。
本作品では10年前に妻・母親を亡くして燻んだ日々を過ごす父と娘、おそらく50代と20代後半、のところに小学生女子がやってきて、自分は10年前に死んだ妻・母の生まれ変わりで、数日前にそのことに気づいたと言う。それから物語が展開する。
ここで筆者が全く納得がいかないのは、妻/母と小学生女子の関係である。本人に即してみれば、小学生女子として生きた10年間の記憶と自己意識は、10年前に死んだ妻・母としてのそれとどのように共存するの?作品中では妻・母が自己意識を独占しつつ小学生女子の記憶も参照しているように見えてしまう。ちょっと安易すぎないか?
それ以上に納得がいかないのは、自分の眼前に在る身体は「他所んちのガキ」以外の何者でもないのに、親父にそう言う配慮が全く感じられない。かなり困った事態に陥るはずだが、そうならないのはおそらく小学生女子が虐待されているっぽいからだろう。
ここでなんとなく萩尾望都氏の「イグアナの娘」を思い出してしまった。そちらの作品では娘の姿がイグアナに見えるのは娘と母親だけで、母親の出自を度外視すれば、作品中の荒唐無稽設定は母娘に共有された幻覚・妄想とすることができ、そのように読んで作品中の出来事や心情の辻褄があってしまう。そこを参考にすれば、本作品はそれぞれに家族関係に痛みを感じていて、それに呻吟する父娘と小学生女子が共同して作りあげた美しい幻である。吉本隆明は私的幻想と共同幻想の間に対幻想をおいて対幻想は共同幻想と逆立すると言ったが、本作品の美しい幻は3人のために世界はあるの状態で、それはそれで共同幻想とは両立しないし、他所んちのガキとかそういうことも関係なくなってしまう。筆者の述べるリアリティとは、所詮は共同幻想上の約束事に過ぎない。
そう考えると本作品の今後の展開も気になってしまうわけ。
本作品では10年前に妻・母親を亡くして燻んだ日々を過ごす父と娘、おそらく50代と20代後半、のところに小学生女子がやってきて、自分は10年前に死んだ妻・母の生まれ変わりで、数日前にそのことに気づいたと言う。それから物語が展開する。
ここで筆者が全く納得がいかないのは、妻/母と小学生女子の関係である。本人に即してみれば、小学生女子として生きた10年間の記憶と自己意識は、10年前に死んだ妻・母としてのそれとどのように共存するの?作品中では妻・母が自己意識を独占しつつ小学生女子の記憶も参照しているように見えてしまう。ちょっと安易すぎないか?
それ以上に納得がいかないのは、自分の眼前に在る身体は「他所んちのガキ」以外の何者でもないのに、親父にそう言う配慮が全く感じられない。かなり困った事態に陥るはずだが、そうならないのはおそらく小学生女子が虐待されているっぽいからだろう。
ここでなんとなく萩尾望都氏の「イグアナの娘」を思い出してしまった。そちらの作品では娘の姿がイグアナに見えるのは娘と母親だけで、母親の出自を度外視すれば、作品中の荒唐無稽設定は母娘に共有された幻覚・妄想とすることができ、そのように読んで作品中の出来事や心情の辻褄があってしまう。そこを参考にすれば、本作品はそれぞれに家族関係に痛みを感じていて、それに呻吟する父娘と小学生女子が共同して作りあげた美しい幻である。吉本隆明は私的幻想と共同幻想の間に対幻想をおいて対幻想は共同幻想と逆立すると言ったが、本作品の美しい幻は3人のために世界はあるの状態で、それはそれで共同幻想とは両立しないし、他所んちのガキとかそういうことも関係なくなってしまう。筆者の述べるリアリティとは、所詮は共同幻想上の約束事に過ぎない。
そう考えると本作品の今後の展開も気になってしまうわけ。