天国の盛田様、ソニーに入社して不幸になったので辞めましたw
2003年のソニーショックの直前に辞めたOBです。
リストラ部屋のことは直接知りませんが、腐ったソニーらしい所行と思います。
いかにも私の知っているソニーらしいからです。
本書では出井氏をきっかけにしているかのように書かれています。
それはそうでしょう。ROE5%を会社の目標にしたときは呆れました。
出井氏は無能だと思いますが、それだけではソニーは落ち目にならなかったでしょう。
私の個人的見解ではソニーは創業者健在な時代から腐っていたと思います。
現場のパワハラ、管理職及び人事のペテンが横行する会社だったのです。
例をあげましょう。
1982年仙台の磁気製品事業本部品質保証部に東大卒の新人が配属されました。
この新人がやらされたのが「粉落ち試験」。
名前は御大層ですが、やることは白いセロファンテープの粘着面に磁気テープを擦り付けるだけ。
幼稚園児でも出来るでしょう。
この新人は激怒して退社しました。
これはパワハラの「過少な要求」というやつですね。
ちなみに後2件パワハラの事例を知っていますが、そちらも「過少な要求」です。
ペテンの例をあげます。
1986年稲沢から厚木の半導体事業部に正確な人数ではないかもですが、20人程異動しました。
この人たちは稲沢現地採用の工場勤務の人たちでした。
稲沢の部長が3年経ったら戻してやると約束していたそうです。
89年になりウソがバレ、組合が介入するほどの騒ぎになりました。
ちなみに、ソニーの組合は役立たずのゴミです。
結局、この人たちは稲沢に帰れませんでした。
そうこうするうちに、親の介護でどうしても稲沢に帰らないといけない人が退社しました。
私自身も上司に一回、人事に一回騙されて、多大な迷惑を被りました。
また、私は入社以来研究開発部門でしたが、技術者として切実な悩みがありました。
それは仕事がくだらないことです。
小松電子から転職してきた人にソニーの感想を聞いたことがあります。
返事は「仕事はくだらないが、給料はいい」でした。同感です。
独断と偏見で申し上げれば、大学教養部の学生実験レベルです。
これではキャリアアップできません。
もちろん、なじんでた人もいた様です。
でも、私に言わせれば、「愚者の楽園」、あるいは「無能者の天国」といったとこです。
会社自体に利用価値がありません。
それにいつまでもこんなぬるま湯が続くとは思えませんでした。
そういう意味では本書に書かれている事態には、やっぱりそうなったかとしか言えません。
最後に人物評をして終わります。
中鉢氏と面識が有ります。向こうは覚えていないかもですが。
失礼を省みず言えば、この人は部下が有能でなくても成果を出す人でした。
ただ、この人は逆に有能な部下を持った経験がほとんどありませんでした。
社長になったと聞いたとき、それが気がかりでした。
あと、8mmテープの開発者ということになっていますが、微妙な問題が有ります。
テープの材料組成を決定した狭義の開発者は二宮氏ですが、この人は中鉢氏の部下では有りません。
そういうわけで、ちょっと引っかかるのです。
ソニー本には何故かソニーを礼賛するものが多く不快でした。
この本はソニーの本質に迫る良書と思います。
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奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢 (講談社+α文庫) Kindle版
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17年間で都合6度、目標削減数8万人のリストラを進めたソニー。その時、無辜(むこ)の会社員はどう生きたか。元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。そして、多くがソニーDNAを新たな場所で芽吹かせようと散っていった。リストラ部屋の人々がすべて実名で語る。嘆くな、前を向け、と。『しんがり』で感動を呼んだ著者の最新作を早くも文庫化!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/5/19
- ファイルサイズ9411 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
17年間で都合6度、目標削減数8万人の未曾有のリストラ。その時、無辜の社員はどう生きたか。元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。リストラ部屋の人々がすべて実名で、その苦しみと誇りを堂々と語る。嘆くな、前を向け、と。『しんがり』で感動を呼んだ著者の最新作を早くも文庫化! --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者について
清武 英利
きよたけ・ひでとし―1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞。主な著書に『特攻を見送った男の契り』(WAC BUNKO)など。本書の元になった単行本『切り捨てSONY』は2016年度大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補作になった。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
きよたけ・ひでとし―1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞。主な著書に『特攻を見送った男の契り』(WAC BUNKO)など。本書の元になった単行本『切り捨てSONY』は2016年度大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補作になった。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
清武/英利
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり山一證券最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり山一證券最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B06XZM47D6
- 出版社 : 講談社 (2016/5/19)
- 発売日 : 2016/5/19
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 9411 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 246ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,597位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 60位講談社+α文庫
- - 162位ノンフィクション (Kindleストア)
- - 932位ノンフィクション (本)
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2020年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リストラをし続けていたSONY。そのやり方、実際に対象となった人たちを描いたお話です。
SONYくらいの大手になると、実力や能力だけでなく政治的な理由でスポイルされる人たちもいるでしょう。また、企業として人員整理をしないといけない状況が来るのも理解できます。ただ、その時のトップや役員の姿勢や振る舞い、リストラ対象となった人たちへの対応など居たたまれなくなってしまいます。でも、それの状況にめげずに、立ち上がっていく人たちの姿には心打たれるものがあります。
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2021年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の身近な経験で言えば、ソニーの製品はよく故障した。特に駆動部を持つ製品は。そしてよく思ったもんだ、出井さんのようなカッコばかり気を使う人が社長だからかと。そしてストリンガー指名も出井さんらしいカッコの付け方だなと。これが表面的な見え方だったのだが、意外とこの見立ても間違ってなかったことが分かった。最近平井元社長が本を出し、好評のようだ。ただ、自分の成功の裏に多くの犠牲があったことに触れているのだろうか。これだけ不幸者を出していてもトップは半端じゃない報酬を手にしている。世の不条理をあらためて考えさせられる一冊だった。
2020年12月10日に日本でレビュー済み
清武英利さんの本です。この人、ジャイアンツの社長やって、ナベツネと喧嘩した人ですよね…。
SONYの度重なるリストラ、リストラ、リストラ、の嵐。
いつ終わるとも知らないリストラの嵐。
その中で、「肩たたき」をされた人たちが所属した「リストラ部屋」があった。
かつては技術で一世を風靡したSONYですが、経営のまずさからリストラを断行。
それも、一度にドガッとやるのではなく、何度も何度も繰り返される…。
さながら日本軍の南方戦線の如く兵力の逐次投入ならぬ、リストラの逐次投入。
日本軍は惨敗しましたが、SONYの未来は……?
リストラをしている人事の人間すらリストラ対象になるんだから、たまらんですね。
ソニーの簡単な社史もふりかえっていて、井深が着想し、岩間が創り、盛田が売った、という「伝説」や、おばちゃんをはじめとする女性陣が実は社内の抵抗勢力になっていたとか、
ソニーは、もう自動車業界でいえばスバルのような会社を目指すしかないよね、とか…。
うーん、ソニー製品はたくさん買ってるけど、最近は買ってないんですよね。
ソニーの凋落を感じたのは、MP3がでてきた時の、ソニーの対応の遅さですね。
MP3プレイヤーが、韓国企業が作りまくって、日本の家電界は?とみると、韓国企業の劣化版(しかも高価)なんですよ。そら韓国製買うわ。
さらに、ソニー製品はとにかくPCとの連携が糞で、独自規格の「iLINK」とかいう糞ケーブルじゃないと繋げませんとか、USBじゃ繋げませんとか、「できない」ことが多すぎる。そして規格が独自すぎる。
独自規格で、すんげー性能ってなら良いぜ。でも、性能はUSBの機具より下だったりするんですよ。
めんどくさいったらありゃしない。
そういう「使い勝手の悪さ」が、すごくがっかりするんですよ。vaioも糞だし。
どうせなら、韓国製品の後発なら、「日本の怖さ教えたるで!」と、韓国製品の容量の5倍、誰でもわかるインターフェイス(操作性の良さ)、絶対壊れない堅牢さ、のものを作ったればいいんですよ。
特に「絶対壊れない」、これがソニーの命題な。
ソニーは「ソニータイマー」しかけてくるからなぁ……。しかも修理費が高すぎ。
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ベスト500レビュアー
転職先を探すための部署とされながらも実質の仕事はゼロ。
ソニーに存在する「リストラ部屋」を通り過ぎた人たちを追うノンフィクション。
社員の評価は本人の能力だけでなく上司との関係で決まるもの。
上司に睨まれ一旦部屋に送られながらも、副社長にアイデアが認められ本社に返り咲いた男性。
解体される研究所ごと自分で起業してソニーを去った研究員。
将来を前向きに考えるため自ら部屋行きを志願して転職先を勝ち取った社員。
リストラを宣告する立場ながらも社に留まり続けることに疑問を抱いて退職勧奨に乗ることなく潔く退職した女性などがほぼ実名で登場。
ソニーの創業から60年以上が経ち、社風やトップの考え方が変質していることへの懸念を筆者は一貫して示します。
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