子供が脳のバイパス手術を受け、脳梗塞を起こしました。脳梗塞がわかった時点で注文し、入院中読んでいました。付録の「最も必要だった40のこと」は、とても役に立ちました。「声を大きくしないで」「睡眠の治癒力に気が付いて」「赤ちゃんを扱うようにやさしく扱って」が特に心に残りました。
術後に麻酔が抜けずにぼんやりしている子供に「よかったね」とドクターやナースが声を賭けるたびに我が子は泣いていました。みんなは子供に聞こえるように大きな声で「よかったね」と言ってくれた。それがとってもストレスだったと後でわかりました。
この本を読んでからは、なるべく静かに睡眠の妨げをしないようにしました。
その甲斐があってかどうかはわかりませんでしたが、回復は早かったです。
希望が持てる一冊です。また実用的でもあります。
レビューなんて書かない派です。
でも、みんなに言いたい。
「寝るのが一番」
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奇跡の脳 ハードカバー – 2009/2/1
ジル・ボルト テイラー (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
竹内 薫 (翻訳) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/2/1
- 寸法19.3 x 13.21 x 2.29 cm
- ISBN-104105059319
- ISBN-13978-4105059316
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
統合失調症の兄を持った「わたし」は、小さい頃から脳に興味を抱く。同じものを見て、どうしておにいちゃんとわたしは反応が違うの?努力の末に脳科学の専門家となり、ハーバードの第一線で活躍するわたしは、誰よりも脳について知っているはず、だった―。1996年のある日、37歳で脳卒中に襲われ、生活は一変する。左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、世界の受け止め方までも変わったのだ。体力の補強、言語機能を脅かす手術、8年間に及んだリハビリ。そこでわたしが得たものとは、何だったのか。脳卒中になりうるすべての人に―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
テイラー,ジル・ボルト
インディアナ州インディアナ医科大学の神経解剖学者。ハーバード脳組織リソースセンター(脳バンク)で精神疾患に関する知識を広めるために尽力しつつ、ミッドウェスト陽子線治療研究所(MPRI)の顧問神経解剖学者として活躍している。1993年より、NAMI(全米精神疾患同盟)の会員でもある。タイム誌の「2008年世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。インディアナ州のブルーミントン在住
竹内/薫
サイエンスライター。東京大学、マギル大学大学院卒。理学博士。「たけしのコマ大数学科」(フジテレビ系)の解説、「JAM THE WORLD」(J‐WAVE)のナビゲーターなど、さまざまな媒体で科学の普及活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
インディアナ州インディアナ医科大学の神経解剖学者。ハーバード脳組織リソースセンター(脳バンク)で精神疾患に関する知識を広めるために尽力しつつ、ミッドウェスト陽子線治療研究所(MPRI)の顧問神経解剖学者として活躍している。1993年より、NAMI(全米精神疾患同盟)の会員でもある。タイム誌の「2008年世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。インディアナ州のブルーミントン在住
竹内/薫
サイエンスライター。東京大学、マギル大学大学院卒。理学博士。「たけしのコマ大数学科」(フジテレビ系)の解説、「JAM THE WORLD」(J‐WAVE)のナビゲーターなど、さまざまな媒体で科学の普及活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/2/1)
- 発売日 : 2009/2/1
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 255ページ
- ISBN-10 : 4105059319
- ISBN-13 : 978-4105059316
- 寸法 : 19.3 x 13.21 x 2.29 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 98,334位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 51位闘病記
- カスタマーレビュー:
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著者について
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1960年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。ノンフィクションとフィクションを股にかける 科学作家。小三から小五までニューヨークの現地校に通ったせいで、帰国後、カルチャーショックに悩まされ、学業も落ちこぼれる。現在は妻子とともに裏横浜 に在住(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『思考のレッスン』(ISBN-10:4062165082)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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2018年11月1日に日本でレビュー済み
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159人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても読みやすく、また、母子の思い合う心に打たれました。
分かったようなことをいう学者、研究者は大勢いますが、本当はこのように、まるでさっぱり分からないことを知るべきです。
他の人も、脳について、この女性のように謙虚に語って欲しいです。
新しい研究とかって、脳に薬を使ったりする前に、もっと真摯に、といっても彼女のような経験が出来る訳じゃない。
稀有な経験から学んだことを、もっともっとみんなに知って欲しいです。
分かったようなことをいう学者、研究者は大勢いますが、本当はこのように、まるでさっぱり分からないことを知るべきです。
他の人も、脳について、この女性のように謙虚に語って欲しいです。
新しい研究とかって、脳に薬を使ったりする前に、もっと真摯に、といっても彼女のような経験が出来る訳じゃない。
稀有な経験から学んだことを、もっともっとみんなに知って欲しいです。
2020年10月10日に日本でレビュー済み
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脳解剖学者の著者が脳卒中で倒れ、救急を依頼し、脳外科手術と8年のリハビリを経て、脳が以前の正常な状態に戻るまでの話が書いてあります。脳科学者だけに、脳の状況説明が詳しいです。そして、現場から実況放送をしているように事態の進行を読者へ伝えてきます。
脳卒中になったら症状がこんな風になるのか、と思いました。また、母親に支援されて取り組んだ脳のリハビリは、母親の深い愛情と著者の粘り強い地道な行動に胸が熱くなりました。脳の回復過程を読んだときは、子供の脳の発達も同じなのではないか、こうしたら子供を良く育てられるのではないか、と考えさせられました。
著者は本の多くのページで左脳と右脳について述べています。特に印象的だったことは、左脳が機能を失っていた時に、右脳が宇宙の流れと結びついて著者が幸福感に包まれたということでした。地球も人間も人間の脳も宇宙の中にあるものだから、そうであってもおかしくないなと私は思いました。著者は幸福感に包まれた安らかな状態を表す言葉として、仏教の涅槃(ニルヴァ―ナ)を使っていましたが、宇宙の諸々のものとの一体感を抱くということは仏教の縁起の法とも繋がるなぁと感じました。また著者は、以前の正常な状態に戻ってからも、左脳を抑制することで右脳による幸福感を味わうことが出来るということを紹介しています。これは役に立ちそうだと思いました。
一方で、著者の記述内容の全般に対して、「本当にそうなのだろうか?」「納得がいかないなぁ」という気持ちがあります。自分に同じような経験が全くなく、受け入れや同調ができないのです。本を読むということは未経験のことを学ぶということでもあるから、受け入れないのはおかしいのですが、事例として1つを読んだだけだからかもしれません。今後、似たような事例報告や研究結果に出会えることを期待したいです。
脳卒中になったら症状がこんな風になるのか、と思いました。また、母親に支援されて取り組んだ脳のリハビリは、母親の深い愛情と著者の粘り強い地道な行動に胸が熱くなりました。脳の回復過程を読んだときは、子供の脳の発達も同じなのではないか、こうしたら子供を良く育てられるのではないか、と考えさせられました。
著者は本の多くのページで左脳と右脳について述べています。特に印象的だったことは、左脳が機能を失っていた時に、右脳が宇宙の流れと結びついて著者が幸福感に包まれたということでした。地球も人間も人間の脳も宇宙の中にあるものだから、そうであってもおかしくないなと私は思いました。著者は幸福感に包まれた安らかな状態を表す言葉として、仏教の涅槃(ニルヴァ―ナ)を使っていましたが、宇宙の諸々のものとの一体感を抱くということは仏教の縁起の法とも繋がるなぁと感じました。また著者は、以前の正常な状態に戻ってからも、左脳を抑制することで右脳による幸福感を味わうことが出来るということを紹介しています。これは役に立ちそうだと思いました。
一方で、著者の記述内容の全般に対して、「本当にそうなのだろうか?」「納得がいかないなぁ」という気持ちがあります。自分に同じような経験が全くなく、受け入れや同調ができないのです。本を読むということは未経験のことを学ぶということでもあるから、受け入れないのはおかしいのですが、事例として1つを読んだだけだからかもしれません。今後、似たような事例報告や研究結果に出会えることを期待したいです。
2019年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TEDxのスピーチを拝見してからこの書籍を読みました(※スピーチは博士の名前で検索すると簡単に見つかりますよ)。
スピーチでは、表現されていなかった計りれないリハビリの過酷さ、脳機能が回復するまでに博士が見聞きしていた世界がありありと描かれていて、とても印象的でした。
(たとえば、どのような言動やノンバーバルコミュニケーションをする看護師は自分に対して協力的に感じるのか、またその反対の看護師はどんな言動をするのか、など)
脳機能について科学的な、もしくは生物学的な説明をする書籍はたくさんあっても、物語として読める本は数少ないように思います。また、彼女が脳科学の博士であったからこそ、ここまで詳細に書けたのではないかと思います。
物語としても、脳を理解するための本としても、大変良い本だと思います。ぜひ読んでほしい!
スピーチでは、表現されていなかった計りれないリハビリの過酷さ、脳機能が回復するまでに博士が見聞きしていた世界がありありと描かれていて、とても印象的でした。
(たとえば、どのような言動やノンバーバルコミュニケーションをする看護師は自分に対して協力的に感じるのか、またその反対の看護師はどんな言動をするのか、など)
脳機能について科学的な、もしくは生物学的な説明をする書籍はたくさんあっても、物語として読める本は数少ないように思います。また、彼女が脳科学の博士であったからこそ、ここまで詳細に書けたのではないかと思います。
物語としても、脳を理解するための本としても、大変良い本だと思います。ぜひ読んでほしい!
2019年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳科学者が自分が学んできた事を自ら病気になる事で実証していく記録です。右脳、左脳の働きや捉え方の違いを理解する事は、効率重視の現在の世の中の価値観を問い直す意味もあるかもしれません。左脳の損傷で思考が止まる時、右脳によりずっととどまっていたくなるような平和な感覚が訪れるという。右脳をより働かせる事を心がけるとストレスは減らせるのでしょう。他の方のレビューにもありますが、著者の壮絶なリハビリと回復力はまた同じ病気と闘病中の方に大きな励みになるでしょう。
2017年7月21日に日本でレビュー済み
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ラジオの番組で紹介されていたので購入。
実は私の父が脳内出血で高次脳機能障害を負ってしまい、その介護に明け暮れている私たち家族に、何か参考になることがあるかも、と思ったのです。
参考になったどころではありませんでした。脳に障害を負った人間はどのように感じ、考えているのかについてリアルかつ分析的に述べられています。背景と輪郭、自他の区別、自分と周囲の環境との弁別など、「そうだったのか!」と思うことばかりでした。
それだけではありません。
左脳が支配している人間(そして彼らの論理で作られている社会)の不全さ、右脳を活かす生き方と社会の可能性について、これほどに説得力のある本にであったこともありません。
人間(と、人間が作り上げて行く世界)がもっとよりよいものへと昇華していくためのヒントに満ちあふれています。
詳しくは言いません。でも、ぜひ読んでみてください。
実は私の父が脳内出血で高次脳機能障害を負ってしまい、その介護に明け暮れている私たち家族に、何か参考になることがあるかも、と思ったのです。
参考になったどころではありませんでした。脳に障害を負った人間はどのように感じ、考えているのかについてリアルかつ分析的に述べられています。背景と輪郭、自他の区別、自分と周囲の環境との弁別など、「そうだったのか!」と思うことばかりでした。
それだけではありません。
左脳が支配している人間(そして彼らの論理で作られている社会)の不全さ、右脳を活かす生き方と社会の可能性について、これほどに説得力のある本にであったこともありません。
人間(と、人間が作り上げて行く世界)がもっとよりよいものへと昇華していくためのヒントに満ちあふれています。
詳しくは言いません。でも、ぜひ読んでみてください。