高野誠鮮氏の書籍で木村さんのことを知りました。
木村さんが自然栽培への取り組む過程は想像以上に過酷で、当のご本人はここで書かれていることの比ではないくらい辛い時期を過ごされたと思います。
普通の人が思う「ドン底」からさらに深く深く落ちていってしまっても諦めない木村さんとそれを支え続けるご家族。
この物語には最初から最後まで感動させられっぱなしでした。
また、リンゴの木に話しかけたり、「リンゴの木の手助けをする」といった発想・思想は本来日本人が持ち合わせていたものなはずです。
武士道、茶道、花道……
リンゴ栽培を通して己を高めていく木村さんの姿は「農業」というより「農道」だと感じました。
その姿を見て目の前のことを追求していくエネルギーをいただきました。
自然栽培が体系化できて、取り組みやすくなれば日本の農業や食に対する考え方は大きく変わると思います。
そういう世界をみんなで作っていきたいですね。
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