何気ない一言や軽口で、人を傷つけたり、気分を害してしまったりすることがあります。
悪気がないときや自分の知らないところで言葉がひとり歩きをしてしまう時の方が、傷つけた方も傷つけられた方も、
お互いその後のダーメージは深刻なものです。
なかでも「失言」は、人を傷つけてしまう場合の代表格とも言えます。
「失言」の理由がわかれば、防ぐ方法もその後の対処方法も見えてくるというもの。
本書は以下のように解説していて、わかりやすかったです。
・失言をよく起こす人は、どういうタイプが多いのか?
・どうすれば失言を減らせるのか?
・そもそも失言とは何なのか?
・失言した後の対策
失言する人の「五つのタイプ」
'1.自信過剰型−強引な自己主張が相手を傷つけるタイプ
特徴
「こうするべきだ」「それはマチガイだ」などの断定的な言い方が目立つ。
「ちょっと待て」「そんなことよりも」など、相手の発言をさえぎったり、割り込んだりする。
'2.瞬間湯沸かし器型−腹が立って失言をするタイプ
特徴
上機嫌のときは人当たりが良いのに、機嫌が悪いときは暴言を吐く。
自分の弱みをつかれたり、立場が悪くなると逆切れする。
'3.八方美人方−突然大胆な発言をするタイプ
特徴
普段はおとなしくて自分の意見は言わない。
緊張がゆるんだときや、酒が入ったときに突然暴言を吐く。
'4.饒舌型−しゃべり過ぎてつい失言してしまうタイプ
特徴
他人から「秘密にしておいて」と言われたことを内緒にできない。
おだてられると、調子に乗ってどんどんしゃべる。
'5.うっかり型−無意識のうちに失言するタイプ
特徴
考えながらしゃべらないので、自分の発言をはっきりと覚えていない。
必要以上に質問をして相手を不愉快にさせる。
上記に当てはまる方や、それぞれの対策を知りたい方、失言を減らしたい方などにおすすめします。
ちなみに、私はどれにも当てはまりますが、濃度(当てはまり度合い)順で言うと、
'4(軽口のつもり)>'3>1(対論を示しただけ、批評のつもり)>5>'2(我慢して溜め込んで爆発)
でした。
対策を読んで、気をつけたいと思います...。
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