臨床医としては、研修医時代から
抗生剤を安易に処方してはいけないという教科書と
平気で処方しつづける一部の諸先輩との板挟みにあってきた。
腸内細菌はもう一つの可塑性臓器である、という僕のぼんやりとした仮説はいつか認められそうだ。
乳がん、1型糖尿病、もちろんアレルギーを含めて
さまざまな疾患にはこの腸内細菌叢の影響がないはずがない。おそらくは思考や感情への影響もあるはずと疑っている。死ぬまでにそうした研究発展の入口を眺めたいと思っている。
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