夫の後始末 (日本語) 新書 – 2017/10/3
曽野 綾子
(著)
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本の長さ242ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2017/10/3
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寸法10.8 x 1.4 x 17.4 cm
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ISBN-104062208164
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ISBN-13978-4062208161
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
夫90歳、妻85歳。夫はある日、崩れるように倒れた。私はその時から、覚悟を決めた。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/10/3)
- 発売日 : 2017/10/3
- 言語 : 日本語
- 新書 : 242ページ
- ISBN-10 : 4062208164
- ISBN-13 : 978-4062208161
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 17.4 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 165,671位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
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- - 12,799位新書
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.8
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月25日に日本でレビュー済み
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介護をしていれば、自ずと行っていることを重たい雰囲気で伝えるのではなくて、だれしも通る道としてさらりと読める本でした。ドロドロとした表現はなく、流石に上品にまとめてあります。図書館で借りることをお勧めします。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト1000レビュアー
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日本の高齢化はますます進み、若い人口は減り、日本社会は多くの老人を、病院や老人ホームなどで引き受けられなくなった。そこで在宅介護という事になるが、介護の中心は「奉仕」で「奉仕」とは排泄物の世話をすること(p122)という言葉に衝撃を受けた。
曽野綾子さんは訪問介護も受けていたが、夫の奉仕を自分でやっていたと知り感銘を受けた。
しかしこれは曽野綾子さんのように広い家があり20畳の介護ルームを設ける事も出来、トイレは床・壁を含めて丸洗いできるように改装等恵まれた環境にあるので出来る事で、一般の人が出来る事とは思えない。在宅介護は老老介護でもあり現実問題として不可能ではないかと思う。
本書でもうひとつ感銘を受けたのは、人間の最後に臨んでやっていけないこととして(日野原重明先生の話 p149)
・胃瘻 ・・・終わりの見えない戦いを開始する事になる
・気管切開 ・・・最後に家族と語る機能を失わせる
・多量の点滴による延命 ・・・体の細胞を溺死体のようにする。痰は増えるし苦しませるだけ
夫の三浦朱門さんもそう考えており、夫の死に際して実践した。こちらの方は一般人にもできそうである。
曽野綾子さんは訪問介護も受けていたが、夫の奉仕を自分でやっていたと知り感銘を受けた。
しかしこれは曽野綾子さんのように広い家があり20畳の介護ルームを設ける事も出来、トイレは床・壁を含めて丸洗いできるように改装等恵まれた環境にあるので出来る事で、一般の人が出来る事とは思えない。在宅介護は老老介護でもあり現実問題として不可能ではないかと思う。
本書でもうひとつ感銘を受けたのは、人間の最後に臨んでやっていけないこととして(日野原重明先生の話 p149)
・胃瘻 ・・・終わりの見えない戦いを開始する事になる
・気管切開 ・・・最後に家族と語る機能を失わせる
・多量の点滴による延命 ・・・体の細胞を溺死体のようにする。痰は増えるし苦しませるだけ
夫の三浦朱門さんもそう考えており、夫の死に際して実践した。こちらの方は一般人にもできそうである。
2017年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は独居ぼけ気味昔女好きで亡母を困らせた父親(80代)と関わりながらやっている息子(50後半)。状況は違いますがそんな老人に向かい垂れ流し寸前で暴走、迷走、珍走をたまにし始めている相手にどう向かうか、覚悟するかにおいてとても実践されたという意味において参考になる内容でした。老人介護のノウハウとかそんなものを期待する方は役に立ちませんが、私自身を含めてどう老後を生きるか、そして周りと和合して生きていくかを常に嫌でも考えながら父親などに対応しているところで、自分だけでなく考え方が似ているという方がいて実践されたかを知るうえで大いに参考になり力づけられました。理論や他人の経験などからのパクリで、偉そうな、分かったようなことが多い知識人、介護専門家みたいなのに正直うんざりしているので、自分は逆に他人に尋ねられる立場でもあるので、その時に、しっかりと自覚と自信をもって応えられるようになりたいと思います。自分への戒めと生き方(周りの理解も必要だとわかります)
の再確認という意味でも読んで参考になりました。
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