おおすじは良質な大河ドラマでも見ているようで、天竺(昔のインド)が舞台。
「戦火とは御し難き焔、起こすことは容易く鎮めることは難しい」など、心に響くセリフも多い。
しかし!1~2巻は9割がおっさんのおっさんによるおっさん熱風録なのだ…。何かが足りない。
そう、ヒロインが!足りない!1巻冒頭の美女はもう出ないのか!?とお嘆きのあなた。3巻で出ます。
ネパールの麗しき女将軍ラトナさんの登場から物語は色づき、開花し、大きな盛り上がりを見せます。
まず、ラトナさんのヒロイン力(りょく)がやばい。登場時は強く気高くクールで冷徹な印象を与えますが、
すぐにちょっとしたポンコツっぷりも発揮し、人間らしさを見せたかと思えば
ネパール国王との会談で主人公の発言に思わず吹き出し笑いをしてしまったり、
「ラトナよ、何か失言したのか?」という国王の目配せに「ふるふるふる」ってするラトナさん可愛いかよ!
「行軍には適さない険しい獣道…燃える!」とか山岳大好き娘だったり、
主人公から「品格がある」と賞されたときに「えっへん」って顔してるラトナさん可愛い。
いざ戦場となると美しく舞うように戦う姿は勇ましくカッコいいし、ギャップがヨロシイ。
そして自分が非常に魅力的だということに無頓着で、水浴びした後に薄布一枚で歩き回っちゃうところもグッド。
ヒロインの魅力ばかりに目が行ってしまうが、4巻あたりの戦場の描写は盛り上がりが素晴らしく、
動きのある高い画力で大迫力の戦場が展開される。寡兵で大軍をひっくり返す様はアツいの一言に尽きる。
読むと決めたら4巻以降まで一気に買うべし。1~2巻で様子見…とかするぐらいなら買わない方がいい。
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