いったいこの先どういう結末を迎えるのか楽しみでしかたがない。
新刊が待ち遠しくてたまらない。
天冥の標IX PART2 ヒトであるヒトとないヒトと(ハヤカワ文庫JA) (日本語) 文庫 – 2016/10/21
小川 一水
(著)
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本の長さ416ページ
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言語日本語
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出版社早川書房
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発売日2016/10/21
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ISBN-104150312311
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ISBN-13978-4150312312
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
セレス地表で世界の真実を知ったカドムら一行は、再会したアクリラとともにメニー・メニー・シープへの帰還を果たした。そこでは新政府大統領のエランカが、“救世群”との死闘を繰り広げつつ議会を解散、新たな統治の道を探ろうとしていた。いっぽうカドムらと別れ、“救世群”のハニカムで宥和の道を探るイサリにも意外な出会いが―。あまりに儚い方舟のなか、数多のヒトたちの運命が交錯する、シリーズ第9巻完結篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小川/一水
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2016/10/21)
- 発売日 : 2016/10/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4150312311
- ISBN-13 : 978-4150312312
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 161,266位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 261位ハヤカワ文庫 JA
- - 1,508位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
20 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
間違いなくSFの金字塔であるこのシリーズ。
最終巻でどんな決着をつけるのか期待が持てます。
おそらく、あと3冊分必要じゃないですかね。。
壮大で構想が面白いこのシリーズを読み返して待つとします。
最終巻でどんな決着をつけるのか期待が持てます。
おそらく、あと3冊分必要じゃないですかね。。
壮大で構想が面白いこのシリーズを読み返して待つとします。
2017年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだまだ謎や展開がてんこ盛り。一巻を何分冊するかしても、かなりの冊数になりそう。作者の十年間を盛り込んだ、総決算としても、かなりのものになりそうだが、あまり気をわずにやっていただきたい。
ベスト500レビュアー
まさかの発売延期で随分待たされることになりましたが、遂に最終章一歩手前まできました。
PART1から間隔もあいたことから忘れかけていた登場人物などを、巻末の人物・用語集で確認しながら読み進めることになりましたが、足かけ7年をかけてついに大団円が近いと感じさせる内容となっています。
と同時に産みの苦しみのようなものも感じさせられました。
物語の整合性をとるため急遽発売延期となったとのことでしたが、刊行間隔はどんどん広がってきています。
作者による「最終巻の手前でのあとがき」でも触れられていますが、この「天冥の標」は一貫して「譲り合えず殺し合う人々の問題」を取り扱ってきました。そして現実世界におけるこの問題は、ますます深刻になってきています。
「天冥の標」では「救世軍(プラクティス)」と「非染者(ジャームレス)」との対立を大きな軸に、「海の一統一(アンチョークス)」や「恋人たち(ラバーズ)」、「カルミアン」らとの関係を描き、この大きな問題への解決を模索しています。
本書「ヒトであるヒトとないヒトと」では、世界の回復のために戦うアクリラやカドム、イサリらのそれぞれの戦いをメインに、ラバーズのラゴスが考えるヒトとはなんなのかという問い、そして一つの星の中での争いなどあまりにもちっぽけすぎて馬鹿らしくなるくらい巨大な宇宙規模的存在が顔を出してきます。
さて、最終章Ⅹ「青葉よ、豊かなれ」(これが何巻になるか未定ですが)が刊行されるのは、2017年ではなく2018年ということですので、過去の作品を振り返りながらじっくり待つとしましょう。
PART1から間隔もあいたことから忘れかけていた登場人物などを、巻末の人物・用語集で確認しながら読み進めることになりましたが、足かけ7年をかけてついに大団円が近いと感じさせる内容となっています。
と同時に産みの苦しみのようなものも感じさせられました。
物語の整合性をとるため急遽発売延期となったとのことでしたが、刊行間隔はどんどん広がってきています。
作者による「最終巻の手前でのあとがき」でも触れられていますが、この「天冥の標」は一貫して「譲り合えず殺し合う人々の問題」を取り扱ってきました。そして現実世界におけるこの問題は、ますます深刻になってきています。
「天冥の標」では「救世軍(プラクティス)」と「非染者(ジャームレス)」との対立を大きな軸に、「海の一統一(アンチョークス)」や「恋人たち(ラバーズ)」、「カルミアン」らとの関係を描き、この大きな問題への解決を模索しています。
本書「ヒトであるヒトとないヒトと」では、世界の回復のために戦うアクリラやカドム、イサリらのそれぞれの戦いをメインに、ラバーズのラゴスが考えるヒトとはなんなのかという問い、そして一つの星の中での争いなどあまりにもちっぽけすぎて馬鹿らしくなるくらい巨大な宇宙規模的存在が顔を出してきます。
さて、最終章Ⅹ「青葉よ、豊かなれ」(これが何巻になるか未定ですが)が刊行されるのは、2017年ではなく2018年ということですので、過去の作品を振り返りながらじっくり待つとしましょう。
ベスト500レビュアー
新政府軍と救世群の戦いは、いよいよ佳境だ。イサリとセアキは何とか争いを止めようとするが。
戦闘描写は血の匂いが立ち上ってくるような迫力だ。主要人物の思惑が交差して、重厚なドラマを紡ぎだす。
「外に危険が迫っていても、目の前の敵を見逃すことはできない」というセリフが痛い。先端を開くのは簡単だが、和解は難しいのだ。
エンタメとしてのリーダビリティは一流ながら、決して安易に流れずあくまでも人間をリアルに描く。だからこのシリーズは面白い。
終盤数ページでぶったまげる。新キャラの彼女に萌えられる人がいたら、尊敬します。
Ⅸ巻はこれで終了。2018年に最終巻を一気に上梓するそうだ。うう、待ち遠しい。それにしてもリアルタイムで本作を読めるのは幸運だなあ。
戦闘描写は血の匂いが立ち上ってくるような迫力だ。主要人物の思惑が交差して、重厚なドラマを紡ぎだす。
「外に危険が迫っていても、目の前の敵を見逃すことはできない」というセリフが痛い。先端を開くのは簡単だが、和解は難しいのだ。
エンタメとしてのリーダビリティは一流ながら、決して安易に流れずあくまでも人間をリアルに描く。だからこのシリーズは面白い。
終盤数ページでぶったまげる。新キャラの彼女に萌えられる人がいたら、尊敬します。
Ⅸ巻はこれで終了。2018年に最終巻を一気に上梓するそうだ。うう、待ち遠しい。それにしてもリアルタイムで本作を読めるのは幸運だなあ。