全ての過去が収束して、次のステップに進み出す、まさしく折り返し地点のような巻になっている。
1巻を読んだときはあまり良い印象を抱かず、2巻を読み始めるのに時間がかかったが、ここまで読んでよかったと思う。
2巻の巻末でノルルスカインは人間と救世群の誤解を解くのは難しいと嘆いていたが、この巻の最後には、それとは真逆の彼が生まれていたのが感慨深い。
彼らの誤解は解けるのか、宇宙の彼方から迫りくる脅威をどのようにして乗り越えるのか、続きを楽しみに待っている。
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