アマゾンで書籍購入はずいぶんしてきましたが、初めてレビューを書きます。
三時間ちょっとの電車移動中に手に取りました。
1ページ目から順に手繰り寄せ、幼年期、少年期、挑戦、努力、挑戦、そして、開運。
はっ!面白い!
すっかり主人公に感情移入してしまった。
背景もさることながら、著者の筆がとても太い。しかし読みやすい。
ボックスシートの乗り合わせ客が変わるように、時代を共にした人物が変わっていく。
電車を乗り換え、再び手繰り寄せていく。
開運、努力、突入、成功、死線、出世、、、そしてまた死線。
あぁよかった生きてる。
おおおお教官になったのか!
あの夢見る少年が教官になったぞ!!!
車窓が流れるように、彼の人生が進んでいく。
あの少年が生き延び、そしていつのまにやら頼もしい教官になっている。
帰着後、荷物もほどかず最後まで読み切ってしまった。
思わず、一気読み。
まるで良質な映画のようなドラマチックさ。
それに加え、かの時代の当事者による、生々しいほどはっきりとした視点。
その向こうには、人間の本質さえ見えてくる。
また、「職業人とは何か」という不滅のテーマが大いに含まれる。
(本書を知ったのはビジネス雑誌、、たしか日経ビジネスの書評)
老いにも若きにも通じる、心に残る一冊かと思います。ここから関連書籍にハマる人も多そうですね。
ただ、ひとつとても残念なことがあります。
本書は確かに、零戦の細かい挙動や空戦のテクニック、軍の空気感まで明確に伝えられている。
しかし、英雄信奉や戦争美化を目的とした本ではない。著者の意図も違うだろう。
そのことを、はっきりと付け加えておきます。
氏について興味を持ち調べると、そういう目的での引用が散見されることを大変残念に思います。
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大空のサムライ (光人社NF文庫) Kindle版
-
言語日本語
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出版社潮書房光人新社
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発売日2003/5/14
-
ファイルサイズ19709 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
光人社NF文庫 門田隆将セレクション12とは
ノンフィクション作家 門田隆将さんは、「毅然と生きた日本人」を唯一絶対のテーマとして多くの作品を世に送り出していらっしゃいます。当事者の証言、日記、手記を重視する門田さんが選んだ12 冊の「歴史の証言」です。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
ノンフィクション作家 門田隆将さんは、「毅然と生きた日本人」を唯一絶対のテーマとして多くの作品を世に送り出していらっしゃいます。当事者の証言、日記、手記を重視する門田さんが選んだ12 冊の「歴史の証言」です。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
内容(「MARC」データベースより)
零戦と空戦に青春を賭けた強者の記録。「不惜身命」のつばさの血戦に出撃すること200余回、世界のエース・坂井が集大成した痛烈、豪快、勇壮なる零戦空戦記。
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
紺碧の空に生き、紺碧の空に死することを、みずからの天命と思い定めて“不惜身命”のつばさの血戦場に出撃すること二百余回、敵機大小六十四機を撃墜してみごとにおのれ自身に勝ち抜いた日本のエース・坂井が書き綴った痛烈、豪快、勇壮なる零戦空戦記録の決定版。零戦と空戦に青春を賭けた強者の迫真の記録。
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
坂井/三郎
大正5年、佐賀に生まれる。昭和8年、海軍に入り、戦艦霧島、榛名の砲手をへて戦闘機操縦者となる。初陣の昭和13年以来、96艦戦、零戦を駆って太平洋戦争の最後まで大空で活躍。敵機大小64機撃墜の記録を持つ。平成12年9月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
大正5年、佐賀に生まれる。昭和8年、海軍に入り、戦艦霧島、榛名の砲手をへて戦闘機操縦者となる。初陣の昭和13年以来、96艦戦、零戦を駆って太平洋戦争の最後まで大空で活躍。敵機大小64機撃墜の記録を持つ。平成12年9月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00E5UZLIW
- 出版社 : 潮書房光人新社 (2003/5/14)
- 発売日 : 2003/5/14
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 19709 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 675ページ
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 36,501位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 572位ノンフィクション (Kindleストア)
- - 4,943位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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ベスト50レビュアー
Amazonで購入
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読者へのまえがきにあるように、この本は「各国語に訳された零戦乗りの戦記」です。この本を読んで、日本と敵国だった国々の人々も、日本人の戦闘機乗りもまた同じ人間であり、心があることが分かったと言います。最初にこの本について私が知ったのも、第二次世界大戦のフィンランド撃墜王たちの座談会を読んだときでした。
フィンランドと言えば最近「栄光なき戦場」という副題の3時間を超える映画を見ました。その副題の通りで、継続戦争中強大なソヴィエト軍の前にフィンランド兵士がバタバタと倒れる映画でした。この本の最後のほうも日本の敗色が濃くなっていて、坂井さんの部隊はとうとうすべての飛行機を敵に爆破されてしまいます。
また、2.5の視力で敵をすばやく見つけ、敵が気づかないうちに攻撃をかけていた坂井さんも、ガダルカナルの戦いで目をやられてから敵機の「見張り」ができなくなっています。視力の良さは、レーダーが発達する前、戦闘機乗りに絶対に必要な能力でした。
皆さんのレビューを見ていると、坂井さんやその戦友達のがんばりと、戦争の無残さを同時に感じておられるようです。私もこの本を見て、坂井さんが戦闘機乗りになって「なにくそ」という精神力、ドッグファイトになったときの「体力的がんばり」(体調と普段の訓練が必須)、先ほども書いた敵をいち早く見つける「視力」、そして、あとがきがめちゃくちゃ面白かったのですが、ハエやトンボの飛行する「先」を読んで捕まえる訓練、戦争という特殊な状況で普段なら出せない力が出せたという前向きな面は確かにあるし、戦闘機乗りの本を読んでいつも感動するのは「たとえ整備員がミスしても、そのミスを逃して飛べば最後の責任は自分だけ」という責任感です。これを読んで「私のところでチェックしたものは必ず漏れがない」と自信を持つことを教わりました。これはどの人が読んでも感動するし、戦争でなくてももう少しで手が届く難しい目標を達成する原動力にもなるでしょう。
一方で、戦場はたとえいくらすばらしい搭乗員がいても、その人達は今日の空戦でも死んでしまうかもしれないという無情な場所です。坂井さんの戦友や先輩たちも、多くの方が戦争で亡くなりました。だから、レビューで皆さんが書いている「戦争の無情」と前の「特殊状況での能力」は表裏一体です。戦闘機パイロットのがんばりは凄いと思うけれど、絶対に戦争にはなってほしくないと切望するゆえんです。
「まえがき」でこの本が各国語に訳されたことを知り、「あとがき」で非常にコンパクトに戦闘機乗りの資質や訓練について書かれているこの本は、戦闘機パイロットについて調べる際の資料としても非常に良いです。いまはコンピューター制御の最新戦闘機で事情は異なりますが、戦闘機パイロットという職業について、コンピューター以前の基本的な事項を知ることができます。
あとがきの日付を見ると、坂井さんは戦争を生き抜かれ、現代人に対して、戦闘機パイロットの「がんばり」を示し、皆が頑張れることを推奨しておられます。誠に、坂井さんはこれを伝えるために生き延びられたのではないでしょうか。
フィンランドと言えば最近「栄光なき戦場」という副題の3時間を超える映画を見ました。その副題の通りで、継続戦争中強大なソヴィエト軍の前にフィンランド兵士がバタバタと倒れる映画でした。この本の最後のほうも日本の敗色が濃くなっていて、坂井さんの部隊はとうとうすべての飛行機を敵に爆破されてしまいます。
また、2.5の視力で敵をすばやく見つけ、敵が気づかないうちに攻撃をかけていた坂井さんも、ガダルカナルの戦いで目をやられてから敵機の「見張り」ができなくなっています。視力の良さは、レーダーが発達する前、戦闘機乗りに絶対に必要な能力でした。
皆さんのレビューを見ていると、坂井さんやその戦友達のがんばりと、戦争の無残さを同時に感じておられるようです。私もこの本を見て、坂井さんが戦闘機乗りになって「なにくそ」という精神力、ドッグファイトになったときの「体力的がんばり」(体調と普段の訓練が必須)、先ほども書いた敵をいち早く見つける「視力」、そして、あとがきがめちゃくちゃ面白かったのですが、ハエやトンボの飛行する「先」を読んで捕まえる訓練、戦争という特殊な状況で普段なら出せない力が出せたという前向きな面は確かにあるし、戦闘機乗りの本を読んでいつも感動するのは「たとえ整備員がミスしても、そのミスを逃して飛べば最後の責任は自分だけ」という責任感です。これを読んで「私のところでチェックしたものは必ず漏れがない」と自信を持つことを教わりました。これはどの人が読んでも感動するし、戦争でなくてももう少しで手が届く難しい目標を達成する原動力にもなるでしょう。
一方で、戦場はたとえいくらすばらしい搭乗員がいても、その人達は今日の空戦でも死んでしまうかもしれないという無情な場所です。坂井さんの戦友や先輩たちも、多くの方が戦争で亡くなりました。だから、レビューで皆さんが書いている「戦争の無情」と前の「特殊状況での能力」は表裏一体です。戦闘機パイロットのがんばりは凄いと思うけれど、絶対に戦争にはなってほしくないと切望するゆえんです。
「まえがき」でこの本が各国語に訳されたことを知り、「あとがき」で非常にコンパクトに戦闘機乗りの資質や訓練について書かれているこの本は、戦闘機パイロットについて調べる際の資料としても非常に良いです。いまはコンピューター制御の最新戦闘機で事情は異なりますが、戦闘機パイロットという職業について、コンピューター以前の基本的な事項を知ることができます。
あとがきの日付を見ると、坂井さんは戦争を生き抜かれ、現代人に対して、戦闘機パイロットの「がんばり」を示し、皆が頑張れることを推奨しておられます。誠に、坂井さんはこれを伝えるために生き延びられたのではないでしょうか。
2013年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
零戦に興味があり少しでも実話(実戦)を知りたく、この本に到達しました。
非常に分厚い本で、文字を読むことが苦手である私に読みきれるかなと思いましたが、読み進むうちに没頭してしまい、まるで自分がそこにいるかのようにイメージが出来る内容です。
それほど坂井三郎氏が経験した生々しい戦況がわかりやすくリアルに表現されています。
ゼロ戦への憧れから始まり、エースパイロットになるまでの挫折と苦悩、戦友との出会いと別れ、戦場での生死の運命。
ただの戦争実話では終われない、そこに自分の人生経験を比例させ、見直すことが出来る内容だと思います。
興味のある方は是非お勧めします。
非常に分厚い本で、文字を読むことが苦手である私に読みきれるかなと思いましたが、読み進むうちに没頭してしまい、まるで自分がそこにいるかのようにイメージが出来る内容です。
それほど坂井三郎氏が経験した生々しい戦況がわかりやすくリアルに表現されています。
ゼロ戦への憧れから始まり、エースパイロットになるまでの挫折と苦悩、戦友との出会いと別れ、戦場での生死の運命。
ただの戦争実話では終われない、そこに自分の人生経験を比例させ、見直すことが出来る内容だと思います。
興味のある方は是非お勧めします。
2013年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本の出版直後に買って読んでいます。
その本をどこにしまったか分からないのでkindle版を買ってあらためて読みました。
実際にゼロ戦に乗った事が無ければ分からない描写と、文章展開のうまさでついつい遅くまで読んでしまい寝不足になりました。
何回読んでも面白いのですが、意地悪く読むと成功者の自慢話に見えるかもしれません。
しかし、大変な時代を生き抜いた、絶対に諦めない気持ちなど今でも通ずる部分も多いので、興味ある人は戦争の生き証人の本心を読んでみてください。
その本をどこにしまったか分からないのでkindle版を買ってあらためて読みました。
実際にゼロ戦に乗った事が無ければ分からない描写と、文章展開のうまさでついつい遅くまで読んでしまい寝不足になりました。
何回読んでも面白いのですが、意地悪く読むと成功者の自慢話に見えるかもしれません。
しかし、大変な時代を生き抜いた、絶対に諦めない気持ちなど今でも通ずる部分も多いので、興味ある人は戦争の生き証人の本心を読んでみてください。





