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大正大震災 ─ 忘却された断層 単行本 – 2012/4/24

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商品の説明

出版社からのコメント

本年(二〇一二年)は、一九一二年七月三十日の大正改元から百年にあたる。一九六八年の明治百年の時にはずいぶん様々な催し物が行われたようだが、大正百年はそれほどの盛り上がりを見せずに終わるような気がする。維新、憲法発布、国会開設、日清日露の両戦役といった華々しい歴史を持つ「栄光の明治」に比して、大正にはそれこそ大正ロマンぐらいしか俗受けしそうな売り物がないからである。
その大正という時代にとって、大震災はまぎれもなく最大の出来事の一つである。短い割につかみどころのないこの時代を新しい眼で見るために、すでに多くの研究蓄積のある地震災害としての震災を一度括弧に入れ、巨大な思想史的事件として捉え直してみることを思い立った。これが本書の執筆動機である。
本書の企画が持ち上がった当初、大正の大震災を通して東日本大震災を考えるという課題も同時にあった。たしかに著者にはお粗末ながら東日本大震災と原子力災害について取材をした経験があるにはあるので、思想史的記述と現代社会問題の両方を攻めることができるかもしれないと考えられたのだろう。
だが残念なことに、著者本人が現代に生きる教訓を歴史から引き出す作業にあまり乗り気ではなかった。歴史を学ぶ、あるいは古典を読むという行為にはそれ自体大きな価値があると考えており、いちいち現代的意義の説明を迫られる風潮はおかしいと感じているからだと思う。そもそも歴史を現代に生かすなどという仕事は大家のものであって、ろくに史論を持たない著者の任ではない。
それでも大正の震災を巡る言葉を拾っていく中で、今日と共通する課題を見つけてハッとすることが数多くあったし、同じようなことを考えた人を発見して嬉しくもなった。極力その驚きや喜びを出さないようにし、安易な現代との結びつけをしないように努めたつもりだが、かなり筆が滑ったところがある。そのご批判は甘んじて受けることにしたい。
現代的意義に代わって重視したのは、「明治」という時代と「大正」大震災との関係である。やたら明治の話が出てくるので辟易された方もおられるかもしれない。それは、著者個人が明治(しかも前期)を主な関心領域とする思想史研究者の端くれであるという現実的理由もあるが、大正の言論人たち自身が明治の後始末を強く意識していたからである。そして、その後始末に自力で成功する前に震災で色々なものが焼けてしまった。小川未明が「吁、明治の東京はいま全くないのでした」と嘆いたように、復興気分とは裏腹の寂寞とした気分が残った。その時、様々な立場で明治の国家や社会と格闘してきた人々は、何を思い、何をしようとしたのか。そこに大きな関心があった。
(著者あとがきより)

内容(「BOOK」データベースより)

「大正」大震災と「関東」大震災の間。なぜ、当時の日本人はあの大地震を「大正大震災」と呼んだのか?この問いかけから紡ぎ出された、もうひとつの明治・大正・昭和の歴史。関東大震災を思想史的事件として再定義しようとする試み。

登録情報

  • 発売日 : 2012/4/24
  • 単行本 : 257ページ
  • ISBN-10 : 4560082065
  • ISBN-13 : 978-4560082065
  • 出版社 : 白水社 (2012/4/24)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち1.0 1個の評価