表現の自由が保障されていながら、様々な規制が掛かる、
もしくは掛けられようとしている昨今、多様なクリエイターに
課せられる制限も厳しくなり、中にはその為に思う所とは
異なる形で外に出さざるを得ないという話も耳にする。
そんな小難しい話を描いているワケでは無いが、
何かしらモノを創る人、特にゲーム制作に携わる人には
読んでもらえたら、何かしら思いが残るマンガだと思える。
主人公たる小規模ゲーム制作会社プロデューサー天川太陽の
言動は子供じみた理想論とも取れる内容で、振り回される
周りは堪ったものでは無いと思えるが、クリエイターを
名乗る者にとっては忘れてはならない根底とも言えると思う。
現実にはこんな都合良く行かない、単なる夢想だという声も
聞かれるだろう事は明白だが、ここに表現されている意志は
心揺さぶられるものが有ると思う。
夢を売る側が夢を忘れていてはロクなモノが出来るはずが無い。
妥協も必要という言葉に託けて、情熱を捨てた抜け殻で何を
表現すると言うのか。そんな気持ちを思い出させるような
マンガだと思える。
などという拙いレビューに少しばかり興味が持てましたら、
東京トイボックス 1 (モーニングKC)
または、
東京トイボックス 1 新装版 (バーズコミックス)
から追いかけてみてほしい。
大東京トイボックス 1 (バーズコミックス)
からでも良いですが、
やはり初っ端の崩れっぷりが有ってこその、この話だと思う。
個人的には、結構熱くなれましたぜ?w
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