初学者にとっては最高ですが、結局のところは公式暗記に走らされる流れになってます。現象を理解するにはいいですが、流石に内容が希薄過ぎる上に網羅性には掛けてます。
下記、個人的にオススメの勉強方です。このルートを辿ればスッキリ頭に入ってくると思います。(数III選択者、且つ三角関数の微積分をある程度取得してる方に限ります。物理を学びたいなら、ぜひ数IIIを選択してください。と言うよりも、しないと公式暗記に走ることになります)
1:本書を3周くらい読む。
2:教科書をじっくり読み現象を理解する。(読むのが億劫だった教科書がこの時点で読みやすいと思います。)
3:「微積で楽しく高校物理がわかる本: 物理はここまで面白くなる(少々高め)」を読み、公式の導き出し方と問題のアプローチ&問題の本質を理解する。
4:実際に問題を解いてみる(オススメの問題集としては、リードLightノート&良問の風)
この時点で、スッキリすんなり入ってくるはずです。
これでも入ってこないのは、数学と同じで、脳が公式を受け入れようとしていない。又は、数学の知識に不備があると思われます。
そもそも公式は一般性を持たせた結果です。暗記するものではありません。何回も導き出してるうちに勝手に覚えるのと同じです。実際に積和公式などを何回も何回も組み立ててるうちに、結果自体を覚えてるようなものです。
追記:「微積で楽しく高校物理がわかる本」に関してですが、金銭的に余裕がない方はGoogleで「物理の備忘録」と検索して頂くと、高校物理に関する公式の証明や少々大学分野で学ぶようなものまでご覧になれます。
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