内容が分かりやすく読んでいてこれまで解らなかった事が腑に落ちたり、
バラバラに覚えていたことが有機的につながった様に感じたりすることがとても多い参考書です。
しかしあくまで強力で頼もしい助っ人であってメインの基本書としてこの本だけを中心にやったり、勉強していて用語の意味など等、解らないとこがあった時に辞書的に調べものをするような本ではないと思います。
（但し教科書や問題集で勉強していて理解しにくい所をじっくり読むとなるほど！となる事も多いです）
自分は本格的に生物学習を始めるにあたって軸となる様な参考書を探していて、アマゾンで見比べて
大森先生や田部先生の著書ではなくこの本を買いましたが、この本はその目的には合わず結局
当初の目的に合った別の本を買うことにはなりました。
言い換えると教科書や基本書（食べや大森先生など）を中心に勉強し
この書物は折に触れて読むと知識がつながったり理解が進むことはあり大変役に立っているのですが
学習の中心とするような書物ではないです。
生物の勉強を始める方はその点を理解して購入されることをお勧めしておきます。
そうはいってもやはり動物や植物の体内環境や反応、環境や進化をあつかった書物が待たれるところです。
まあ (細胞・遺伝・生殖・発生)に比してそこまで理解しにくい分野ではないのですが。。
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