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大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む 単行本 – 2001/10/1
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本書は、アメリカとイギリスでベストセラーとなった『The Invisible Continent』の邦訳である。著者は、イギリスのエコノミスト誌で5人の「現代社会のグル」に選ばれた大前研一。『企業参謀』をはじめ、数々の名著を生みだしてきた著者だが、その鋭い分析と時代を見抜く目は、本書でも健在である。
本書で言う「Invisible Continent(見えない大陸)」とは、現在大変革が繰り広げられている、ボーダレスで実体のないビジネスの舞台である。かつてイギリス人にとっての新天地、アメリカがそうであったように、新大陸は移住者に大いなる変革とチャンスをもたらす。現に、21世紀の「新天地」でも、すでにマイクロソフトやシスコ、AOLといった移住者たちが大成功を収めている。本書の意義は、その性格を明らかにし、そこで成功を収めるための戦略とヒントを示している点にある。
まず第1章では、「Invisible Continent」を4つの構成要素に分けて説明している。それは、「実体経済の空間」「ボーダレス経済の空間」「サイバー経済の空間」「マルチプル経済の空間」の4つであり、互いに影響しあっているこれらの空間をうまく活用することが、新大陸における成功のカギを握っている。第2章、第3章では、この新大陸で富が生まれるしくみを解説。「プラットフォーム」と「アービトラージ」の意味を正しく理解し、活用することによって、チャンスをつかんだり、リスクを回避したりすることが可能になる、という点に注目したい。第4章では、「目覚めよ 企業参謀」と称して、この新大陸で成功するための戦略のヒントを提示。第5章~第7章では、国家や世界経済の問題を国ごとに解説している。そして、第8章では、国家や企業、個人がとるべき対策を提案し、教育問題にまで言及している。
ネットバブル期に書かれた本であり、情報は若干古いものの、その分析と洞察には目を見張るものがある。とりわけ本書で述べられる新大陸のルールを理解しておくことは、企業にとっても個人にとってもきわめて重要であるといえるだろう。(土井英司)
本書で言う「Invisible Continent(見えない大陸)」とは、現在大変革が繰り広げられている、ボーダレスで実体のないビジネスの舞台である。かつてイギリス人にとっての新天地、アメリカがそうであったように、新大陸は移住者に大いなる変革とチャンスをもたらす。現に、21世紀の「新天地」でも、すでにマイクロソフトやシスコ、AOLといった移住者たちが大成功を収めている。本書の意義は、その性格を明らかにし、そこで成功を収めるための戦略とヒントを示している点にある。
まず第1章では、「Invisible Continent」を4つの構成要素に分けて説明している。それは、「実体経済の空間」「ボーダレス経済の空間」「サイバー経済の空間」「マルチプル経済の空間」の4つであり、互いに影響しあっているこれらの空間をうまく活用することが、新大陸における成功のカギを握っている。第2章、第3章では、この新大陸で富が生まれるしくみを解説。「プラットフォーム」と「アービトラージ」の意味を正しく理解し、活用することによって、チャンスをつかんだり、リスクを回避したりすることが可能になる、という点に注目したい。第4章では、「目覚めよ 企業参謀」と称して、この新大陸で成功するための戦略のヒントを提示。第5章~第7章では、国家や世界経済の問題を国ごとに解説している。そして、第8章では、国家や企業、個人がとるべき対策を提案し、教育問題にまで言及している。
ネットバブル期に書かれた本であり、情報は若干古いものの、その分析と洞察には目を見張るものがある。とりわけ本書で述べられる新大陸のルールを理解しておくことは、企業にとっても個人にとってもきわめて重要であるといえるだろう。(土井英司)
- 本の長さ486ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2001/10/1
- ISBN-104492521224
- ISBN-13978-4492521229
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
英国エコノミスト誌で5人の「現代社会のグル」に選ばれた著者が描く“21世紀の新しい経済社会”。新時代に求められる「勝者の戦略」とは何か。
内容(「MARC」データベースより)
宇宙飛行のようなスピードで変化が起こり、しかも休みなく継続している新時代に求められる「勝者の戦略」とは何か? 英国『エコノミスト』誌で5人の「現代社会のグル」に選ばれた著者が提言する、21世紀の新しい経済社会。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大前/研一
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任。1992年11月には政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任する。1994年7月、20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニー・インクを退職。現在は人材発掘・育成の場「一新塾」、および起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」の塾長、大前・アンド・アソシエーツ、スカイパーフェクTV!の経営専門チャンネル「ビジネスブレークスルー(BBT757)」、家庭用インターネットのインフラサービスを提供する「エブリデイ・ドット・コム社(EveryD.com,Inc.)」、インドとのソフトウェア開発専門の合弁会社「ジャスディック・パーク株式会社」の創業者兼代表取締役、Graviton、ACI、スクウェア、イーシステム株式会社の取締役を務める。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、オーストラリアのボンド大学の評議員兼取締役及び客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授、ペンシルベニア大学ウォートンスクールSEIセンターのボードメンバーでもある。英国エコノミスト誌の1994年のグル(思想的指導者)特集では「5人の世界的グル」の一人として選ばれ、経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている
吉良/直人
1969年国際基督教大学教養学部卒業。80年ハーバード大学経営大学院卒業(MBA)。帝人未来事業部、帝人ボルボを経て、80年マッキンゼー社東京支社に入社。以来、著者大前研一氏のマッキンゼー退職まで共に働いた。日本企業・外資系企業のコンサルティングのほか、グローバル・ビジネスに携わる経営幹部研修プログラムの企画・実施、パートナーとしてマッキンゼー日本支社のオペレーションを担当。QVCジャパン社人事総務担当バイスプレジデント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任。1992年11月には政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任する。1994年7月、20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニー・インクを退職。現在は人材発掘・育成の場「一新塾」、および起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」の塾長、大前・アンド・アソシエーツ、スカイパーフェクTV!の経営専門チャンネル「ビジネスブレークスルー(BBT757)」、家庭用インターネットのインフラサービスを提供する「エブリデイ・ドット・コム社(EveryD.com,Inc.)」、インドとのソフトウェア開発専門の合弁会社「ジャスディック・パーク株式会社」の創業者兼代表取締役、Graviton、ACI、スクウェア、イーシステム株式会社の取締役を務める。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、オーストラリアのボンド大学の評議員兼取締役及び客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授、ペンシルベニア大学ウォートンスクールSEIセンターのボードメンバーでもある。英国エコノミスト誌の1994年のグル(思想的指導者)特集では「5人の世界的グル」の一人として選ばれ、経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている
吉良/直人
1969年国際基督教大学教養学部卒業。80年ハーバード大学経営大学院卒業(MBA)。帝人未来事業部、帝人ボルボを経て、80年マッキンゼー社東京支社に入社。以来、著者大前研一氏のマッキンゼー退職まで共に働いた。日本企業・外資系企業のコンサルティングのほか、グローバル・ビジネスに携わる経営幹部研修プログラムの企画・実施、パートナーとしてマッキンゼー日本支社のオペレーションを担当。QVCジャパン社人事総務担当バイスプレジデント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2001/10/1)
- 発売日 : 2001/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 486ページ
- ISBN-10 : 4492521224
- ISBN-13 : 978-4492521229
- Amazon 売れ筋ランキング: - 55,395位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 336位経済学 (本)
- - 2,697位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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VINEメンバー
Amazonで購入
本書により改めて著者が高い見識を有している慧眼であると感じ入った
本書は確かに久々の骨太な著作である
”見えない経済大陸”
「ボーダレス経済」 「サイバー経済」 「マルチプル経済」
たしかにこれまでの「実体経済」に加え、現在ではこれら3つの経済空間が勢力を増し、急速に拡大を続けているといえる
著者も看破しているように日本は他国(とくに欧米諸国)に比べ完全に遅れていると言わざるを得ないが、それでも昨今ではほとんど全ての人がこれら3つの経済空間の広がりを実感として持つことができるところまで進んでいるといえるだろう
本書は著者も述べているようにこれら3つの経済空間を生き抜くためのマニュアル本ではないが、原理原則を知る上で多くの人に有益な書であるように感じる
その意味で一読の価値があることは言うまでも無く、より多くの方に熟読を薦めたい!!
ちなみに3つの経済空間への対処として稀有なる手腕を発揮した経営者としてジャック・ウェルチ氏が紹介されているが、その点において氏の著作にも触れ、氏の経営理念を知ることは大いに価値あることと私は考えている
余計なお世話で多くの人は読まれているだろうが、まだの方は是非一読を!
本書は確かに久々の骨太な著作である
”見えない経済大陸”
「ボーダレス経済」 「サイバー経済」 「マルチプル経済」
たしかにこれまでの「実体経済」に加え、現在ではこれら3つの経済空間が勢力を増し、急速に拡大を続けているといえる
著者も看破しているように日本は他国(とくに欧米諸国)に比べ完全に遅れていると言わざるを得ないが、それでも昨今ではほとんど全ての人がこれら3つの経済空間の広がりを実感として持つことができるところまで進んでいるといえるだろう
本書は著者も述べているようにこれら3つの経済空間を生き抜くためのマニュアル本ではないが、原理原則を知る上で多くの人に有益な書であるように感じる
その意味で一読の価値があることは言うまでも無く、より多くの方に熟読を薦めたい!!
ちなみに3つの経済空間への対処として稀有なる手腕を発揮した経営者としてジャック・ウェルチ氏が紹介されているが、その点において氏の著作にも触れ、氏の経営理念を知ることは大いに価値あることと私は考えている
余計なお世話で多くの人は読まれているだろうが、まだの方は是非一読を!
2004年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読んで徹底的に考えること!これを著者である大前氏が期待して書いたのだと思う。最近のビジネス書は「簡単に○○がわかる!」という類が多いがそういう本に書いてあるようなフレームワークを本書に期待してはいけない。各章、各ページに書いてあることについて自分なりに「腑に落ちるまで考える」作業が必要だと思う。最近の大前氏の著書は対話形式で軽く読めるものが多かったが、本書のような力強いものを求めていた人は必読だと思う。
2021年5月10日に日本でレビュー済み
菅政権と米中危機 に続いて、シティハンター新宿PrivateEyes に書評を書いて、次には、公安調査庁にするべきなのだが、アラートがせっついた、こちらにする。
こちらは、言わずと知れた、大前研一の本。
新経済原論を最初に2か月近くかけて読み、時間をおいて、こちらを読んだ。
端的に言えば、サイバー世界という見えざる大陸をイメージして、そちらへの富と業務の移管と現実世界の掛算をイメージしましょうと言う話だ。
放射線科医だった時代には、MBA持ちの敏腕商社マンに、大前研一なんて役に立たないでしょうと言われ苦々しくも賛同した。
たしかに、一般の会社員が、インビジブルコンチネントへのアクセス権を得るのは、2006年半ばのこの本の時点では、絵空事で、2010年でも、まだ、進んでなかった。
その前に、2009年に、大前研一が、さらばアメリカを書いていた。
下手をすれば、あの本が2011年のトモダチ作戦の引き金かもしれない。
政治経済は切り離せないが、経済の主力を中国やそのほかの国にだいぶ奪われても、政治軍事の意味合いで、アメリカというSecondEUあるいはPreviousEUの世界は無視できない。
何だったら、独自の経済圏に立ち返ることもできる。
大前研一はグローバリストだが、経済に偏り過ぎるのと、周りが見えすぎて、周囲との不調和を起こす。
一方で、テクノロジーが進めば可能になることを見通す目もあった。
僕は彼の著作に触れるにつけ、医学部に進んだことは間違いと思い、一方で、放射線科大学院を経済大学院と思って勉強していた。
彼は、政治経済のなかの先進経済の専門というか牽引者だ。
古臭く閉鎖的な人間や組織との調和性は低く、アダプターを必要とする。
彼の本にかぶれた僕も、偉そうに言えた義理ではない。
ところで、コロナリセットの前の中国シフトは、大前研一氏の先見の明が早すぎることによるタイムラグの影響が大きかった。
個人や組織のキャッシュフローの変化と製造業や国家のフローの変化が速いことにより様々な問題やチャンスが生まれていた。
マルチプル経済の結果、中国経済が膨張し、ウルトラダラーで描かれたワリヤーグの転売やそれからの中国の軍事大国化との影響もあった。
お金や製造業の自由は比較的大きいが、そうでないものとのギャップも含めて、冷戦後の世界を大きく変えて行った。
思えば、1985がBGからAGの境だと大前研一が指摘している。
ゲイツのウインドウズをたたえる行為、ここに、僕は2020年をUGとして加える。
コロナ対策とナショナリズム回帰に向かう流れの中でのUG社会。
鉄のカーテンのソビエト連邦の中で力を誇ったルーブル委員会。
ソ連崩壊とともに蓄積された金の流出。
そこから学んでか、ロシアも中国も金地金の蓄積を強めている。
どこかでリセットボタンを押すときに、コモディティバスケット制とはいえ、何割かは金地金が担保すると知っている。
暗号資産も大事だが、あれは、ほぼ全部の通貨が国際協調で揺さぶり可能な危険性がある。
テスラの流れに乗って、ビットコインファンドも出来たが、国家統制の観点からすれば、他の暗号資産や何らかの資産を大きくすることもできる点がある。
そして、その心は、国家支配との付き合い方である。
大前研一は、国家フリーな考え方ゆえに、しばしば賛同を得られない。
一方で、彼の意見や存在が完全に無視されることもない。
それは、チカラこそ国家の説得力の原点であり、金銭的暴力と知的暴力の最先端は、彼が死ぬまで彼の手元にあり続けるからだ。
僕の方が先に死にそうな気もするが、社会との不調和をそれほど悩んでも意味がないという姿勢はすごく見習いたいと思う。
こちらは、言わずと知れた、大前研一の本。
新経済原論を最初に2か月近くかけて読み、時間をおいて、こちらを読んだ。
端的に言えば、サイバー世界という見えざる大陸をイメージして、そちらへの富と業務の移管と現実世界の掛算をイメージしましょうと言う話だ。
放射線科医だった時代には、MBA持ちの敏腕商社マンに、大前研一なんて役に立たないでしょうと言われ苦々しくも賛同した。
たしかに、一般の会社員が、インビジブルコンチネントへのアクセス権を得るのは、2006年半ばのこの本の時点では、絵空事で、2010年でも、まだ、進んでなかった。
その前に、2009年に、大前研一が、さらばアメリカを書いていた。
下手をすれば、あの本が2011年のトモダチ作戦の引き金かもしれない。
政治経済は切り離せないが、経済の主力を中国やそのほかの国にだいぶ奪われても、政治軍事の意味合いで、アメリカというSecondEUあるいはPreviousEUの世界は無視できない。
何だったら、独自の経済圏に立ち返ることもできる。
大前研一はグローバリストだが、経済に偏り過ぎるのと、周りが見えすぎて、周囲との不調和を起こす。
一方で、テクノロジーが進めば可能になることを見通す目もあった。
僕は彼の著作に触れるにつけ、医学部に進んだことは間違いと思い、一方で、放射線科大学院を経済大学院と思って勉強していた。
彼は、政治経済のなかの先進経済の専門というか牽引者だ。
古臭く閉鎖的な人間や組織との調和性は低く、アダプターを必要とする。
彼の本にかぶれた僕も、偉そうに言えた義理ではない。
ところで、コロナリセットの前の中国シフトは、大前研一氏の先見の明が早すぎることによるタイムラグの影響が大きかった。
個人や組織のキャッシュフローの変化と製造業や国家のフローの変化が速いことにより様々な問題やチャンスが生まれていた。
マルチプル経済の結果、中国経済が膨張し、ウルトラダラーで描かれたワリヤーグの転売やそれからの中国の軍事大国化との影響もあった。
お金や製造業の自由は比較的大きいが、そうでないものとのギャップも含めて、冷戦後の世界を大きく変えて行った。
思えば、1985がBGからAGの境だと大前研一が指摘している。
ゲイツのウインドウズをたたえる行為、ここに、僕は2020年をUGとして加える。
コロナ対策とナショナリズム回帰に向かう流れの中でのUG社会。
鉄のカーテンのソビエト連邦の中で力を誇ったルーブル委員会。
ソ連崩壊とともに蓄積された金の流出。
そこから学んでか、ロシアも中国も金地金の蓄積を強めている。
どこかでリセットボタンを押すときに、コモディティバスケット制とはいえ、何割かは金地金が担保すると知っている。
暗号資産も大事だが、あれは、ほぼ全部の通貨が国際協調で揺さぶり可能な危険性がある。
テスラの流れに乗って、ビットコインファンドも出来たが、国家統制の観点からすれば、他の暗号資産や何らかの資産を大きくすることもできる点がある。
そして、その心は、国家支配との付き合い方である。
大前研一は、国家フリーな考え方ゆえに、しばしば賛同を得られない。
一方で、彼の意見や存在が完全に無視されることもない。
それは、チカラこそ国家の説得力の原点であり、金銭的暴力と知的暴力の最先端は、彼が死ぬまで彼の手元にあり続けるからだ。
僕の方が先に死にそうな気もするが、社会との不調和をそれほど悩んでも意味がないという姿勢はすごく見習いたいと思う。
2019年2月24日に日本でレビュー済み
昔から消費者は保護主義政策(国内産業を守る)を行う政治家に票を入れがちである。 しかし実際の消費行動では外国産の製品(ダイソーなど)を多数買っている。この消費者行動に矛盾がある。
貿易が自由化されると自国の産業が壊滅してやばいことになる!というのは遥か昔から政治家がよく使う手段。
この政策は、本来の実力では滅ぶ運命にある会社を守っているだけ。
これは自然の摂理に反する。
現在のインターネット世界の自然の摂理に反すると、これから不幸になる。
それよりも自由貿易を推奨し、世界一の日本国民貯金を用いて、 グローバルに消費をすることが大切である 。この消費力により、世界から人、企業、金が集まる。
このようなことをテンポ良く実行していく上での地域単位というのは、人口300万から500万ぐらいがちょうどいい。そういったある程度の自由裁量を持った、地域国家みたいなものが今後世界中に多数現れる。日本だと福岡かな。
※※※保護主義の間違いとアービトラージ※※※
カップルがいて、彼女の方が今の彼氏(貧困)よりも素敵な男性(金持ち)を見つけたとする。彼女がとられそうになると、 現在の彼氏はひき止めようとする。
これと同じことをやっているのが保護主義である。
彼女がどっちを選んだ方が幸福かは明らかである。
この彼女の考え方を筆者は「アービトラージする」という。
つまりグローバルな自由市場では、より良い商品を消費者は求める、ということ。
今後生き残るには、これを基本にビジネスを展開し、政治スタンスを決め、住む国を決め、学習内容を決めなければいけない。
貿易が自由化されると自国の産業が壊滅してやばいことになる!というのは遥か昔から政治家がよく使う手段。
この政策は、本来の実力では滅ぶ運命にある会社を守っているだけ。
これは自然の摂理に反する。
現在のインターネット世界の自然の摂理に反すると、これから不幸になる。
それよりも自由貿易を推奨し、世界一の日本国民貯金を用いて、 グローバルに消費をすることが大切である 。この消費力により、世界から人、企業、金が集まる。
このようなことをテンポ良く実行していく上での地域単位というのは、人口300万から500万ぐらいがちょうどいい。そういったある程度の自由裁量を持った、地域国家みたいなものが今後世界中に多数現れる。日本だと福岡かな。
※※※保護主義の間違いとアービトラージ※※※
カップルがいて、彼女の方が今の彼氏(貧困)よりも素敵な男性(金持ち)を見つけたとする。彼女がとられそうになると、 現在の彼氏はひき止めようとする。
これと同じことをやっているのが保護主義である。
彼女がどっちを選んだ方が幸福かは明らかである。
この彼女の考え方を筆者は「アービトラージする」という。
つまりグローバルな自由市場では、より良い商品を消費者は求める、ということ。
今後生き残るには、これを基本にビジネスを展開し、政治スタンスを決め、住む国を決め、学習内容を決めなければいけない。
2017年2月13日に日本でレビュー済み
2000年に米国で出版されたものを翻訳した逆輸入本。著者は有名な経営コンサルタントである。
曰く・・・
善良な市民である投資家や401kの加入者がマルチプル経済の主な担い手であり、彼らの下す数学的判断こそがニューエコノミーを数学的にモデル化することを非現実的なものにしている。数学による経済のモデル化をあきらめる時期に来ている。新しい経済体制をモデル化する代わりに、その行動パターンを観察すべき。
英語こそ富を創造する人たちがコミュニケーションの手段として使う主要共通語である。90年代の米国の好況には、英語がグローバル言語であることが大きく寄与している。国際的な投資家が、自分たちにとって共通語となっている英語を保有し、その言語でマルチプルやヘッジング・テクニックについての詳細が説明されているような国から資金を急速に引き揚げることはないだろう。
米国の強みは英語とドル。ドルは対円レートで見たときにはもっとも不安定な通貨である。日本とドイツの通貨はドルに対して価値上昇した数少ない主要通貨である。他の言い方をすればドルは極端な供給過剰通貨であるにも関わらず、1990年代を通じてほとんどの通貨に対してよい水準で価値を保っていた。
いくら多くのドルが流通に投入されてもそれを購入したい米国人以外の人がたくさんいる。ドルは売買が楽で他の通貨に簡単に交換可能。ドルを購入するのにかかる取引コストは非常に低い。しかも、米国は世界で最も開放された市場のひとつ。米国人はビジネスに関しては何か特定のイデオロギーに左右されることがない。最良の製品やサービスがもっとも安く買えるなら世界中のどこからでも買おうとする。
あらゆる通貨とあらゆる輸出国に門戸が広く開放されている。このため、インフレによる価格上昇が米国市場で起きにくい。ドルは自らの活動によってドルの価値を高めるという循環がある。
可処分所得が増えれば増えるほど人は自分たちに与えられた選択肢に敏感になり、だからこそ選択の自由度を広げられるように、もっと金を稼ごうとする。あまりにも選択肢が多い世界では、人は選ばなくなる。そして、正しい選択を代わってやってくれるような売り手の出現を待つ。
官僚は国全体の一貫性を考えて計画し、地方の経済的自立や創造性を犠牲にする。官僚は、国全体の観光を振興しようとするが、対象とするのはすでに存在していて「適切」だと考えられる「歴史的な」場所に限定される。
関西の経済規模はカナダより大きい。人口が密集しており、裕福である。マーケターにとって関西は日本でもっとも魅力的な市場であるが、本来、この地域に投入すべき努力と注意が払われていない。
カリスマ的リーダーのほとんどは非常に頑固な人物である。彼らは自分たちの信じることに固執する。
日本には1200の貨物港があるが、あまりにも細分化され小さな港が多く、日本最大の横浜港ですらアジアのトップファイブにランクインしない。
高い報酬を得ることができる者はみな生産コストを削減するのではなく、価格設定能力を高める方に力を注ぐ。
ロシアの政府関係者の発言は、ほぼ100%自らの政治生命を延ばすためのもである。
みたいな話。
曰く・・・
善良な市民である投資家や401kの加入者がマルチプル経済の主な担い手であり、彼らの下す数学的判断こそがニューエコノミーを数学的にモデル化することを非現実的なものにしている。数学による経済のモデル化をあきらめる時期に来ている。新しい経済体制をモデル化する代わりに、その行動パターンを観察すべき。
英語こそ富を創造する人たちがコミュニケーションの手段として使う主要共通語である。90年代の米国の好況には、英語がグローバル言語であることが大きく寄与している。国際的な投資家が、自分たちにとって共通語となっている英語を保有し、その言語でマルチプルやヘッジング・テクニックについての詳細が説明されているような国から資金を急速に引き揚げることはないだろう。
米国の強みは英語とドル。ドルは対円レートで見たときにはもっとも不安定な通貨である。日本とドイツの通貨はドルに対して価値上昇した数少ない主要通貨である。他の言い方をすればドルは極端な供給過剰通貨であるにも関わらず、1990年代を通じてほとんどの通貨に対してよい水準で価値を保っていた。
いくら多くのドルが流通に投入されてもそれを購入したい米国人以外の人がたくさんいる。ドルは売買が楽で他の通貨に簡単に交換可能。ドルを購入するのにかかる取引コストは非常に低い。しかも、米国は世界で最も開放された市場のひとつ。米国人はビジネスに関しては何か特定のイデオロギーに左右されることがない。最良の製品やサービスがもっとも安く買えるなら世界中のどこからでも買おうとする。
あらゆる通貨とあらゆる輸出国に門戸が広く開放されている。このため、インフレによる価格上昇が米国市場で起きにくい。ドルは自らの活動によってドルの価値を高めるという循環がある。
可処分所得が増えれば増えるほど人は自分たちに与えられた選択肢に敏感になり、だからこそ選択の自由度を広げられるように、もっと金を稼ごうとする。あまりにも選択肢が多い世界では、人は選ばなくなる。そして、正しい選択を代わってやってくれるような売り手の出現を待つ。
官僚は国全体の一貫性を考えて計画し、地方の経済的自立や創造性を犠牲にする。官僚は、国全体の観光を振興しようとするが、対象とするのはすでに存在していて「適切」だと考えられる「歴史的な」場所に限定される。
関西の経済規模はカナダより大きい。人口が密集しており、裕福である。マーケターにとって関西は日本でもっとも魅力的な市場であるが、本来、この地域に投入すべき努力と注意が払われていない。
カリスマ的リーダーのほとんどは非常に頑固な人物である。彼らは自分たちの信じることに固執する。
日本には1200の貨物港があるが、あまりにも細分化され小さな港が多く、日本最大の横浜港ですらアジアのトップファイブにランクインしない。
高い報酬を得ることができる者はみな生産コストを削減するのではなく、価格設定能力を高める方に力を注ぐ。
ロシアの政府関係者の発言は、ほぼ100%自らの政治生命を延ばすためのもである。
みたいな話。
2002年7月4日に日本でレビュー済み
日本の旧体制勢力たる公務員(公的セクター勤務者)の方たちに是非読んでほしい。
世界は動いている。グローバル化とIT化の進展でその動きは加速している。大前氏の世界を非現実的なものととらえるだろうか?あるいは我々の周囲に本当に存在している現実ととらえられるだろうか?
自分たちは現状維持を望んでも、まわりは急速に変化している。このままでは競争に対する敗北は必至である。今の官僚主義あるいは社会主義がはびこる日本の状況は、あたかも開国前の江戸時代のごとくである。
amazon.comで原書のthe invisible continentで検索し、書評を読んだ。アメリカのみならず世界中の読者から高い評価を受けている。例えばインド人やインドネシア人がこの本よりtipsを得ている。我々日本人も世界の潮流に遅れてはならない。経済大国の国民として危機感のない日本人。「おごれる物久しからず」の言葉をふと思い出してしまう。
世界は動いている。グローバル化とIT化の進展でその動きは加速している。大前氏の世界を非現実的なものととらえるだろうか?あるいは我々の周囲に本当に存在している現実ととらえられるだろうか?
自分たちは現状維持を望んでも、まわりは急速に変化している。このままでは競争に対する敗北は必至である。今の官僚主義あるいは社会主義がはびこる日本の状況は、あたかも開国前の江戸時代のごとくである。
amazon.comで原書のthe invisible continentで検索し、書評を読んだ。アメリカのみならず世界中の読者から高い評価を受けている。例えばインド人やインドネシア人がこの本よりtipsを得ている。我々日本人も世界の潮流に遅れてはならない。経済大国の国民として危機感のない日本人。「おごれる物久しからず」の言葉をふと思い出してしまう。







