簡単に言うと本巻は伏線回収の巻です。
もう凄い勢いで長年溜まるに溜まった伏線が回収されていきます。
さて、そこでタイトルの意味なんですが、本巻は本来、伝勇伝ファンであれば、何せずっと溜まり続けていた伏線が回収され、ファンの求めていた答えがようやく明らかになる訳ですから、読破後に感無量な余韻というものに包まれそうな巻なのですが、俺は全く余韻に浸れませんでした。
伏線回収の"内容"が悪かった訳では無く、"やり方"が個人的には気に入りませんでした。
レムルスというやつから色々語られるのですが、こいつの口調が全てを台無しにした気がします。
余りにも口調が軽すぎて内容は凄いのに緊張感や雰囲気作りを欠いていて、世界観そのものが安っぽく見えました。
それでいて、ライナはいつも通りなので伏線の内容と二人の掛け合いが非対称的だったと思います。
この回収のやり方で良い!!っていう人もいるかもしれませんが個人的には無理でした。
本来であれば★3にしたいのですが、内容自体は良かったので★4にしました。
最終巻まで頑張ってください。
購入オプション
紙の本の価格: | ¥660 |
割引: | ¥ 66 (10%) |
| |
Kindle 価格: | ¥594 (税込) |
獲得ポイント: | 6ポイント (1%) |

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
大伝説の勇者の伝説11 ニンゲン総代 (富士見ファンタジア文庫) Kindle版
化物に囚われたライナ・リュートを救出すべく、動き出したシオン。『悪魔』『勇者』『女神』、そして『ニンゲン』。すべての役者が呪われた塔に集った時、ついにこの世界の、すべての謎が明らかになる!?
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2012/2/23
- ファイルサイズ9029 KB
【ライトノベル ストア】:
ラノベの人気レーベル、ベストセラー、新着・ニューリリースをチェック。
ライトノベル ストア へ
-
このシリーズの次の3巻
¥ 1,762
18 pt (1%) -
このシリーズの次の5巻
¥ 2,930
30 pt (1%) -
シリーズをまとめ買い (17巻)
¥ 9,917
103 pt (1%)
このシリーズの次の3巻
シリーズの詳細を見る
シリーズをまとめ買い (17巻)
シリーズの詳細を見る
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
そして、語り手は言いました。「君が僕を信じなくても、僕が作った物語は進むよ」呪われた塔で、ライナはレムルスの語る真実に耳を傾けていた。そこに、ついに『愛』に狂った『堕ちた黒い勇者』がその姿を現す。一方、塔への潜入に成功したルークは、神をも殺せるコインを持つ意味と、自身にあてがわれた配役を知る事になり!?『悪魔』、『勇者』、そして『ニンゲン』。すべての役者が揃った時、崩壊と再生を繰り返す世界の謎が明らかになる―。人に恋焦がれるものたちの一世一代の喜劇が幕を開ける、ファンタジー・イノヴェーション。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B009HPDGIW
- 出版社 : KADOKAWA (2012/2/23)
- 発売日 : 2012/2/23
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 9029 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 291ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,447位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 1,247位富士見ファンタジア文庫
- - 15,297位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
14 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻が出てから半年以上たっているので内容を忘れていたんですが、
ちょうど世界の仕組みについて真実が語られるという内容だったので、思い出すことができました。
このシリーズにしては珍しく300ページを超える分量で、話は一区切りがつき、いよいよ最終章といった感じです。
いくつか前の巻のあとがきで、もうすぐ完結しますみたいなことが書かれていたと思いますが、どうやらもう少し続くようです。
それにしても、本棚に入れようとしてふと見てみたらこのシリーズだけで20巻以上…
外伝を含めたら40巻近くになるんじゃないでしょうか。
あとがきで著者が10周年と言っていましたが、今年中に本編をあと2冊くらいは出してほしい気がします。
ちょうど世界の仕組みについて真実が語られるという内容だったので、思い出すことができました。
このシリーズにしては珍しく300ページを超える分量で、話は一区切りがつき、いよいよ最終章といった感じです。
いくつか前の巻のあとがきで、もうすぐ完結しますみたいなことが書かれていたと思いますが、どうやらもう少し続くようです。
それにしても、本棚に入れようとしてふと見てみたらこのシリーズだけで20巻以上…
外伝を含めたら40巻近くになるんじゃないでしょうか。
あとがきで著者が10周年と言っていましたが、今年中に本編をあと2冊くらいは出してほしい気がします。
2016年2月10日に日本でレビュー済み
別に軽くない。。。と言うより、シリアス過ぎ。11券もところどころのギャグあるけど、それは頭に入らなかった。
ここまで来て主人公の扱いが もっと酷くなったような気がして、もう読みたくないと思いました。
まあ結局今も読んではいるけど。。。
この券を読んでストレス受けたのは私だけなのか。私にとってはちょっと意外です。
内容的には良かったと思っています。。。
ここまで来て主人公の扱いが もっと酷くなったような気がして、もう読みたくないと思いました。
まあ結局今も読んではいるけど。。。
この券を読んでストレス受けたのは私だけなのか。私にとってはちょっと意外です。
内容的には良かったと思っています。。。
2012年2月18日に日本でレビュー済み
宗教の無い国が多い事や、全ての国で言語が統一されている事から予想されていた部分も多いのですが
司祭がこの世界を作った理由には触れない感じの伏線回収です(その為のレムルスか?)
「一年のタイムリミット」を生かして果たして悪魔王、英雄王、勇者王の誰がどういう形で
「誰も泣かない世界」に変えられるのか?というメインテーマにやっと辿り着いた感じです。
ただ英雄王も勇者王も大きな力を失ったようなので悪魔王サイドの人材も充実してきたようですし
勢力が大きく変わってくるかな...と次卷以降への期待も高まります。
個人的にはラスト3ページが一番、読んでて良かったところです!!
蛇足 このシリーズ編集さんに日本語の校正力が無さ過ぎのかが毎回気になるんですがこの巻はそういう面ではクオリティ高かったです。山ちゃむさん今後も宜しくお願いします。
司祭がこの世界を作った理由には触れない感じの伏線回収です(その為のレムルスか?)
「一年のタイムリミット」を生かして果たして悪魔王、英雄王、勇者王の誰がどういう形で
「誰も泣かない世界」に変えられるのか?というメインテーマにやっと辿り着いた感じです。
ただ英雄王も勇者王も大きな力を失ったようなので悪魔王サイドの人材も充実してきたようですし
勢力が大きく変わってくるかな...と次卷以降への期待も高まります。
個人的にはラスト3ページが一番、読んでて良かったところです!!
蛇足 このシリーズ編集さんに日本語の校正力が無さ過ぎのかが毎回気になるんですがこの巻はそういう面ではクオリティ高かったです。山ちゃむさん今後も宜しくお願いします。
2012年2月18日に日本でレビュー済み
わかりませんでした!←
いや話し自体とか伏線を回収してるその内容とかはわかるのですが…、あまりにもスケールが大きく入りこめなかったというか…。
最初はガスタークとか魔眼凄い強いとか思ってたら忘却神器とかチートな武器が出てきて、さらにチートな色んな神きた、さらにさらに神の上の神がいる!
…なんだか凄い設定で、頭のなかがぐるぐるしてしまいました。
でも最後の方は、悪魔と勇者+人間4人が繰り広げる会話やバトルは伝勇伝らしさを感じるものでとても楽しかったです。
次巻は人間がメインだと思うので、現在空気化しているキャラを含め、それぞれのキャラがどう思うのかとても楽しみです。
ライナを助けに来た側の2人については、とり伝でジェルメ時代と隠成師時代を読んだ方が面白さ倍増だと思います。
私はとり伝、堕ち伝も全巻読破済みなのですが、今なかなか本屋でとり伝を見かけないような気がします。
なので、過去時代を知りたい方のためにも、とり伝のライナの過去時代をまとめたものをいつか発売して欲しいなと思いました。
前半だけなら多分☆3つくらいでしたが、後半の面白さと次巻に期待して☆+1です。
いや話し自体とか伏線を回収してるその内容とかはわかるのですが…、あまりにもスケールが大きく入りこめなかったというか…。
最初はガスタークとか魔眼凄い強いとか思ってたら忘却神器とかチートな武器が出てきて、さらにチートな色んな神きた、さらにさらに神の上の神がいる!
…なんだか凄い設定で、頭のなかがぐるぐるしてしまいました。
でも最後の方は、悪魔と勇者+人間4人が繰り広げる会話やバトルは伝勇伝らしさを感じるものでとても楽しかったです。
次巻は人間がメインだと思うので、現在空気化しているキャラを含め、それぞれのキャラがどう思うのかとても楽しみです。
ライナを助けに来た側の2人については、とり伝でジェルメ時代と隠成師時代を読んだ方が面白さ倍増だと思います。
私はとり伝、堕ち伝も全巻読破済みなのですが、今なかなか本屋でとり伝を見かけないような気がします。
なので、過去時代を知りたい方のためにも、とり伝のライナの過去時代をまとめたものをいつか発売して欲しいなと思いました。
前半だけなら多分☆3つくらいでしたが、後半の面白さと次巻に期待して☆+1です。