辛口なレビューがいくつかありますが、非常に面白い作品だと思います。
著者の発表作を発表順に読んで行くと、この作品は辛いものを食べた後の甘いデザートのようなものに思えました。
また、海堂氏の作品群全体をながめるとこの「夢見る〜」は非常に重要な役割を担っていると思います。
なぜなら今回は今までのように病院内で話が展開していくパターンでなく、海堂氏の世界が縦だけでなく横にも広がり始めたきっかけの作品であり、非常に新鮮な印象を受けるからです。
単品として考えてももちろん素晴らしい作品なのですが、海堂ワールドの1つのパーツと考えると更に素晴らしいものであり、十分に星5つに値する作品ではないかと私は思います。
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