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夜のピクニック (新潮文庫) 文庫 – 2006/9/7

5つ星のうち 4.0 394件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第26回(2005年) 吉川英治文学新人賞受賞
第2回(2005年) 本屋大賞受賞

商品説明

『「本屋大賞」事務局(http://www.hontai.jp)』からノミネート作品のPOPが届きました!
POP王の作品を拡大する POP姫の作品を拡大する

(Copyright© Web本の雑誌 POP王 POP姫)


--このテキストは、単行本版に関連付けられています。

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登録情報

  • 文庫: 455ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/9/7)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101234175
  • ISBN-13: 978-4101234175
  • 発売日: 2006/9/7
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 394件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 1,917位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 ゴブリン男爵 VINE メンバー 投稿日 2008/6/19
形式: 文庫
本作品に出てくる「歩行祭」と同じイベントが、私の母校にもありました。
真夜中に駐車場でワイワイ騒いで、近所のおじさんに怒鳴られたりしたものですよ。
私は、「とにかく早くゴールしたい派」で(本作品にもそういうヤツがいますね)、友達とダベることもなく一目散にゴールを目指していました。
内心は、女子とお喋りしながらちんたら歩いて、楽しそうにゴールする人たちのことを羨ましく思っていましたけど^^;
でも、「俺はそんなキャラクターじゃねぇし」と硬派ぶったりしてね。
素直じゃなかったなぁ・・・。

社会人になって同窓会があった時、既に人妻になっていた高校時代の憧れの女性から、「あの時、一緒に歩こうと思って探したんだよ〜」と衝撃の告白!!
「うわぁぁぁぁ青春し損なったぁぁぁ!!」と激しく後悔しましたよ。
本作品の終盤で、主人公の1人である融が「もっと、ちゃんと高校生やっとくんだったな」と後悔の言葉を漏らします。
が、私から言わせると、「何言ってんの融。ギリギリ間にあったじゃん。贅沢言うなよ」ですよ(笑)

読了後に私が抱いた感想は、こうです。
『青年には青年にしか、中年には中年にしか、お年寄りにはお年寄りにしか生きられない人生がある。前ばかり見て突っ走るのではなく、ゆ
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形式: 文庫
恩田氏の作品は、やたらと登場人物が多い印象があります。

この作品で言えば、主人公の男女2人、サブキャラが数名。
普通ならゴチャゴチャしてしまう人間関係を、しかし恩田氏は「さりげなく」展開させていく。
それが才能なのだと思います。

新潮社の文庫は割と薄いイメージがあるのですが、この作品は極厚。
始めは「これ読みきれるのかな・・・」と、登場人物が完走(歩?)する前に、
自分が諦めそうになっていました。

「無理そう」から始まり、「まだここか?」、最終的に、「いやだな、もうすぐ終わってしまう」
読書は、歩くことに似ている、この作品を見てそう感じました。
無理かもしれないと思っていた読破が、達成できる。
しかも、読破することを、寂しく感じる。そんな作品です。

高校時代に似たような行事を経験された方は、共感できる部分も多いのではないでしょうか。
ぜひ読んでほしい作品です。
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形式: 文庫 Amazonで購入
卒業を間近にした多感な高校生の貴子が、他言せずにそっと心の片隅に持っていたある蟠りにけりをつけるために、80kmを24時間以内に歩く歩行会に臨む。それは、異母兄弟であり、クラスメイトでもある融と話すこと。幼年の無垢さだけではなく、壮年の打算だけでもない、思春期の女子の内面を取り扱う青春小説。

ただひたすらに歩くという行為は、いやが上にも思考を要求してくる。起きる事件の少なさや震度の小ささと対比して、こころの運動は留まることはない。女子高校生の脳に電極を刺して、思考を時系列にモニターしたような小説と言っても過言ではないだろう。

24時間や80kmを横軸にとれば、縦軸はこころの成長であろうか。この小さな旅が終わる頃、主人公の心情がどのように変化しているかを知りたくなる思いで一気に読了してしまう。そして、横軸が切れた後の登場人物の未来像を空想して、晴れ晴れした気持ちになるのもこの小説の魅力だろう。
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形式: 単行本
高校生モノということで、かなり今の私とはかけ離れた年齢の物語ってことで、最初はなんとなく読んでいた。
でもそれが、だんだん引き込まれていくんですよね。これが。
音も立てずジワジワという感じでこれがまたニクイです。
知らないうちに、読む速さがだんだん速くなっていって、終わりのほうに来たら、「もうこれだけになっちゃった」という感じでした。
まるでもう夏休みが終わってしまうような。
これは一体どうしたことでしょう。
鼻でくくっていた最初の感はどこへ行ってしまったのでしょう?
やられました。
そして別の恩田陸を読みたくなりました。
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形式: 単行本
ともすれば吹き上がってきそうになる想いを、抑え抑えしながら読了しました。
甲田貴子と西脇融を中心に描かれた青春群像に、自分のその時代とは何の接点もないはずなのに、どうしようもなく重なってしまう友人たちの顔、顔、顔。
夜を徹して80㎞をただただ歩く、北高の「歩行祭」で、貴子の胸に秘めた一つの賭けが、どう展開するのかもさることながら、恩田さんが鮮やかに描き分ける、高校3年生たちのどの人物にも、自分の過去の友達が重なってきて胸に迫るものがありすぎました。
必死で歩く彼らが、苦痛を紛らわせるために話すおもしろいこと、楽しいこと、恋の打ち明け話、将来のこと。気の合う大事な友人としてお互いに選び合って、最後の行事をともに過ごすことの意味。お互いが理解しあうためのぎこちないとも言える手続きが、今の私には眩しく思えました。友情だけは、差し替えがきかないものだと、つくづく思うからです。思い切ってやってみることで、つかむことができるものは、恋や勉強だけじゃない。貴子は、融との関係を、自分の人生に深く関わるものと捉えたからこそ、自分の賭けを行動に移せたのです。もちろん、後押ししてくれた友人たちの気持ちもちゃんと理解しながら。貴子と融における関係は、確か『まひるの月を追いかけて』で使われていたモチーフだったと思うのですが(違っていたらごめんなさい)、それがこのような学園ものの
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