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夕凪の街 桜の国 (双葉文庫) 文庫 – 2008/4/10

5つ星のうち 4.8 421件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

昭和三十年、灼熱の閃光が放たれた時から十年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れた。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか…。著者渾身の問題作。第9回手塚治虫文化賞新生賞・第8回文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和三十年。灼熱の閃光が放たれた時から十年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の魂が大きく揺れた。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか…。著者渾身の問題作。第9回手塚治虫文化賞新生賞・第8回文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。

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登録情報

  • 文庫: 98ページ
  • 出版社: 双葉社 (2008/4/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4575713430
  • ISBN-13: 978-4575713435
  • 発売日: 2008/4/10
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8 421件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: コミック
コンビニでふと手にとって立ち読みを始めたら動けなくなってしまい
その場で泣いてしまう前に慌てて本を買って帰りました。
物語については、多くは語れません。
いつまでもひっそりと自分の胸の中で育んでいたい…
そんな気持ちになりました。
でも出来るだけたくさんの人に読んでもらいたい物語です。
こうの史代さんと同じ頃に広島(市外ですが)に生まれた私、
「あとがき」に書かれていた思いには共感しきりでした。
広島で平和教育を受けつつ、できれば避けて通ろうとしていた事、
「うしろめたさのようなもの」(=原爆のこと)を
こんなにも切なく哀しく、でもゆるぎなく強くやさしい物語に変えて
世の中に(こんな今の世の中に)差し出してくれるなんて…
こうのさんの力量や努力や誠実さに拍手です。そして感謝します。
ただちょっと口惜しさもアリ…かも(笑)
同時代の広島人として、私も私なりに
「うしろめたさのようなもの」に落とし前をつけないと
いけないなあ…と、思ったりもしたのでした。
あと蛇足ですが
広島弁の女性がこんなにかわいらしく感じられたのは初めてでした。
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形式: コミック
60年前、父の家は、広島のほぼ爆心地にあった。
祖父や伯父がどのように死んだか
父や祖母が原爆症でどんな状態になったか、
幼いころから聞いている。
資料館には何度も行ったし、本も山ほど読んだ。

でも、やっぱ分らないんだよね。
赤むけになり、ふくれあがって死んだであろう祖父が、
どんなに苦しかったろうとか。
原爆症で尻から血を流しながら、台風の雨にうたれた父が、
どれほど大変だったろうとか。
想像はするけど、分らない。

一番身近な人間である父の、決定的な何かを、
決して理解できない、もどかしさと寂しさ。
どうにも居心地の悪い苛立たしさ。
そして、生き抜いて私を作ってくれた父を誇りに思う気持ち。
そんなものがないまぜになってる。

そんな私の気持ちは、みんな、この漫画にあった気がする。
原爆にずっと感じてきた距離感と、それでも分りたいという気持ちが
この漫画には凝縮されている。
ヒロシマを知らない私たちのヒロシマを、
形にしてくれたような気がする。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2004/10/14
形式: コミック
マンガ家にして、ご自身がマンガ通であられる、みなもと太郎氏が「マンガ界、この十年の最大の収穫」と評する作品です。
被爆から10年経った広島から話は始まります。
だから、「ヒロシマ」の話ですが、被爆直後の凄惨な描写は「ありません」。
原爆の悲劇に関心があり、でも正直なところ目をそらしていたいと言う人にとっても「安心して読める」話です。
その後の広島の日常生活が、淡々と、しかし作者の丹念な取材と構成によって、一コマ一コマの隅々まで丁寧に描かれています。
悲惨なシーンは慎重に控えられています。
その後の日常を描き、原爆や戦争を直接語らないことで、恐ろしさや哀しさが伝わってくる。そんな話です。
作者の誠実な人柄のなせる技でしょうが、話は美しかったり哀しかったりで終わっていません。もちろん教訓めいたまとめなどはありません。
作者は、読者の誠実さや良心を信じて、あえて話をまとめてしまわなかったのだと思います。
読み終わった後で、静かな、それでいて居ても立ってもいられなくなるようなせつない感動が残りました。
傑作だと思います。
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形式: コミック
購入して以来、何度も何度も読み直していますが、その度にグサッと突き刺さる痛さを感じます。そして改めて、戦争未経験世代の想像力不足と無関心さを反省するのでした。
もうすでに100件以上のレビューがあり、これ以上、この作品の良さについて語るところは無い気もしますが、著者のあとがきのこのコメントだけはどうしても胸に刻んでおきたくて・・・。
「このオチのない物語は、三五頁で貴方の心に湧いたものによって、はじめて完結するものです。これから貴方が豊かな人生を重ねるにつれ、この物語は激しい結末を与えられるものだと思います。そう描けてればいいと思っています。」
確かに作品の評価としては、そのレトリックやテクニックなど特筆すべき点が多々あり、あるいは「その手があったか」的な観点を賞賛や批判の対象として、あれこれ論議することも可能でしょう。
ただ、著者が求めたのは先に引用したあとがきのコメントの通り、この作品を読んだ上で貴方がどのような物語・結末を紡いでいくのかということであり、そしてそれは「貴方の豊かな人生を重ねる」ことによってはじめて完結し、消化されていくのでしょう。
その意味で、方向音痴さんのレビューでの「この本だけを読んで、コレが原爆の悲惨さなんだ、という風に思うべきではない」というご意見は私にとって非常に貴重でした。
この作品との出
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