文章力はあると思う。
誤字や間違った知識が混じっているのを差し引けば、テンポも良いし読ませる文章でもある。際だつほどではないけれど、
並以下の文章力しかない書き手が多いこの業界では充分力量ある作家だとは思う。
しかし、前作「月光」と違って今作はキャラクターに魅力がない。それどころかかなり不快である。特に主役の理子。
人の心に土足で入ってきて好き勝手に上から目線でまくしたてるヒロインにどう感情移入しろと?
結果的に人を救うことになっても、行動原理はあくまで自己中心的で、思いやりなど一切無い。終わり近くでやっと相手を
救うという意志を見せるが、それまで自分勝手な描写しかないので唐突でしかない。いや、多分心の奥底では救うつもり
だったんだろうなとは思うが、それはそうあって欲しいと読み手が思うだけで実はそういうキャラだという描写は一切無い。
傲慢で横柄。これほど自分勝手なヒロインはハルヒ以来だ。あちらはまだ代替ヒロインがいて、読者が感情移入しやすい
キョンの語りがあるからまだ良いものの、こちらは感情移入できるキャラも好きになれるヒロインもいない。
理子と行動を共にする第2ヒロイン優衣も、何で初対面の理子を信用して大事な人の情報をペラペラ喋るのか分からない。
自分の気持ち最優先の感情的なお子様キャラでしかなく、友人の伊庵もひねくれた根暗野郎でしかない。佐那なども理子が
最優先の狭量キャラで身勝手な点は同様だ。
理子サイドが不快であるが故に、対立として悠仁サイドに感情移入しがちで、けれど好きになれるキャラではないためストー
リーへののめり込みは浅い。
ラストで理子への反発心が氷塊していくような効果を狙ったのだとしたら、それは失敗だったと思う。理子への反感を育て
過ぎだ。ギャグやコメディならともかく、シリアスな話でこんな言動を取るヒロインに好感を持つのは難しいし、むしろヒロイン
への対立者としてヨゴレ役をするのが相応しいキャラだ。
反感を持つキャラが多いので、つまらなくはないが面白くは読めない。読んでいてどこでも読むのを中断できるくらいの関心
しか持てなかった。
それと読んでいて余りにも違和感があったのがキャラの名前だ。
コミカルに偏重したストーリーではなくむしろ題材は重いものなのに、正気を疑うようなネーミングセンスとかあり得ない。
さいけでりっく、えんま、まりりん、つかいま、かわゆい、えいりあん、かみうちゅうじん、ちきゅうじん・・・・・何だこれ。
フルネームで読んだ場合このようにギャグにしかならないので、名前を頭から押し出してキャラの立ち位置だけで区別して
読む、なんてことをしないと読み続ける気にはなれなかった。
最終的には過去に囚われた悠仁を助けることにはなるが、好き勝手にやらかして結果的に人は助かりました、みたいな話。
巻き込まれた悠仁は、一つ間違えば人殺しか自殺に追い込まれたかも知れず、結果オーライで良かったねみたいなストーリー
は容認できるものではなく、痛々しいネーミングや不愉快な登場キャラ等を考え合わせると、せいぜい星は2つである。
もちろん、もう続巻は買わない。「月光」の続巻なら欲しいけどね。
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変愛サイケデリック (電撃文庫) Kindle版
- Kindle版 (電子書籍)
¥0 Kindle Unlimited 会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題 ¥649 Kindle 価格 獲得ポイント: 6pt - 文庫
¥255¥1 より 36 中古品
「ストレンジサイケデリコ」 こと彩家亭理子(さいけていりこ)は、その名の通り千光高校きっての有名な変人であり、変わった愛情を持った者が集まる 「変恋部」 の部長である。そんな彼女が 「愛しいね」 と目をつけたのは、春になると死にたがると噂のクール系男子・神宇知悠仁(かみうちゆうじん)だった。理子は悠仁の言動が 「変愛」 に関係しているとにらみ、興味を持つのだが……。 前作 「月光」 と同じ世界を舞台に新たなキャラが紡ぎ出す、間宮夏生×白味噌コンビで贈る異色の青春“変愛”物語!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/2/27
- ファイルサイズ5998 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「ストレンジサイケデリコ」こと彩家亭理子は、その名の通り千光高校きっての有名な変人であり、変わった愛情を持った者が集まる「変恋部」の部長である。そんな変人マスターが「愛しいね」と目をつけたのは、春になると死にたがると噂のクール系男子・神宇知悠仁だった。理子は悠仁の言動が「変愛」に関係しているとにらみ、興味を持つのだが…。『月光』と同じ世界を舞台に新たな登場人物が紡ぎ出す異色の青春“変愛”物語。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B06XKCSWWN
- 出版社 : KADOKAWA (2014/2/27)
- 発売日 : 2014/2/27
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 5998 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 288ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 261,407位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 3,211位電撃文庫
- - 29,388位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月16日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2011年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ページをめくる手が止まりませんでした。
「過去の謎」とノリのいい会話に引っ張られて、あっという間に読了。
薀蓄や小ネタもちりばめられていて、とても面白かったです。
前作の『月光』と舞台は同じですが、独立した作品ですので、前作を読んでなくても楽しめます。
こっちの方が少々ダークで、個人的には好みでした。
暗いニュースばかりで、読書どころではない方もたくさんいらっしゃると思います。
小説でお腹は膨れません。
それでも、胸はいっぱいになります。
そんな一冊だと思いました。
「過去の謎」とノリのいい会話に引っ張られて、あっという間に読了。
薀蓄や小ネタもちりばめられていて、とても面白かったです。
前作の『月光』と舞台は同じですが、独立した作品ですので、前作を読んでなくても楽しめます。
こっちの方が少々ダークで、個人的には好みでした。
暗いニュースばかりで、読書どころではない方もたくさんいらっしゃると思います。
小説でお腹は膨れません。
それでも、胸はいっぱいになります。
そんな一冊だと思いました。
2016年5月20日に日本でレビュー済み
最初は衒学風なセリフ、寒気のする会話(これは好みの問題ですが)や、両親、姉を失い悲痛に明け暮れる人物の問題や事件を扱う、というのも一般文芸で多く扱われいる気がし、既視感を覚え中々入り込めなかったのですが、250ページあたりからの畳み掛け、登場人物の内面が回収されていく様は本当に見事です。
登場人物の変人設定(表層的なほう)と性的マイノリティ(こちらがタイトルで使われている「変愛」の本意)というテーマが上手く絡みあっていって個人的にも素晴らしいと思いましたし、称賛されるべきテーマだとも感じました。
見出しの「信念を貫くためなら、相手に嫌われたって構わない。」という言葉が多くの登場人物の行動の基盤になっているのもポイントが高いです。
登場人物の変人設定(表層的なほう)と性的マイノリティ(こちらがタイトルで使われている「変愛」の本意)というテーマが上手く絡みあっていって個人的にも素晴らしいと思いましたし、称賛されるべきテーマだとも感じました。
見出しの「信念を貫くためなら、相手に嫌われたって構わない。」という言葉が多くの登場人物の行動の基盤になっているのもポイントが高いです。
VINEメンバー
ストレンジサイケデリコとの異名を持つ彩家亭理子は、普通とは違う人間に興味を持つ。そんな彼女が遅刻した日に、橋の欄干の上を歩いている一年生、神宇知悠仁に出会う。
当然のごとく彼に声をかけた彼女が彼に理由を尋ねたところ、帰ってきた返事は「春は死にたい季節だから」という言葉。
俄然興味を持って調べた彩家亭理子は、彼のクラスメイトである川合優衣や江入伊庵から聞き込みをして、彼がこれまでに5回飛び降りをし、全て奇跡的に助かっているという事実を知る。
そしてより詳しい事実を収集するため、友人の円馬佐那が止めるのも聞かず、悠仁に突撃取材を敢行するのだが、あっさりと返り討ちにあい、殺されそうになってしまうのだった。
恋愛の二文字がタイトルに入っているが、いわゆる普通の恋愛物語ではない。ここでいう愛とは、人と人の関係の形につけられた名前の様なものだろう。
それもやはり愛ではあるのだが、普通にイメージする愛よりも、違う要素が含まれている印象を受ける。
人間に深い興味を持ち人の迷惑を顧みずその好奇心を満たそうとする彩家亭理子と、過去の姉にまつわる事件のいきさつから他者への興味を失くし自分の生すらも軽んじる神宇知悠仁。
この物語は、そんな二人が出会い、そして彼が彼女に変えられ元の地球人に戻っていく様子を、その周囲の人々を交えて描いたものだと言えよう。
サブキャラの立場から主演の二人の姿を描いて彼らを浮き立たせつつ、最終的には彼ら自身で物語を収束させていく流れは、前作よりも若干おとなしめかもしれないけれど、巧妙だと思う。
当然のごとく彼に声をかけた彼女が彼に理由を尋ねたところ、帰ってきた返事は「春は死にたい季節だから」という言葉。
俄然興味を持って調べた彩家亭理子は、彼のクラスメイトである川合優衣や江入伊庵から聞き込みをして、彼がこれまでに5回飛び降りをし、全て奇跡的に助かっているという事実を知る。
そしてより詳しい事実を収集するため、友人の円馬佐那が止めるのも聞かず、悠仁に突撃取材を敢行するのだが、あっさりと返り討ちにあい、殺されそうになってしまうのだった。
恋愛の二文字がタイトルに入っているが、いわゆる普通の恋愛物語ではない。ここでいう愛とは、人と人の関係の形につけられた名前の様なものだろう。
それもやはり愛ではあるのだが、普通にイメージする愛よりも、違う要素が含まれている印象を受ける。
人間に深い興味を持ち人の迷惑を顧みずその好奇心を満たそうとする彩家亭理子と、過去の姉にまつわる事件のいきさつから他者への興味を失くし自分の生すらも軽んじる神宇知悠仁。
この物語は、そんな二人が出会い、そして彼が彼女に変えられ元の地球人に戻っていく様子を、その周囲の人々を交えて描いたものだと言えよう。
サブキャラの立場から主演の二人の姿を描いて彼らを浮き立たせつつ、最終的には彼ら自身で物語を収束させていく流れは、前作よりも若干おとなしめかもしれないけれど、巧妙だと思う。
2011年6月21日に日本でレビュー済み
『変愛サイケデリック』です。
『月光』と同じ舞台なので、それを踏まえて。
長所
・そこはかとなく漂うエロティシズムは、あざといラッキーHシーンなどよりも遥かに興奮する。
短所
・誤字が目につく。
・孫子と孔子の誤りは単なる誤字で済まない。主人公理子は利口ぶって理屈こねているだけのアホに見えてしまった。
・『月光』と同じ世界観にしたのに、人名が中二病全開というのは無理がありすぎ。
・確かに変人キャラは出てくるけど、あくまでもラノベとしては想定内であり突き抜けたほどの変人とは思えなかったし、物語の枠から出ないものだった。つまりキャラに個性が無い。変人=個性、というのが通用したのは、スレイヤーズやオーフェンの外伝の時代まで。
・『月光』ではメインヒロイン月森葉子の魅力、という一点長所があったが、本作にはそれに該当するオシが無い。となると、欠点ばかりが目につく。
総評は、好みを別としても微妙。
上記の通り長所よりは細かい瑕瑾の方が多く、あちこち物足りない部分が目につきます。
アマチュアが書いた同人誌としてだったら、約600円で買って面白かった、と満足できそうですが、商業出版のプロ作品として見ると駄作とまでは言いませんが凡作レベルでしょうか。
あの人の正体については、挿画と名前で最初から違和感を持っていたので、中盤であからさまなヒントが出た時点で完全に分かってしまいイマイチ。てかこの手法もアマチュアネット小説レベル。
本書のかなり多くの部分が、過去回想として設定を説明しているもので、現在進行割合が少なくて臨場感が乏しく、あちこちで過去話が挿入されるので流れがブツ切りにされてしまいます。それに伴い視点もめまぐるしく変わるので読むのに苦労するしキャラにも感情移入にしくい。
山場。四月に○の入った○○○は不自然だし、あったとしても無事では済まないのではないでしょうか。ここで大幅に萎えてしまいました。
★2
『月光』と同じ舞台なので、それを踏まえて。
長所
・そこはかとなく漂うエロティシズムは、あざといラッキーHシーンなどよりも遥かに興奮する。
短所
・誤字が目につく。
・孫子と孔子の誤りは単なる誤字で済まない。主人公理子は利口ぶって理屈こねているだけのアホに見えてしまった。
・『月光』と同じ世界観にしたのに、人名が中二病全開というのは無理がありすぎ。
・確かに変人キャラは出てくるけど、あくまでもラノベとしては想定内であり突き抜けたほどの変人とは思えなかったし、物語の枠から出ないものだった。つまりキャラに個性が無い。変人=個性、というのが通用したのは、スレイヤーズやオーフェンの外伝の時代まで。
・『月光』ではメインヒロイン月森葉子の魅力、という一点長所があったが、本作にはそれに該当するオシが無い。となると、欠点ばかりが目につく。
総評は、好みを別としても微妙。
上記の通り長所よりは細かい瑕瑾の方が多く、あちこち物足りない部分が目につきます。
アマチュアが書いた同人誌としてだったら、約600円で買って面白かった、と満足できそうですが、商業出版のプロ作品として見ると駄作とまでは言いませんが凡作レベルでしょうか。
あの人の正体については、挿画と名前で最初から違和感を持っていたので、中盤であからさまなヒントが出た時点で完全に分かってしまいイマイチ。てかこの手法もアマチュアネット小説レベル。
本書のかなり多くの部分が、過去回想として設定を説明しているもので、現在進行割合が少なくて臨場感が乏しく、あちこちで過去話が挿入されるので流れがブツ切りにされてしまいます。それに伴い視点もめまぐるしく変わるので読むのに苦労するしキャラにも感情移入にしくい。
山場。四月に○の入った○○○は不自然だし、あったとしても無事では済まないのではないでしょうか。ここで大幅に萎えてしまいました。
★2
2011年5月15日に日本でレビュー済み
前作「月光」と同じ学校を舞台にした恋愛ミステリーです。
と言っても前作とは殆ど関係ないので前作読んでなくても
問題はないです。
男性から女性に贈れる最高の褒め言葉は「可愛い」でも「綺麗」でも
「美しい」でもなく「カッコいい」ではないだろうか。
本作のヒロイン、彩家亭理子のカッコよさには唸らされてしまった。
現実にいたらなんと生意気で小憎らしい小娘かとムカつく事
間違いなしの傍若無人な彼女だが、最後まで読めば誰もがそう思って
しまうのではないかな。
「アンタ、サイコーや!」って。
それくらい読後は爽やかに気分にさせられた。
こんな女に口説かれたら男はとても適わない。
思えば前作のヒロイン月森葉子も並の男はとても適わないという気に
させられるイイ女だった。
キャラの会話の節々にセンスが感じられて読んでて楽しいし、
なんとも安いメロドラマの様な人間関係もこうして語られると
深いミステリの様にも思えるから不思議だ。
作者の並々ならぬ力量を感じますわ。
カッコいい女を描かせると最近の作家じゃピカイチではなかろうか。
次回作も期待したいな。
せっかく「月光」と地続きの世界にしたのだから
月森葉子と彩家亭理子の二人のイイ女の対決も読みたいではないか!
ねぇ?
と言っても前作とは殆ど関係ないので前作読んでなくても
問題はないです。
男性から女性に贈れる最高の褒め言葉は「可愛い」でも「綺麗」でも
「美しい」でもなく「カッコいい」ではないだろうか。
本作のヒロイン、彩家亭理子のカッコよさには唸らされてしまった。
現実にいたらなんと生意気で小憎らしい小娘かとムカつく事
間違いなしの傍若無人な彼女だが、最後まで読めば誰もがそう思って
しまうのではないかな。
「アンタ、サイコーや!」って。
それくらい読後は爽やかに気分にさせられた。
こんな女に口説かれたら男はとても適わない。
思えば前作のヒロイン月森葉子も並の男はとても適わないという気に
させられるイイ女だった。
キャラの会話の節々にセンスが感じられて読んでて楽しいし、
なんとも安いメロドラマの様な人間関係もこうして語られると
深いミステリの様にも思えるから不思議だ。
作者の並々ならぬ力量を感じますわ。
カッコいい女を描かせると最近の作家じゃピカイチではなかろうか。
次回作も期待したいな。
せっかく「月光」と地続きの世界にしたのだから
月森葉子と彩家亭理子の二人のイイ女の対決も読みたいではないか!
ねぇ?






