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変わった道を歩みたいあなたに: 21世紀のリベラルアーツを求めて (対談) Kindle版
- Kindle版 (電子書籍)
¥0 Kindle Unlimited 会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題 ¥1,200 Kindle 価格 獲得ポイント: 12pt - ペーパーバック
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世界的音楽家と親友のプロアスリート、そして二人の後輩にあたる漂泊の画家というあり得ないコンビネーションが、音楽と文学、そして絵画だけでなく、世界そのものを鋭く抉る。
以下、目次から。
第1章 おにころ
第2章 影響を受けた芸術家について
第3章 挫折について
第4章 国際的視野について
第5章 21世紀のリベラルアーツを求めて
大指揮者カラヤンや大画家中川一政、そして世界チャンピオン・スイマー松本弘の秘密を、独自の視点から解明。音楽だけでなく、文学、美術、そして現代社会を縦断・横断的に鋭く切る。
- 言語日本語
- 発売日2017/10/9
- 対象読者年齢15 ~ 18 歳
- ファイルサイズ382 KB
登録情報
- ASIN : B076BSD1VW
- 出版社 : オフィス 天; 第1版 (2017/10/9)
- 発売日 : 2017/10/9
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 382 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 94ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 327,568位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 507位芸術一般
- - 1,013位彫刻・工芸 (Kindleストア)
- - 1,053位芸術理論・美学
- カスタマーレビュー:
著者について

http://tsunokai.org/
1955年群馬県高崎市生まれ。県立高崎高校卒業、青山学院大学中退。
大学からフリースタイルスキーに取り組み、青山学院大学にフリースタイルスキークラブを創設。初代部長を務める。
1970年代後半から80年代半ばにかけて、全日本フリースタイルスキー選手権・総合優勝7回、種目別優勝35回(全日本FS協会主催&SAJ主催大会)。国際大会優勝・入賞多数。引退後、全日本スキー連盟フリースタイルスキー部ヘッドコーチを経て、現在は株式会社 X-project Group 相談役、エフ-スタイルスクール代表。
2000年に現役復帰を決意し、2001年アクロ種目全日本選手権第2位。50才より水泳競技でも現役復帰し、ジャパンマスターズ 50m自由形、50mバタフライ優勝多数。
スキー現役時代に膝や腰の故障を経験、眼球破裂からいったんは引退したものの復帰。50才を超えてからも後縦靱帯骨化症(難病指定)や急逝めまい症、そして拘縮という数々の怪我や故障を乗り越えて活動を続けている。65才をすぎ、心と体の真の関係に気づき、現在真剣に研究中。
ノンフィクション 『流れ星たちの長野オリンピック』 で潮賞受賞。
クラシック音楽と文学を愛し、関連著書・原稿執筆多数。
生涯現役を願い、スポーツ指導と作家活動に意欲を燃やしている。
長野県白馬村在住。
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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早道やハウツーや、やる気の出し方を教えますみたいなものとは正反対のアプローチです。
資質、運、環境、良い時困った時も、この世の皆にそれぞれありますが、鼎談のお三方がそれぞれその中で、全く順風満帆ではなく、回り道を乗り越えて芸術に没頭なさったことが分かりました。
山下康一画伯は、対象の山に降り立ったかのような制作中の心理を語っています。山下画伯は鮮やかなスケッチや幻想的な水彩画や温かみのある世界の風景画を描かれますが、それとは対照的な氷の絶壁や吸い込まれそうな谷を刻んだような墨絵の大作も描かれますので、山下画伯が語られるエピソードはそのようなセンスを培った背景にあるのだろうと思いました。
フリースタイルスキーで活躍した角皆優人氏と新国立劇場合唱指揮者の三澤洋史氏は少年時代からの親友同士です。後にフリースタイルスキーで活躍した角皆少年の関与の下で、三澤少年がどのように進路を選択したか、にわかに信じられないようなエピソードも語られます。
3人とも少年時代から秀才で、現に成功した方々ですが、神童ぶりを自慢するのでなく、むしろ、あんなこともこんなことも知らなかった、あの時はできなかったと率直に語りますし、かつ、それらは努力自慢でなく、目標へ至る道を具体的に選択するエピソードとなっています。
読んだ私自身凡人ですからエピソードが持つ意味全部を芸術家と同じセンスで受容することはできないことは言うまでもありませんが、無理目なものを垣間見るのは、己の無知無能を改めて知るきっかけとしてためになりましたし、逃避したり諦めたりするより、好きなことや、やり遂げたいことに冷静に向かえたらという意欲が湧きました。
なお、「オペラ座のお仕事」(三澤洋史、2014年、早川書房)には三澤氏の普通に考えたらとんでもないレベルのリスクを取った「変わった道」の詳細が書いてあります。また、角皆氏の「星と、輝いて」(Kindle)はラブストーリーですが、レベルアップした滑りを実現した瞬間の命懸けのフリースタイルスキーヤーの感覚が如実に描写されています。これらも合わせて読み返すと本書は一層興味深いものとなりました。
一方、日本以外の人々の考え方や911前後の変化についてのご意見はそう思えるところです。その時、米国着陸2時間前の機内におりましたが、その日からアメリカは変わった。そう思います。
字数はそれほど多いものではありませんが各章で読みながらいろいろ考えて、おもしろい本でした。
分量がやや少なくKindleでこの値段は正直高い。数字のフォントが異なってたり等残念。
興味深い話はあるが紹介にとどまっている。もう少し突っ込んだ話を読みたい。
紙媒体の出版を目指しているようだが、このままなら推奨出来ない。
才能のある3人による、対談の形で進む話だが、まるで物語のように引き込まれていく。
画家の山下氏の境遇に自己投影させてしまい、必要以上に感情移入していくが、随所に現れる宝石のような言葉に、癒される。特にまったくの才能もなく、人に尽くし真面目に働くことだけが存在価値であった自分にとって
「神通力は自分自身には働かない。他人のために尽くすときにのみ神通力は現れる。」
という言葉は、自分の生き方が間違っていなかった、というよりこのようなものでも社会で生きててよかったのだと思わせる、神が救いを与えたかのような言葉であった。
ほかにも涙が出そうなセンテンスが沢山。生きるための宝石箱として大切にしたい。