何の気なしに買ったのだが、なかなか読み応えのあるアンソロジーだった。
誤植にまつわる文章を集めたものだが、単に印刷の字の誤りに留まらない。
校正や植字の作業の大変さはもちろん、ひと文字で変わる文章の機微、作家・編集者・校正者・印刷業者それぞれのこだわり、誤りから生まれる新たな表現、今だから笑える深刻なミス…、などなど、誤植というだけでこれだけの興味深い文章たちが集まってくるとは。
本好き、文章好きには堪らない一冊と思う。
誤植という単語をアタマから外して読んでも面白い、名文揃いの、なんというか愛を感じる一冊でもある。
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増補版 誤植読本 (ちくま文庫) 文庫 – 2013/6/10
高橋 輝次
(著)
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本と誤植は切っても切れない!? 恥ずかしい打ち明け話や、校正をめぐるあれこれなど、作家たちが本音を語り出す。作品42編収録。
- 本の長さ314ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2013/6/10
- 寸法10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-104480430679
- ISBN-13978-4480430670
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房; 増補版 (2013/6/10)
- 発売日 : 2013/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 314ページ
- ISBN-10 : 4480430679
- ISBN-13 : 978-4480430670
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,713位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2013年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冊子を実費で発行しています。
編集時に気になる事が多く、買ってみました。
読んで、自分なりに納得です。
本の好きな方なら一度読んでも面白いかも・・・
編集時に気になる事が多く、買ってみました。
読んで、自分なりに納得です。
本の好きな方なら一度読んでも面白いかも・・・
2016年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雑誌の編集にかかわっているので、誤植というのはタブーだが、こういう風に後々エッセイになるのは、これまた一つのだいご味です。
2014年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事で文書を作成する人は多いでしょう。
ためになりますが、読み物としても面白い!
ためになりますが、読み物としても面白い!
2014年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の趣味を大いに満足させてくれる一冊です。
また本を読むのが楽しみに。
また本を読むのが楽しみに。
2019年8月18日に日本でレビュー済み
2000年に東京書籍から出た単行本の文庫化。新たに6篇がくわえられた増補版となっている。
外山滋比古、中村真一郎から始まり、森まゆみ、林真理子、黒川博行、埴谷雄高、宮尾登美子、大岡信、山口誓子、佐多稲子、尾崎紅葉、森鴎外、斎藤茂吉、佐藤春夫、井伏鱒二、吉村昭、串田孫一、紀田順一郎など42名が誤植について語ったエッセイを集めたアンソロジーだ。
こんなにも多くのひとたちが誤植について書いているとは、驚かされる。それだけみな誤植に悩まされてきたということだろう。悩み、怒り、後悔、恥辱……。こめられたメッセージもさまざまで、読みごたえがある。
ただ、ほとんどは手書き原稿と活版印刷の時代のもの。現在のワープロソフト+パソコン処理の時代とはまったく違っている。このころのが、誤植にも味わいがあったような……。
外山滋比古、中村真一郎から始まり、森まゆみ、林真理子、黒川博行、埴谷雄高、宮尾登美子、大岡信、山口誓子、佐多稲子、尾崎紅葉、森鴎外、斎藤茂吉、佐藤春夫、井伏鱒二、吉村昭、串田孫一、紀田順一郎など42名が誤植について語ったエッセイを集めたアンソロジーだ。
こんなにも多くのひとたちが誤植について書いているとは、驚かされる。それだけみな誤植に悩まされてきたということだろう。悩み、怒り、後悔、恥辱……。こめられたメッセージもさまざまで、読みごたえがある。
ただ、ほとんどは手書き原稿と活版印刷の時代のもの。現在のワープロソフト+パソコン処理の時代とはまったく違っている。このころのが、誤植にも味わいがあったような……。
2013年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の書物の添削に関わっている者として、益々、字の持つ意味の大切さを知りました。
2018年11月23日に日本でレビュー済み
『誤植読本』なる本を発見し、早速購入して読んでみることに。
目次をめくると、蒼々たる作家、著述家の名前が並んでいる。彼らが校正にまつわる思い出を述懐し、方々で発表したエッセイの類いを集めて一冊にまとめた本である。いわゆる、オムニバス形式で様々な失敗談、武勇伝が披露されている。編集者(私もその末席を汚している)にとっては、あまり気持ちのいい本ではないけれども、読み進めていくうちに、自分の経験した失敗を大手の出版社なども結構やらかしている事実を随所に発見し、少々安心する。
本書を手に取ったのは、折しも、締切間近の新刊を抱えていた時期だった。縁起の悪い行為とは知りつつ、遅くまで校正刷りと対峙した日の帰り、電車の中でおもむろに本書を開くと、身の引き締まる感覚を覚え、疲れを忘れて読みふけった。日中、あれだけ活字を追っていた目が、同じ日の夜にまたも同種の酷使を強いられた格好だ。しかし、本書の一行一行をたどっていく作業は、日中の作業とは違って娯楽以外の何ものでもない。他人の校正の失敗談は、やはり娯楽のカテゴリーに入るようである。
この本は、2000年に刊行された同名書籍の増補版だ。林真理子ら、現在活躍している作家から、文豪 森鴎外や井伏鱒二に至るまで、登場する作家は「多種多才」だ。原理的に誤植が“多産”された活版時代の話が多いのは致し方ないだろう。
活版職人は、作家が書いた原稿を基に活字を一つひとつ拾い上げ、組み上げていく。その過程はさしずめ、生命の原稿たるDNAが複写され、遺伝していく様に似ていなくもない。活版職人が植し間違いを起こせば、その事実はゲラに転写され、それ相応の不具合が起きることは必至である。そして、そのような間違いは繰り返された。
活版から電算写植に時代が移ると、今度は異なる事情で誤植が増えていくが、この時代までの誤植の多くは印刷所サイドで生じていた。その後、DTPやTeXの技術が広まり、個人が組版まで手がけるようになると、今度は個人側の事情に由来する誤植が増えていく。ワープロソフトが普及し、個人レベルで文字打ちが行われるようになったことが誤植の下地を増やす要因になったと言える。
そんな今という時代にあって、主に活版時代の誤植にまつわる逸話を目の当たりにすると、一文字一文字が等間隔で整列し、適切なマージンで囲まれた「組版」という実体について改めて考えてみたくなる。
文字と文字は、くっつきすぎていても離れすぎていても読みにくい。適度な間隔はかつて、インテルと呼ばれる「詰め物板」を用いて生み出されていた。印刷物には決して現れないが、その行間には確かにインテルの存在が息づいていた。
「行間を読む」という言葉がある。その意味は本来、作家が作品に込めた意思や、作品の背景に横たわる何かを読み取る作業のことを指すのだろう。しかし、作品を効果的に表現するための業が文字通りの「行間」には挟まっているのである。本来、そうしたことは読者に意識されないからこそプロの仕事と言えた。しかし、個人が出版する時代が到来した今、自分の作品を差別化させる一つの手段が、たとえば組版なのかもしれない。組版を意識すると読みやすさが気になり始める。それは、副次的なことのように思われるかもしれないが、出版物とはそうしたことまで含めて出来上がったものを指すのであろう。今までは出版社がやっていたことを、今度は自分でやる時代がもうそこまで来ている。
誤植の話から脱線してしまった。とまれ、行間を読ませるために、文字通り行間まで意識する。これぞ、編集者の心得である。一方、そんな編集者の思いを平気でかき消してしまうのが、誤植の恐ろしさでもある。
目次をめくると、蒼々たる作家、著述家の名前が並んでいる。彼らが校正にまつわる思い出を述懐し、方々で発表したエッセイの類いを集めて一冊にまとめた本である。いわゆる、オムニバス形式で様々な失敗談、武勇伝が披露されている。編集者(私もその末席を汚している)にとっては、あまり気持ちのいい本ではないけれども、読み進めていくうちに、自分の経験した失敗を大手の出版社なども結構やらかしている事実を随所に発見し、少々安心する。
本書を手に取ったのは、折しも、締切間近の新刊を抱えていた時期だった。縁起の悪い行為とは知りつつ、遅くまで校正刷りと対峙した日の帰り、電車の中でおもむろに本書を開くと、身の引き締まる感覚を覚え、疲れを忘れて読みふけった。日中、あれだけ活字を追っていた目が、同じ日の夜にまたも同種の酷使を強いられた格好だ。しかし、本書の一行一行をたどっていく作業は、日中の作業とは違って娯楽以外の何ものでもない。他人の校正の失敗談は、やはり娯楽のカテゴリーに入るようである。
この本は、2000年に刊行された同名書籍の増補版だ。林真理子ら、現在活躍している作家から、文豪 森鴎外や井伏鱒二に至るまで、登場する作家は「多種多才」だ。原理的に誤植が“多産”された活版時代の話が多いのは致し方ないだろう。
活版職人は、作家が書いた原稿を基に活字を一つひとつ拾い上げ、組み上げていく。その過程はさしずめ、生命の原稿たるDNAが複写され、遺伝していく様に似ていなくもない。活版職人が植し間違いを起こせば、その事実はゲラに転写され、それ相応の不具合が起きることは必至である。そして、そのような間違いは繰り返された。
活版から電算写植に時代が移ると、今度は異なる事情で誤植が増えていくが、この時代までの誤植の多くは印刷所サイドで生じていた。その後、DTPやTeXの技術が広まり、個人が組版まで手がけるようになると、今度は個人側の事情に由来する誤植が増えていく。ワープロソフトが普及し、個人レベルで文字打ちが行われるようになったことが誤植の下地を増やす要因になったと言える。
そんな今という時代にあって、主に活版時代の誤植にまつわる逸話を目の当たりにすると、一文字一文字が等間隔で整列し、適切なマージンで囲まれた「組版」という実体について改めて考えてみたくなる。
文字と文字は、くっつきすぎていても離れすぎていても読みにくい。適度な間隔はかつて、インテルと呼ばれる「詰め物板」を用いて生み出されていた。印刷物には決して現れないが、その行間には確かにインテルの存在が息づいていた。
「行間を読む」という言葉がある。その意味は本来、作家が作品に込めた意思や、作品の背景に横たわる何かを読み取る作業のことを指すのだろう。しかし、作品を効果的に表現するための業が文字通りの「行間」には挟まっているのである。本来、そうしたことは読者に意識されないからこそプロの仕事と言えた。しかし、個人が出版する時代が到来した今、自分の作品を差別化させる一つの手段が、たとえば組版なのかもしれない。組版を意識すると読みやすさが気になり始める。それは、副次的なことのように思われるかもしれないが、出版物とはそうしたことまで含めて出来上がったものを指すのであろう。今までは出版社がやっていたことを、今度は自分でやる時代がもうそこまで来ている。
誤植の話から脱線してしまった。とまれ、行間を読ませるために、文字通り行間まで意識する。これぞ、編集者の心得である。一方、そんな編集者の思いを平気でかき消してしまうのが、誤植の恐ろしさでもある。







