とくに前半は観念論的かつ感情的で主観的に書かれているので、好みがわかれるだろう。
「人の心ってこうに違いない」、「弔いはこうあるべきだ」、という押し付けがましさ、説教臭さがあって、
理屈っぽくいちいち歴史や権威にこじつけていくのも、なにか必死のジタバタ感があり、辟易とする、、、と私は感じた。ごめん。
でも、この著者と相性があう人もいるんでしょうね。そういう人は楽しく読めるでしょう。
「墓じまい」についてはもっと具体的な手続き方法やマニュアル情報、実例が書かれているかと思ったがサラッとした内容でした。そういう意味でも買って失敗した。。
「墓じたく」のほうは様々な新しい供養方法がササッと概観できる感じ。
冠婚葬祭を長く商売にしている方だけあってたまに細かい話がでてくるのがちょっとだけ面白い。
墓じまい・墓じたくの作法 (青春新書インテリジェンス) (日本語) 新書 – 2015/9/2
一条 真也
(著)
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本の長さ192ページ
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言語日本語
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出版社青春出版社
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発売日2015/9/2
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ISBN-104413044649
-
ISBN-13978-4413044646
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
お墓に向き合う「こころ」と「かたち」。少子高齢化、核家族化が進み、お墓の悩みを抱える人が増えている。先祖のお墓を引っ越しする「墓じまい」、新たにお墓をつくる「墓じたく」―お墓のかたちが多様化する今、どのような選択をすれば後悔しないのか。これからのお墓のあり方を考える。
著者について
1963年福岡県北九州市生まれ。(株)サンレー代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て、89年に大手冠婚葬祭会社サンレーに入社。2001年に代表取締役社長に就任。また、人間尊重思想を広めるべく、「一条真也」のペンネームで作家活動にも情熱を注ぐ。九州国際大学客員教授、京都大学こころの未来研究センター連携研究員、冠婚葬祭総合研究所客員研究員。2012年、第二回孔子文化賞受賞。全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)会長。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
一条/真也
1963年福岡県北九州市生まれ。(株)サンレー代表取締役社長。九州国際大学客員教授、京都大学こころの未来研究センター連携研究員、冠婚葬祭総合研究所客員研究員。2012年第二回孔子文化賞受賞。全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)会長。早稲田大学政治経済学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て、89年に大手冠婚葬祭会社サンレーに入社。2001年に代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1963年福岡県北九州市生まれ。(株)サンレー代表取締役社長。九州国際大学客員教授、京都大学こころの未来研究センター連携研究員、冠婚葬祭総合研究所客員研究員。2012年第二回孔子文化賞受賞。全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)会長。早稲田大学政治経済学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て、89年に大手冠婚葬祭会社サンレーに入社。2001年に代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 青春出版社 (2015/9/2)
- 発売日 : 2015/9/2
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4413044649
- ISBN-13 : 978-4413044646
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 516,829位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 223位青春新書インテリジェンス
- - 772位常識・マナー (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2019年3月13日に日本でレビュー済み
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2020年4月24日に日本でレビュー済み
大切な人を失った後、その人に対しての弔いや祈りが人間にとって特別な意味をもつ――喪失の悲しみからの回復と、新たな人生を歩んでいく支えとなることは論を俟ちません。しかしその反面、昨今のいわゆる終活(修活)では、少子化や家族に対しての過剰かつ不要な『迷惑』への配慮から、いわゆる『墓じまい』が進んでいるようにも感じられます。そうでなくとも、今日は従来イメージされる「お墓」以外の祭祀の形式も増えており、これらを総括して概観できる書物をと思い手に取ったのが本書です。
本書のスタイルとして、著者は「死者を偲ぶ「こころ」さえあれば、その「かたち」は何でもあり」との姿勢のもと、伝統的なお墓の紹介はもちろん、現代的な死者を追悼する方法、そしてそれらが持つ意味を古典から現代までの宗教や哲学的な議論に触れつつ、概説的に紹介しています。本書の内容としては斯様なお墓を巡る意義・歴史的変遷にも重点が置かれていることもあって、他のハウツー本と大きく異なっています。
今日、新型コロナウィルス(COVID-19)によって従来の方法で死者を見送ることができない状況が発生しています。そうした場合において、また、そのような状態が発生する現代社会においては、著者が記しているような墓地での故人への祭祀が従来よりも一層大きな意味を持つことはずです。その際に、当事者として私たちが持っていなければならない知識の基礎を、本書は与えてくれることでしょう。
本書のスタイルとして、著者は「死者を偲ぶ「こころ」さえあれば、その「かたち」は何でもあり」との姿勢のもと、伝統的なお墓の紹介はもちろん、現代的な死者を追悼する方法、そしてそれらが持つ意味を古典から現代までの宗教や哲学的な議論に触れつつ、概説的に紹介しています。本書の内容としては斯様なお墓を巡る意義・歴史的変遷にも重点が置かれていることもあって、他のハウツー本と大きく異なっています。
今日、新型コロナウィルス(COVID-19)によって従来の方法で死者を見送ることができない状況が発生しています。そうした場合において、また、そのような状態が発生する現代社会においては、著者が記しているような墓地での故人への祭祀が従来よりも一層大きな意味を持つことはずです。その際に、当事者として私たちが持っていなければならない知識の基礎を、本書は与えてくれることでしょう。
2015年10月31日に日本でレビュー済み
私は法事やお盆にご先祖様のことを考えると必ずお墓か仏壇を連想します。
お墓や仏壇に手を合わせ、これまでの感謝の気持ちや
これからの自分や家族を見守ってほしいというお願いをする時に
ご先祖様が常にそこにいるとイメージしているのでしょう。
しかしよく考えると自分のご先祖様が入っているお墓や納骨堂は昔からあり、
それがどのように準備され、管理され、引き継がれていくのかということについて全く知らないのです。
もちろんご先祖様を想う気持ちが一番大切なのはわかっていますが、
その気持ちをかたちにし、子孫へと受け継いでいくことも現代に生きる私たちの使命だとも感じるのです。
本書にはお墓を継ぐ流れや意味合い、掛かる費用、お参りの作法などについて書かれており勉強になります。
また少子高齢化や核家族化などで新たにお墓を建てることが発生する費用や手入れの問題だけではなく、
次世代への継承問題についてまで関わることが書かれており大変考えさせられる内容となっています。
ご先祖様を想い、その想いをかたちにするための作法が満載です。
お墓や仏壇に手を合わせ、これまでの感謝の気持ちや
これからの自分や家族を見守ってほしいというお願いをする時に
ご先祖様が常にそこにいるとイメージしているのでしょう。
しかしよく考えると自分のご先祖様が入っているお墓や納骨堂は昔からあり、
それがどのように準備され、管理され、引き継がれていくのかということについて全く知らないのです。
もちろんご先祖様を想う気持ちが一番大切なのはわかっていますが、
その気持ちをかたちにし、子孫へと受け継いでいくことも現代に生きる私たちの使命だとも感じるのです。
本書にはお墓を継ぐ流れや意味合い、掛かる費用、お参りの作法などについて書かれており勉強になります。
また少子高齢化や核家族化などで新たにお墓を建てることが発生する費用や手入れの問題だけではなく、
次世代への継承問題についてまで関わることが書かれており大変考えさせられる内容となっています。
ご先祖様を想い、その想いをかたちにするための作法が満載です。
2015年9月28日に日本でレビュー済み
私は田舎育ちだったものですから、
お墓はとても近いところにありました。
お墓にかたちがあることで、
亡くなったご先祖様のことを思い出し、
会いに行く場所でもありました。
本書に書かれているように『お墓』と呼べば、
そこに「こころ」が入るという言葉に感銘を受けました。
社会の移り変わりによって、
時間的にも立地的にもお墓への距離が
遠のいているのかもしれません。
それでも、ご先祖様を敬う心を誰もが
失っていることはないでしょう。
本書ではそういった現実的な視点からも
解決案を提示してくれています。
これからのお墓のあり方を考える一冊として、
お勧め致します。
お墓はとても近いところにありました。
お墓にかたちがあることで、
亡くなったご先祖様のことを思い出し、
会いに行く場所でもありました。
本書に書かれているように『お墓』と呼べば、
そこに「こころ」が入るという言葉に感銘を受けました。
社会の移り変わりによって、
時間的にも立地的にもお墓への距離が
遠のいているのかもしれません。
それでも、ご先祖様を敬う心を誰もが
失っていることはないでしょう。
本書ではそういった現実的な視点からも
解決案を提示してくれています。
これからのお墓のあり方を考える一冊として、
お勧め致します。
2015年11月4日に日本でレビュー済み
墓不要論という考えがある。ネットで検索するとものすごい数がヒットする。どうしてこのような考えが出てきたのか。検索結果には、「時代の流れ」や「これが新しい形」などと書いているものが多い。本書を読んでいただければ分かるが、その背景には至極単純な言い訳があるのではないだろうか。人間関係が希薄になっている時代、身内でも迷惑はかけたくないと距離を置こうとするところがある。今まで行ってきた子が親の葬式をあげ、子孫が先祖の墓を守る当然の行為を今になり全否定して、「迷惑かけたくない」という言葉で諸々の事情を含めて「面倒」から回避しているのだ。私はそんな気持ちだけでお墓不要を語りたくないと思った。
それから本書には、お墓の存在意義が明記してある。私もお盆などにお墓参りをする。その時ぐらいしか先祖供養をしない。むしろ、お墓があるから参りに行けるのだと思う。私は薄情であるので、亡くなった者への思いは時間が経つにつれ薄らいでいく。ただ、私のような人間は少なくないと思う。人類はお墓・葬儀があるからこそ、人類というカタチを継続できるのではないだとうか。不要なモノであればとっくに無くなっているだろうし。皆さんもお墓や葬儀に対する考えを今一度考える時代が来ていることを知ってほしい。
それから本書には、お墓の存在意義が明記してある。私もお盆などにお墓参りをする。その時ぐらいしか先祖供養をしない。むしろ、お墓があるから参りに行けるのだと思う。私は薄情であるので、亡くなった者への思いは時間が経つにつれ薄らいでいく。ただ、私のような人間は少なくないと思う。人類はお墓・葬儀があるからこそ、人類というカタチを継続できるのではないだとうか。不要なモノであればとっくに無くなっているだろうし。皆さんもお墓や葬儀に対する考えを今一度考える時代が来ていることを知ってほしい。
2015年11月12日に日本でレビュー済み
私の実家はお墓がなく納骨堂でした。
子どもながら「こんなちっちゃい所に
じいちゃん入っててかわいそう」だと思ってましたが、
お墓がないのが自分の中で当たり前になっていました。
ですが、数年前から長男である弟は「お墓貯金」を
しているというのです。感心しました。
その感心後に「墓じまい・墓じたくの作法」と出会えたので、
私も何か行動しようと素直に思えました。
本書には現代の日本人が抱える問題がいくつかあげられていますが、
実はこのいくつもの問題が私の身の回りで起こっている問題であり、
読んでいくうちに一つひとつが解決されていくかのようでした。
それに、お墓の形というものに色々な紹介や提案がされていて面白いと
誰もが思えると思います。中でも月をお墓にする「月面葬」には、
私は心が躍りました。お月さまが大好きなのでわくわくする提案です。
お墓を建てる準備でこんな気持ちになることはまずありえません。
いいことをしていると言う自己満足はあったとしても、
心を満たしてくれるような美しいものにはならないと思います。
ですが、本当にご先祖様や自分の大切な人の一部を月へ送れたとして、
故人を偲ぶ場所が夜ごと天に浮かぶなら、
やすらぎや安心感が生まれてくるのではないでしょうか。
お墓の形はなんにせよ、背中を優しく押してくれる本です☆
子どもながら「こんなちっちゃい所に
じいちゃん入っててかわいそう」だと思ってましたが、
お墓がないのが自分の中で当たり前になっていました。
ですが、数年前から長男である弟は「お墓貯金」を
しているというのです。感心しました。
その感心後に「墓じまい・墓じたくの作法」と出会えたので、
私も何か行動しようと素直に思えました。
本書には現代の日本人が抱える問題がいくつかあげられていますが、
実はこのいくつもの問題が私の身の回りで起こっている問題であり、
読んでいくうちに一つひとつが解決されていくかのようでした。
それに、お墓の形というものに色々な紹介や提案がされていて面白いと
誰もが思えると思います。中でも月をお墓にする「月面葬」には、
私は心が躍りました。お月さまが大好きなのでわくわくする提案です。
お墓を建てる準備でこんな気持ちになることはまずありえません。
いいことをしていると言う自己満足はあったとしても、
心を満たしてくれるような美しいものにはならないと思います。
ですが、本当にご先祖様や自分の大切な人の一部を月へ送れたとして、
故人を偲ぶ場所が夜ごと天に浮かぶなら、
やすらぎや安心感が生まれてくるのではないでしょうか。
お墓の形はなんにせよ、背中を優しく押してくれる本です☆
2015年9月17日に日本でレビュー済み
男の脳は、意味を理解できないと行動できないと思う。じつは小生はその典型で、なぜやるのか、その理由を知りたいと思ってしまう。
一条真也の本は、そんな私の要求をいつも満足させてくれる。「墓じたく」と聞いて、実用的なことばかりかなと危惧したが、やっぱり一条真也だった。日本人は墓をどうも思ってきたのか、どう付き合うべきかを、膨大な知識で納得させてくれた。一条真也が与えてくれる情報は、安心感だという気がする。「その作法で大丈夫ですよ」と、小生の脳を納得させてくれるのである。
一条真也の本は、そんな私の要求をいつも満足させてくれる。「墓じたく」と聞いて、実用的なことばかりかなと危惧したが、やっぱり一条真也だった。日本人は墓をどうも思ってきたのか、どう付き合うべきかを、膨大な知識で納得させてくれた。一条真也が与えてくれる情報は、安心感だという気がする。「その作法で大丈夫ですよ」と、小生の脳を納得させてくれるのである。