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![[佐藤卓]の塑する思考](https://m.media-amazon.com/images/I/41IGW9pz6lL._SY346_.jpg)
塑する思考 Kindle版
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2017/7/31
-
ファイルサイズ7111 KB
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ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
デザインの本質は、物や事をカッコよく飾る付加価値ではありません。あらゆる物や事の真の価値を、あらゆる人間の暮しへと繋ぐ「水のような」ものなのです。デザインの第一線で活躍する著者が、全身で柔軟に思考する22章。デザインを介して検証する人の営み。
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B078JQY1WS
- 出版社 : 新潮社 (2017/7/31)
- 発売日 : 2017/7/31
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 7111 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 211ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 121,342位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 2,218位エッセー・随筆 (Kindleストア)
- - 3,269位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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18 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「デザイン論を語るわけではない」と最初にありますが、佐藤さんのデザインの仕事と趣味と思考の中からデザインのヒントをたくさん貰えました。
2018年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ディレクターではなく手を動かすデザイナーさんには良書だと思います。
2018年1月8日に日本でレビュー済み
書評で取り上げられていたので読んでみた。
作者は知らない。知らないと思っていた。
が、お店にたくさんある牛乳の中からいつも取り出して買っていた『おいしい牛乳』のパッケージデザインをした人であり、いつも買っているガムもデザインし、かつ、最近のEテレの子ども番組は面白いなあと思っていたなかの1つ、『デザインのあ』の製作者の一人でもあることを知り、よく知っている人だったことがわかった。
知らずにではあったが、完全に私はこの作者のデザインを支持していたわけなので、書いてあることも非常に信用できると思った。
デザインのことだけでなく、タイトルの『塑する思考』の章に書いてあることはとても深い。柔らかさを表す言葉『弾』(力を加えると変形するが元の形に戻る)と『塑』(加えられた力で変形したまま元に戻らないで、いかようにも変わり得る)を対比して、自分或いは自意識が常に前面に戻って現れることよりも、自分或いは自意識がないことに価値を置いている。
若いときには、自分を他と区別し、オリジナルなものがあることや自分らしさに価値があると思っていたが、自分らしさはいやでも付いて回るものだからこれにこだわることはないという論旨は、同感できる。特に『個』を際立たせることは必要ない。個を主張しないデザインを私は無意識に心地よく選んでいた。
最後の方の『便利というウイルス』という章の、便利過ぎることに慣れない、便利を疑う習慣を持つということも共感した。人間自体は、人間の作った便利過ぎる文明の進化ほど早いスピードでは進化していないことを、ちゃんと自覚すること。
作者は知らない。知らないと思っていた。
が、お店にたくさんある牛乳の中からいつも取り出して買っていた『おいしい牛乳』のパッケージデザインをした人であり、いつも買っているガムもデザインし、かつ、最近のEテレの子ども番組は面白いなあと思っていたなかの1つ、『デザインのあ』の製作者の一人でもあることを知り、よく知っている人だったことがわかった。
知らずにではあったが、完全に私はこの作者のデザインを支持していたわけなので、書いてあることも非常に信用できると思った。
デザインのことだけでなく、タイトルの『塑する思考』の章に書いてあることはとても深い。柔らかさを表す言葉『弾』(力を加えると変形するが元の形に戻る)と『塑』(加えられた力で変形したまま元に戻らないで、いかようにも変わり得る)を対比して、自分或いは自意識が常に前面に戻って現れることよりも、自分或いは自意識がないことに価値を置いている。
若いときには、自分を他と区別し、オリジナルなものがあることや自分らしさに価値があると思っていたが、自分らしさはいやでも付いて回るものだからこれにこだわることはないという論旨は、同感できる。特に『個』を際立たせることは必要ない。個を主張しないデザインを私は無意識に心地よく選んでいた。
最後の方の『便利というウイルス』という章の、便利過ぎることに慣れない、便利を疑う習慣を持つということも共感した。人間自体は、人間の作った便利過ぎる文明の進化ほど早いスピードでは進化していないことを、ちゃんと自覚すること。
2018年1月3日に日本でレビュー済み
日本を代表するグラフィックデザイナーのお一人である佐藤卓氏が、
ご自身のお仕事にまつわる風景と
デザインについての想いをつづられた一冊です。
昨今、トップクリエイターの皆さんが
ご自分のお仕事、思考をまとめたご本を出版されていますが、
本書は、佐藤卓氏のお仕事の
現段階での集約的な内容になろうかと思います。
クリエイターらしい柔軟性や客観性だけでなく、
反骨の士らしく、社会に対する疑問に対して「それはおかしい」と明言して憚らない
卓氏らしい姿勢が本書にも余す事なく描かれていて、
デザインワークに携わる、あるいは興味のある方々だけでなく、
一般の方々にも広く読んで頂きたい
現在の消費社会に対する問題提起本だと思います。
代表作品の誕生エピソードについては
ニッカウイスキーやロッテガム、明治牛乳など
皆さん既にご存知のテーマが紹介されていますが、
そのいずれも
デザイン雑誌やご本人の講演などで周知のはずの内容よりも
さらに深く、まさに秘話とも言える未知のエピソードが満載です。
〈明治のおいしい牛乳〉に、かつてキャラクターの案が存在したお話しなどは、
世に出ることのなかった案がどのような経緯を経て淘汰されるに至ったのかが、
卓氏の心情などを通して克明に描かれていて
実に興味深かったです。
ご自身のお仕事にまつわる風景と
デザインについての想いをつづられた一冊です。
昨今、トップクリエイターの皆さんが
ご自分のお仕事、思考をまとめたご本を出版されていますが、
本書は、佐藤卓氏のお仕事の
現段階での集約的な内容になろうかと思います。
クリエイターらしい柔軟性や客観性だけでなく、
反骨の士らしく、社会に対する疑問に対して「それはおかしい」と明言して憚らない
卓氏らしい姿勢が本書にも余す事なく描かれていて、
デザインワークに携わる、あるいは興味のある方々だけでなく、
一般の方々にも広く読んで頂きたい
現在の消費社会に対する問題提起本だと思います。
代表作品の誕生エピソードについては
ニッカウイスキーやロッテガム、明治牛乳など
皆さん既にご存知のテーマが紹介されていますが、
そのいずれも
デザイン雑誌やご本人の講演などで周知のはずの内容よりも
さらに深く、まさに秘話とも言える未知のエピソードが満載です。
〈明治のおいしい牛乳〉に、かつてキャラクターの案が存在したお話しなどは、
世に出ることのなかった案がどのような経緯を経て淘汰されるに至ったのかが、
卓氏の心情などを通して克明に描かれていて
実に興味深かったです。
ベスト500レビュアー
デザインを通して、仕事の本質を問うビジネス書です。
ロッテの「COOL MINT」や「明治おいしい牛乳」などをデザインした著者が、デザインの事例をふんだんに交えながら仕事について語ってくれます。
「デザインは特別なものではない」という信念から、仕事とデザインの共通点を突き合わしていきます。
「仕事とは何か?」と頭の片隅から離れないサラリーマンに、一筋のヒントを与えてくれるでしょう。
イラストが好きでも仕事にできなかった前山にとって興味深い内容でした。
デザインという誰もが知らない世界を通して、誰もが知っている仕事の本質を暴き出してくれました。
「デザインなんて自分の仕事には関係ない」と思っていましたが、まさかここまで自分の仕事に関係あるとは思いもつきませんでした。
デザインに興味なくても、別の角度から仕事を見直すことで本質が見えてきます。
思考の幅を広げるためにも、一度読んでみることを勧めます。
ロッテの「COOL MINT」や「明治おいしい牛乳」などをデザインした著者が、デザインの事例をふんだんに交えながら仕事について語ってくれます。
「デザインは特別なものではない」という信念から、仕事とデザインの共通点を突き合わしていきます。
「仕事とは何か?」と頭の片隅から離れないサラリーマンに、一筋のヒントを与えてくれるでしょう。
イラストが好きでも仕事にできなかった前山にとって興味深い内容でした。
デザインという誰もが知らない世界を通して、誰もが知っている仕事の本質を暴き出してくれました。
「デザインなんて自分の仕事には関係ない」と思っていましたが、まさかここまで自分の仕事に関係あるとは思いもつきませんでした。
デザインに興味なくても、別の角度から仕事を見直すことで本質が見えてきます。
思考の幅を広げるためにも、一度読んでみることを勧めます。
2017年8月13日に日本でレビュー済み
タイトルは思想書かと勘違いしたが、飲みかけの瓶がなぜ?と思い手にした。著者はあの「おいしい牛」「ニッカピュアモルトウイスキー」など、沢山のヒット商品のデザインを手がけるグラフィックデザイナーの佐藤卓であった。読み始めてすぐに、真摯にデザインすることの意味が伝わってくる。デザイナーの出版する本の中で、こんなに正直に手の内(デザインへの姿勢)をみせた本に初めて出会った。デザイン科の学生や企業でデザインを考えている人に読んでほしい。