最近,場面緘黙のお子さんにお会いすることが多くなりました。それぞれのお子さん達にじっくりと目を向けると、ASD傾向や運動障害,感覚過敏などの課題を抱える子供たちが多いことに気付きます。さて臨床家は,このような多様な姿を示す場面緘黙の子供たちをどう理解し、どう支援することが出来るのでしょうか?その指針を与えてくれるのが『場面緘黙支援の最前線』(学苑社)です。本書はイギリスの言語聴覚士を中心として書かれた『Tackling Selective Mutism:A Guide For Professionals and Parents』を翻訳したものです。内容は場面緘黙の最新情報,支援,日本を含めた諸外国の現状と多岐に渡りますが、極めて明確で解りやすく,一言でいうと素晴らしい!です。翻訳も読みやすいです!場面緘黙の基本と効果的な支援方法について理解することが出来ます。
訳者あとがきで,かんもくネットの角田圭子さんが併存障害、日本語・英語の違い、学校制度や特別支援制度など、日英の違いを書かれてますが、場面緘黙というテーマに留まらず、幅広い課題についての多くの示唆を与えてくれます。
場面緘黙の子供と保護者への支援をしたい方は、是非、本書を手に取ってみてください。臨床家として,場面緘黙というテーマに挑戦する勇気を得られるかもしれません。
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