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坐シテ死セズ 単行本 – 2003/9/1

3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

奴隷の平和は望まない! 防衛という生命の力について激論10時間。西尾幹二が、防衛庁長官・石破茂に国防の覚悟を問う究極対談集。「自我と独立」「世界の国と日本の差異」「北の驚異と日本の安全保障体制」など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 恒文社21 (2003/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 253ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4770411049
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4770411044
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年2月8日に日本でレビュー済み
 本書は、防衛庁長官・石波茂とドイツ哲学者・西尾幹二の対談を収録した書である。対談の内容は、北朝鮮問題が主であるが、日本の歴史や世代論、国防面における日本と外国の相違などにも及んでおり、読み応えがある。
 特にそう思う理由は、石波と西尾の考え方の差異がはっきりと見られるからである。例えば、両者とも「自立のための日米同盟」を支持する新米保守であると言って良いと思うが、しかし、その行動の指針は微妙に異なっている。
 西尾は思想家である。「日本のパワーの源泉がアメリカに行き着き」、日本が自前でパワーの源泉を有していないことを深刻だと考えている。従って、日米同盟が作動しない場合に懸念を表明している。それに対して、石波は政策決定者である。西尾が先の議論から敵基地攻撃能力を持つべきではないかと問うと、「日米同盟の実効性をきちんと検証し、それが確実に機能するだけの努力をしないままに、敵基地攻撃能力を持つ」という選択肢はないと反論する。
 私見を述べれば、西尾の議論は先を行き過ぎている。目指すべき方向としては正しいが、今それを実現する力は日本にはない。石波のように慎重に政策を進めながら、他日を期すのが最善であろう。日本が、「奴隷の平和」(石波)から脱出する日はまだ遠いのである。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年3月5日に日本でレビュー済み
 著者は、国防がないから奴隷だと断言するが、実は現在の日本にはちゃんとした国防体制がある。というのも、著者が欲しがっているのは本当は、「国防」力ではなくて「国攻」力なのだろう?(つまり、国防体制がちゃんとしている状態ではなくて、戦争できる体制を欲しがっているわけだ)

 しかし、残念ながら、現実が、著者の主張とは正反対である。国防がちゃんと守られている現在においては、日本人は奴隷ではない。しかし逆に、国民全体が強制的に戦争に総動員された「大東亜戦争」の時のような戦争体制下においてこそ、日本人は軍閥の奴隷となってしまうのだ。

 言い換えれば第二次世界大戦の時に、西尾氏のようなイデオローグのせいで、数多くの日本人が犠牲となり、犬死にしてしまったのだ。これを忘れてはいけない。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年1月29日に日本でレビュー済み
小林よしのり氏の著書には西尾幹二氏の事がかなり悪辣に書かれており、僕も楽しく読ませていただいた。それしか見ていない人にとっては西尾氏は下の人のような感想になるのだろうが、もう少し読書をした人ならば、西尾氏も実はかなりの切れ味を持っている論者であるとわかるはず。反米も親米も無く、シャープな奴はシャープなのだ。本著の名誉挽回に星5つ。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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