司馬遼太郎は非常に人気があるので批判しにくいのだが、どうも文章が下手すぎる。
情景描写、心情描写はほぼ皆無。戦闘場面にしても結果ありきで過程を詳細に書かない。
小説としては到底受け入れ難く、かといって歴史書と呼ぶには作者の史観が入りすぎているのみならず事実を歪めている。結論ばかり羅列し小説としての体をなさず、しかもそれが史実と異なるとあってはもはや何を読ませられているのか。
さらに言えば冗長にすぎる。余談に次ぐ余談、果ては延々同じ話を繰り返され、大学時代の年配教授を彷彿とさせられた。「〇〇にはすでに触れた」「余談ながら」の定型句を見るたびにうんざりする。重複箇所を全て削除すれば3〜5冊程度に纏まると思われるほどである。
Kindleでハイライトされている箇所を見るに、啓蒙書として読んでいる人が多いのだろうか。いずれにしろ、小説が読みたい人や史実を概観したい人にはお勧めしない。
- フォーマット: Kindle版
- ファイルサイズ: 447 KB
- 推定ページ数: 342 ページ
- 出版社: 文藝春秋 (1999/1/10)
- 販売: 株式会社 文藝春秋
- 言語: 日本語
- ASIN: B018LXS1X0
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能):
有効
- Word Wise: 有効にされていません
- カスタマーレビュー: 184件のカスタマーレビュー
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