遺跡といえば縄文や弥生時代のイメージがある日本。
少なくとも6千年とか1万年前といった感覚からは程遠い。
太古のオブジェがかもし出す時の止まった静寂感は、
かつてそこにあった文明を無言に物語っており、
それが身近にあるという不思議な感覚は、
おそらく日本人にとって今までには無い感覚ではないだろうか。
舞台が海底という事もあって全編きれいな青が神秘的。
途中、自然造形であるか遺跡であるかの議論が展開するが、
遺跡論の大御所として「神々の指紋」のグラハム・ハンコックが登場する。
この作品のもう一つの目玉と言っていい。
おそらく時間的な関係と、議論が古代高度文明の存在でなはく、
対象物が遺跡であるかどうかそのもののため、
かの作品の様に緻密で説得力のあるロジカルな部分はほとんど無い。
しかしその存在が手伝ってか、この遺跡が地球史的なものに感じるから不思議だ。
当然安易に結論の出せる問題ではないので謎のまま終わるが、
その謎がかえって夢とロマンを持続させる魅力がある。
ラストを締める映像と音楽も秀逸である。
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