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地球の歴史 中 - 生命の登場 (中公新書) 新書 – 2016/10/19
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46億年前に誕生した地球は、太陽系の数ある惑星のなかで唯一安定した環境を持つ「水惑星」である。生命が誕生し、進化を遂げることができたのはなぜか、人間は地球にどのように関わってきたのか、温暖化などさまざまな問題を抱える地球はこれからどうなっていくのか。
中巻では40億年前の生命誕生から恐竜誕生前夜までの時期を扱う。固体地球、流体地球、生物が共進化するさまを軸に話を進めていく。全3巻でたどる地球46億年の旅。
中巻では40億年前の生命誕生から恐竜誕生前夜までの時期を扱う。固体地球、流体地球、生物が共進化するさまを軸に話を進めていく。全3巻でたどる地球46億年の旅。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2016/10/19
- ISBN-104121023994
- ISBN-13978-4121023995
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
生命誕生という地球史最大の謎―厚い大気の層と穏やかな海を持つ地球。中巻では生命の誕生という地球史最大の謎に迫る。海で生まれた小さな生命は、光合成、呼吸、多細胞化、有性生殖といったさまざまな仕組みを獲得し、ついには重力や乾燥した大気をも克服して陸上に進出する。一方、磁場の形成や地球全体が凍結した氷河時代、オゾン層の形成など、地球環境も変化を重ねてきた。「生命の惑星」地球と生物が共進化するダイナミズムを追う。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鎌田/浩毅
1955年(昭和30年)、東京都に生まれる。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所、米国内務省カスケード火山観測所を経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。日本火山学会理事、日本地質学会火山部会長、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを務める。1996年日本地質学会論文賞受賞。2004年日本地質学会優秀講演賞受賞。専攻は火山学、地球科学。理学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1955年(昭和30年)、東京都に生まれる。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所、米国内務省カスケード火山観測所を経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。日本火山学会理事、日本地質学会火山部会長、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを務める。1996年日本地質学会論文賞受賞。2004年日本地質学会優秀講演賞受賞。専攻は火山学、地球科学。理学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2016/10/19)
- 発売日 : 2016/10/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 223ページ
- ISBN-10 : 4121023994
- ISBN-13 : 978-4121023995
- Amazon 売れ筋ランキング: - 70,572位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て、97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学、地球科学、科学コミュニケーション。京大の講義「地球科学入門」は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。火山研究のほか、科学をわかりやすく伝える「科学の伝道師」。96年に日本地質学会論文賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『京大人気講義 生き抜くための地震学 (ISBN-10: 4480067019)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
13 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サブタイトルに「生命の登場」とあるように、本巻では生命が爆発的進化を始める古生代がメインに取り上げられている。ただ最初の第5章では地球上に生命が誕生して、光合成が開始され、真核生物と多細胞生物の登場、有性生殖の開始など先カンブリア時代の生命の歴史も述べられている。
古生代開始少し前のエディアカラ生物群や、カンブリア紀のバージェス動物群など古生物の世界で人気のある話題も取り上げられているが、やはり本書の特徴は生物の進化や絶滅といった現象と地球環境との関連を詳しく解説していることであろう。エディアカラ生物群が発生する前に陸上と海面のすべてが凍結し、地球自体が巨大な雪玉のようになった「スノーボールアース」状態だったことを知ると、大寒冷化の後の温暖化といった気候変動が進化の原動力となることがよく理解できる。また、生命が海から陸上へ上陸を果たそうとしても、大気中の酸素濃度の上昇や、紫外線の減少など生存環境が整っていないと無理だが、両生類の上陸時にはちょうどそのような環境になっていたことなどの事例がいくつも示され、生命の歴史を理解するには、地球の歴史の理解も大事であることが実感される。古生代以降これまでに5回の生物大量絶滅事件が起きているが、それぞれの原因や絶滅の前後で生物相がどのように変化したかも分かりやすく解説されているし、多くの図表が理解を助けてくれる。地球環境の大変動と、それに伴う大量絶滅をくぐり抜けて進化を続けた生命が最終的にヒトにつながったことを知ると、改めてヒトという種が数限りない偶然の下に誕生したことを再認識させられる。
なお、上巻もそうだが若干繰り返しの記述が多いのと、用語の使い方が少し不正確に感じる部分があり気になったが、一人の著者による通史ということで通して読めば何を述べているのかは理解できるので、あまり細かい点は気にせず、楽しんで読み進めていけばよいのではないか。下巻も楽しみである。
古生代開始少し前のエディアカラ生物群や、カンブリア紀のバージェス動物群など古生物の世界で人気のある話題も取り上げられているが、やはり本書の特徴は生物の進化や絶滅といった現象と地球環境との関連を詳しく解説していることであろう。エディアカラ生物群が発生する前に陸上と海面のすべてが凍結し、地球自体が巨大な雪玉のようになった「スノーボールアース」状態だったことを知ると、大寒冷化の後の温暖化といった気候変動が進化の原動力となることがよく理解できる。また、生命が海から陸上へ上陸を果たそうとしても、大気中の酸素濃度の上昇や、紫外線の減少など生存環境が整っていないと無理だが、両生類の上陸時にはちょうどそのような環境になっていたことなどの事例がいくつも示され、生命の歴史を理解するには、地球の歴史の理解も大事であることが実感される。古生代以降これまでに5回の生物大量絶滅事件が起きているが、それぞれの原因や絶滅の前後で生物相がどのように変化したかも分かりやすく解説されているし、多くの図表が理解を助けてくれる。地球環境の大変動と、それに伴う大量絶滅をくぐり抜けて進化を続けた生命が最終的にヒトにつながったことを知ると、改めてヒトという種が数限りない偶然の下に誕生したことを再認識させられる。
なお、上巻もそうだが若干繰り返しの記述が多いのと、用語の使い方が少し不正確に感じる部分があり気になったが、一人の著者による通史ということで通して読めば何を述べているのかは理解できるので、あまり細かい点は気にせず、楽しんで読み進めていけばよいのではないか。下巻も楽しみである。
2016年10月29日に日本でレビュー済み
第5章 地球と生命の相互作用と共進化
第1節 生命の誕生と原核生物
第2節 光合成の開始と真核生物
第3節 多細胞生物と有性生殖の誕生
第6章 地球磁場の形成と全球凍結
第1節 外核の対流と磁場の誕生
第2節 マントルに注入される海水
第3節 雪玉地球(スノーボールアース)
第7章 生物の爆発的進化
第1節 最後の全球凍結とエディアカラ生物群の誕生
第2節 カンブリア紀のパージェス動物群
第3節 オゾン層の形成と植物の上陸
第8章 化石資源の形成と古生代末の大量絶滅
第1節 脊椎動物の上陸と「生命維持装置」の獲得
第2節 大陸移動と生物の進化
第3節 プルームの冬と生物大量絶滅
『地球の歴史(中) 生命の登場』は主に約6億年前の古生代はじめから、脊椎動物が上陸し、地球上のようすが一変したこと。古生代末に超大陸パンゲアが分裂し、火山活動によって生物の大量絶滅が起こった約2億5千万年前までのことが書かれています。
原核生物と真核生物やDNAなど生物学の内容が、一般読者にもわかりやすく書かれています。「科学の伝道師」としてアウトリーチ活動に精力的に携わってきた鎌田教授だからこそできる、膨大な情報からエッセンスを抽出し、コンパクトに伝える技術が見事に活かされています。
第1節 生命の誕生と原核生物
第2節 光合成の開始と真核生物
第3節 多細胞生物と有性生殖の誕生
第6章 地球磁場の形成と全球凍結
第1節 外核の対流と磁場の誕生
第2節 マントルに注入される海水
第3節 雪玉地球(スノーボールアース)
第7章 生物の爆発的進化
第1節 最後の全球凍結とエディアカラ生物群の誕生
第2節 カンブリア紀のパージェス動物群
第3節 オゾン層の形成と植物の上陸
第8章 化石資源の形成と古生代末の大量絶滅
第1節 脊椎動物の上陸と「生命維持装置」の獲得
第2節 大陸移動と生物の進化
第3節 プルームの冬と生物大量絶滅
『地球の歴史(中) 生命の登場』は主に約6億年前の古生代はじめから、脊椎動物が上陸し、地球上のようすが一変したこと。古生代末に超大陸パンゲアが分裂し、火山活動によって生物の大量絶滅が起こった約2億5千万年前までのことが書かれています。
原核生物と真核生物やDNAなど生物学の内容が、一般読者にもわかりやすく書かれています。「科学の伝道師」としてアウトリーチ活動に精力的に携わってきた鎌田教授だからこそできる、膨大な情報からエッセンスを抽出し、コンパクトに伝える技術が見事に活かされています。