この本は46億年の地球の歴史をトータルで解説している稀有な本です。
ビッグバンから始まって太陽系の形成と地球の創生、その後、現在の地球が形成されるまでの過程、大陸と海洋の起源と現在に至るまでの変動、地球の激しい気候変動、生物の歴史、日本列島がどのようにして形成されたか、今後地球はどうなるのか等々が最新の学問的知見を基にわかりやすく解説されています。理解を助けるわかりやすい図も多数掲載されています。それにしても最新の学問的成果をわかりやすく解説する著者の腕前は大したものです。
絶賛に値する本だと思いました。
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地球の歴史(上中下合本) (中公新書) Kindle版
地球は太陽系の数ある惑星のなかで唯一環境が安定した「水惑星」である。生命が生まれ、進化を遂げることができたのはなぜか。上巻では一三七億年前の宇宙誕生=ビッグバンから説き起こし、銀河系や太陽系、そして地球が分化する過程を追う。灼熱のマグマの海だった地球は、マグマの冷却や大陸の分裂・合体を繰り返しながら、厚い大気の層と穏やかな海を持つに至った。中巻では生命の誕生という地球史最大の謎に迫る。海で生まれた小さな生命は、光合成、呼吸、多細胞化、有性生殖といったさまざまな仕組みを獲得し、ついには重力や乾燥した大気をも克服して陸上に進出する。一方、磁場の形成や地球全体が凍結した氷河時代、オゾン層の形成など、地球環境も変化を重ねてきた。「生命の惑星」地球と生物が共進化するダイナミズムを追う。下巻は、超大陸の分裂と超巨大噴火によって九五%もの生物が絶滅した地球の姿から説き起こす。生き残った生物が進化を遂げて中生代は恐竜の時代となるが、これまで地球が経験しなかった隕石衝突によって再びほとんどの生物が絶滅する。六六〇〇万年前から始まる新生代は哺乳類の時代であり、やがて人類が誕生する。激変する地球環境のなかで、折り返し地点にいる「文明の惑星」はどうなるのか。全三巻でたどる地球四六億年の旅。
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2019/4/12
- ファイルサイズ72296 KB
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登録情報
- ASIN : B07QDYRMPK
- 出版社 : 中央公論新社 (2019/4/12)
- 発売日 : 2019/4/12
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 72296 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 858ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 106,794位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 202位地球科学・エコロジー (Kindleストア)
- - 750位中公新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て、97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学、地球科学、科学コミュニケーション。京大の講義「地球科学入門」は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。火山研究のほか、科学をわかりやすく伝える「科学の伝道師」。96年に日本地質学会論文賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『京大人気講義 生き抜くための地震学 (ISBN-10: 4480067019)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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