ネット上の某情報「第8章を立ち読みすると欲しくなる」を信じて買いました。
第1章は地球誕生で興味深く楽しく読めましたが、第2章以降は期待とは違って履歴というよりは、ただのウンチク?的な内容で、読むのが苦痛でしたが、いつか楽しくなると期待して読み進めましたが、期待外れのまま終わりました。
地球の履歴書 (新潮選書) (日本語) 単行本 – 2015/9/25
大河内 直彦
(著)
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本の長さ218ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2015/9/25
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ISBN-104106037769
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ISBN-13978-4106037764
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
熱球から始まったこの星はどうやって冷え、いかにして生物が生まれたのか?科学の発達とともに、私たちは少しずつ地球の生い立ちを解明してきた。戦争や探検、数学の進歩や技術革新などのおかげで、未知の自然現象の謎は氷解してきたのだ。海面や海底、地層、地下、南極、塩などを通して、地球46億年の歴史を8つのストーリーで描く。講談社科学出版賞受賞のサイエンティストによる意欲作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大河内/直彦
1966(昭和41)年、京都市生まれ。海洋研究開発機構生物地球化学研究分野・分野長。東京大学大学院博士課程修了。京都大学、北海道大学、米国ウッズホール海洋研究所などを経て、現職。著書に『チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る』(岩波現代文庫、講談社科学出版賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1966(昭和41)年、京都市生まれ。海洋研究開発機構生物地球化学研究分野・分野長。東京大学大学院博士課程修了。京都大学、北海道大学、米国ウッズホール海洋研究所などを経て、現職。著書に『チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る』(岩波現代文庫、講談社科学出版賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2015/9/25)
- 発売日 : 2015/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 218ページ
- ISBN-10 : 4106037769
- ISBN-13 : 978-4106037764
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 138,836位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 202位地球科学 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネット書評で、ニオス湖の悲劇(193頁、1986年)の記事を見て購入したのですが。
結論から先に言ってしまえば、ここ数年で最もエキサイティングな、地球物理入門書でした。
理系の人間である私にとって、プレート・テクトニクスは身近な知識で、また、そのメカニズムの結果の東日本
大震災は記憶に新しく、当時、地球物理のテクニカルブックは多く読み、『伊豆半島は元々島だったものが日本
列島に食い込んで』、等とウンチクを垂れていたのですが、
【地球に地磁気があるのはそもそも何故か? そして地軸がズレるのは何故か??】
とい、非常に基本的な問いに対して、答えを持たなかったのです。
本書の57頁の僅か数行で、地球の磁極反転のメカニズムが、『コア層の磁性流体の対流が巨大な電磁石と
なっている』という簡潔な一文を目にした瞬間、背筋に電流が走る思いがしました。巨大な流体電磁石である
からこそ、固定的な永久磁石では在り得ない。地磁気反転というナマな知識はあっても、何故反転し得るのか、
そんな単純なことも理解していなかった自分を思い知らされた瞬間でした。
生卵と茹で卵の違いを簡単に見分ける方法。それはテーブルの上で独楽のように回してみること。茹で卵は
内部が固体のため良く回り、一度止めると動きません。片や、生卵は内部が粘性流体ですから回りにくく、
また、一度止めても内部の慣性があるため多少なりとも再び回ろうとします。これを演繹して考えれば、地軸
のブレが(地球内部の主重量部が金属流体であるが故に)恒常的に起こるのもむしろ当然。
こんな、目から鱗がゴソっと落ちる経験をさせてくれる1冊です。エッセイ的な読み物なので体系的には書か
れていませんし、ある程度の基礎知識は無いと楽しめない部分は確かにあります。しかし例えば、頁岩から
原油を採取する、という部分を読めば、近年のオイルサンド等の話題のはるか以前から、『油母頁岩』という
ものが存在し、日中戦争中に、大陸からこれが大量に本土に送られていた、という話題も納得できます。
逆に言えば通読せずとも好きな部分からめくっても新鮮な驚きがどう飛び出すか判らない、そんなスリリング
な体験もできる1冊です。科学好きの方に、特に高校生にお勧めしたい本です。
結論から先に言ってしまえば、ここ数年で最もエキサイティングな、地球物理入門書でした。
理系の人間である私にとって、プレート・テクトニクスは身近な知識で、また、そのメカニズムの結果の東日本
大震災は記憶に新しく、当時、地球物理のテクニカルブックは多く読み、『伊豆半島は元々島だったものが日本
列島に食い込んで』、等とウンチクを垂れていたのですが、
【地球に地磁気があるのはそもそも何故か? そして地軸がズレるのは何故か??】
とい、非常に基本的な問いに対して、答えを持たなかったのです。
本書の57頁の僅か数行で、地球の磁極反転のメカニズムが、『コア層の磁性流体の対流が巨大な電磁石と
なっている』という簡潔な一文を目にした瞬間、背筋に電流が走る思いがしました。巨大な流体電磁石である
からこそ、固定的な永久磁石では在り得ない。地磁気反転というナマな知識はあっても、何故反転し得るのか、
そんな単純なことも理解していなかった自分を思い知らされた瞬間でした。
生卵と茹で卵の違いを簡単に見分ける方法。それはテーブルの上で独楽のように回してみること。茹で卵は
内部が固体のため良く回り、一度止めると動きません。片や、生卵は内部が粘性流体ですから回りにくく、
また、一度止めても内部の慣性があるため多少なりとも再び回ろうとします。これを演繹して考えれば、地軸
のブレが(地球内部の主重量部が金属流体であるが故に)恒常的に起こるのもむしろ当然。
こんな、目から鱗がゴソっと落ちる経験をさせてくれる1冊です。エッセイ的な読み物なので体系的には書か
れていませんし、ある程度の基礎知識は無いと楽しめない部分は確かにあります。しかし例えば、頁岩から
原油を採取する、という部分を読めば、近年のオイルサンド等の話題のはるか以前から、『油母頁岩』という
ものが存在し、日中戦争中に、大陸からこれが大量に本土に送られていた、という話題も納得できます。
逆に言えば通読せずとも好きな部分からめくっても新鮮な驚きがどう飛び出すか判らない、そんなスリリング
な体験もできる1冊です。科学好きの方に、特に高校生にお勧めしたい本です。
2019年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても楽しく読ませていただきました。ちょっぴり知識が豊かになりました。
ただあまり万人向けに分かりやすく書いてはいないように思えます。
内容が濃いのはありがたいのですが、例えば同じ新潮社に「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」
著者 川上和人さんの本がありますが、たっぷりとユーモアも交え、飽きることなく読み終えただけでなく、
本棚に仕舞い込むことなく、時々は開いてクスクス笑うように近くに置いておきたい本もあります。
少し真面目に硬く詰め込んだ感があって幅広い年齢層に行き渡るような軽さも必要ではないかと感じました。
ただあまり万人向けに分かりやすく書いてはいないように思えます。
内容が濃いのはありがたいのですが、例えば同じ新潮社に「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」
著者 川上和人さんの本がありますが、たっぷりとユーモアも交え、飽きることなく読み終えただけでなく、
本棚に仕舞い込むことなく、時々は開いてクスクス笑うように近くに置いておきたい本もあります。
少し真面目に硬く詰め込んだ感があって幅広い年齢層に行き渡るような軽さも必要ではないかと感じました。
2019年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブラタモリを観て、地形の成り立ちに興味を持ったときに出会った本。自然現象が起こる仕組みを、平易な文章で、時として例え話を用いて、分かりやすく説明している。図で流し見するよりも、仕組みを頭が理解しようとするので、逆にイメージがつきやすい。名前は知っている土地でも、そこに大自然の歴史があり、興味を駆り立てる。グーグルマップでその場所を見ながら読むととっても楽しいですよ!