書き出しから持っていかれます。。
「こんもりと山のように積み重なった木の皮から、子うさぎの耳が見えました。
うさぎのお母さんが、生まれたての子うさぎを5羽、その中に入れておいたのです。
木の皮は、春の日ざしでほどよくあたたまっていましたから、
やわらかい産毛の子うさぎたちにとって、そこはとても居心地の良い巣でした。」
春の日ざしでほどよくあたたまった木の皮の中に、赤ちゃんのうさぎが5羽入っているなんて、想像しただけでなんと幸せな光景でしょう・・!
やわらかく、優しく、透明な中に、本当の優しさが詰まっている、優しい優しい絵本です。
お母さんうさぎは、5羽の子どもたちそれぞれがとても大切なのですが、教育熱心だったので、有名なピョンピョン学院に入れようとずっと前から思っていました。
ところが、ピョンピョン学院に入学しても、後ろ足がうまく動かなくて上手に跳べない「子うさぎ君」が一人だけいて、頭を悩ませます。
子うさぎ君本人も、他のみんなは上手く跳べるのに、自分だけまわりのみんなと同じようにできないので、自分がダメな子に思えてとても悲しくなります。
そんな子うさぎ君が、どうやって悲しみを乗り越えて生きていくか、という物語です。
作者の絵が好きでこの絵本を購入したという北欧好きの大人の友人(女性)が、「これ、理想の恋愛観だ」と言っていました(笑)
私も、これを読むと、自分の中にも昔あった気持ちやいろんな思いが湧いてきて、泣きそうになります。。でもとにかく優しい絵本なのでとても救われます!
絵を眺めているだけでも購入の価値ありです。
また、知り合いの幼稚園生と小学生姉妹に読み聞かせたら、最後まで集中して聞いてくれて、「子うさぎくんよかったね」と言っていました。もちろん子どもにもおすすめです☆
大事なことがたくさん書かれている絵本です!
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