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土の中の子供 単行本 – 2005/7/26

5つ星のうち 3.3 60件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第133回(平成17年度上半期) 芥川賞受賞

内容紹介

私は土の中で生まれた。親はいない。暴力だけがあった。ラジオでは戦争の情報が流れていた——。重厚で、新鮮な本格的文学と激賞された27歳、驚異の新人の芥川賞受賞作。

主人公は27歳の青年。タクシーの運転手をして生計を立てている。親から捨てられた子供たちのいる施設で育ち、養子として引き取った遠い親戚は殴る、蹴るの暴力を彼に与えた。彼は「恐怖に感情が乱され続けたことで、恐怖が癖のように、血肉のようになって、彼の身体に染みついている」。彼の周囲には、いっそう暴力が横溢していく。自ら恐怖を求めてしまうかのような彼は、恐怖を克服して生きてゆけるのか。主人公の恐怖、渇望、逼迫感が今まで以上に丹念に描写された、力作。表題作に、短編「蜘蛛の声」を併録。

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登録情報

  • 単行本: 140ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/7/26)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4104588040
  • ISBN-13: 978-4104588046
  • 発売日: 2005/7/26
  • 商品パッケージの寸法: 20 x 14 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3 60件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 312,521位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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形式: 文庫 Amazonで購入
「掏摸」で中村文則作品と出会い、「何もかも憂鬱な夜に」で救われてから、少しずつ彼の作品を読んでいる。
彼の作品には、他の作品にはない吸引力がある。
「面白い」と思ったり、「素晴らしい」と思ったりする小説はたくさんあるが、「救われる」と思える小説は数少ない。
中村文則作品は、その数少ない救いの小説で、私に生きる力を与えてくれる。

何作品か読んでいくうちに、「そういえば彼は芥川賞を受賞していたんだ」と思い出し、一度受賞作も読んでみようと思い、この作品を手に取った。
「銃」や「遮光」の初期作品の流れの先にあるこの作品は、やはり似たような重い空気に包まれている。
幼少に育ての親から(もしかしたら生みの親からも)暴力を受けて育った主人公は、生きることに精力的ではない。
あえて誰かに殴られたり、転落死しようとしてビルの上から身を乗り出したりして、自分ではどうすることもできない圧倒的な力に身を曝し、
その中で何かが生まれることを期待している。
でも、いったい何を期待しているのかわからない。
ただ、もう無為に生きることに嫌気がさしている。
この息苦しいような毎日の描写には、何か胸に迫るものがある。
この生きづらさの描写は、けっこう私には生々しいものだった。
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形式: 文庫
虐待の描写や手を差し伸べてくれた施設の人間のキャラクターが
ちょっと紋切り型。メタファも何もない、虐待は直接的でデリケートな設定なので、
もう少し丁寧に扱って欲しかったところ。現代的な鋭い感覚があった銃や遮光に
比べるとちょっと垢抜けない様子。

まぁとはいえ、幼少の頃の虐待に正面から向き合うなんて、
こんな古典的な純文学を突き詰めるくらいだ
相当な思い入れがあるのだろうし、純文学に殉じる覚悟があるのだろう。
上から下へ、物を落下させる表現や土に埋もれる描写は重く濃密
であったし、深層心理を突くような光る文章も見られた。
経験を積めば、きっともっと羽ばたける作家だと思う。

次代の純文学の担い手として頑張ってもらいたい。
スポットライトに照らされずとも、純文学を書き続けて欲しい。
エンタメじゃ描けない、深い心の闇を描いていって欲しい
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形式: 単行本
 他のかたのレビューを見てみると、わりと辛口の感想が多くて正直驚いた。
最近は、読んだ後に何も残らない、読後感のさっぱりしたものが人気になり、洗練された……というか簡素な文章が小説によく使われていると思う。そのせいか、ストーリーの以外性や奇をてらった表現方法ばかりが目立ち、描写表現が大幅にカットされている場合が多いような気がする。

 しかし、この作家は一切の手抜きなしで、主人公が感じるモノを正確に、緻密に言葉に表そうと努力している。言葉に言い表し難い感覚や心情、極めて主観的なものの見え方などを上手く(丁寧に)言葉に表現している。
 そのため、読んでいる側が本の中の世界に入っていき易いし、主人公にシンクロできた。筆力があり、読んでいて感動した。
 
 この小説の書き方が純文学っぽくてとっつきにくいとか、古いとか思う人がいるようだけど(好みによるんだろうけど)言葉だけで世界をつくる作家は、言葉でどこまで世界を表現できるかという、この努力がなにより大切だし、必要不可欠だと私は思っている。
 なんとなく、梅崎春夫に雰囲気が似ている気がした。
この人が書く長編小説をぜひ読みたい。今後に期待します…!!!

 
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形式: 文庫
つい最近、「何もかも憂鬱な夜に」「銃」と読んで、中村文則さんの大ファンになり、こちらを読みました。本当にすごい作家です。たしかに内容は「暗い」のかもしれません。それゆえに、苦手な人もいると思いますが、私はこの描写力はその「暗さ」を「暗さ」のまま表したのではなく、菩薩的なまなざしでその「暗さ」の中にうごめく音を何一つとりこぼさずに観ながら書いたような文章で、読んでいて、哀しみとも慈愛ともつかない深い感情をゆさぶられました。物語の終わりが最高です。「死」を待ち望む者の中で姿なくくすぶっていた圧倒的な生への希求の力が爆発します。この世界の肯定です。読んでいる人の中で闇が昇華され、癒される物語でもあります。素晴らしい小説であり、小説の素晴らしさを教えてくれました。芥川賞受賞作だと知らなくても、大好きになったと思います。書店で買い込んできた中村さんの小説を、これから楽しみに読みます。私よりも若い方のようなので、きっとこれからもずっと読めると思うと、とても嬉しいです。
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