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国家は破綻する――金融危機の800年 単行本 – 2011/3/3

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商品の説明

内容紹介

「1942年には、日本はその長い歴史の中で唯一の対外債務デフォルトを
起こしたし、戦後インフレの際には、日本のインフレ率は最高で568%に
達した。」
「1992年から始まった日本の『失われた10年』が特異なのは、アジアを
始め多くの国の危機のようにリセッションが著しく深刻であるとか、失業率
が急上昇したということではなく、力強い回復がまったく認められなかった
ことにある。」
「だが興味深いことに日本の『失われた10年』の全体像は、本書でも示すよ
うに、金融危機前後の年に多くの国が経験したこととさしてちがわない。
民間の借り入れの大幅増と資産価格の急上昇に続いてマクロ経済の破綻と
政府債務の急拡大が起きるのは、どれもきわめて典型的な症状である」
(日本語版への序文)

「今回はちがう」シンドロームによるバブルの生成とその崩壊を契機に、
銀行危機、通貨危機、インフレ危機を経由して対外債務・対内債務のデ
フォルトを引き起こしてきたのが金融800年の歴史。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、さまざまな形をとって起きてきた金融危機を数字で綴る歴史の本である。私たちがこの本で伝えたいのは、「これはいつか来た道だ」という一言に尽きる。最近の金融狂騒曲がまったく新種のように見えるとしても、いやどの危機もかつての危機とは異なるように見えるとしても、歴史を遡り、また世界を見渡せば、たいていは過去の危機と驚くほど似通っていることに気づく。前例を知り類似性や共通性を知っておくことは、将来の危機発生リスクを抑えるうえでも、また不幸にも危機が発生した場合に賢明に対処するうえでも、世界の金融システムをよりよいものにする第一歩と言えよう。

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登録情報

  • 単行本: 608ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2011/3/3)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4822248429
  • ISBN-13: 978-4822248420
  • 発売日: 2011/3/3
  • 商品パッケージの寸法: 20.6 x 15.2 x 4.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8 22件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
 2012年後半に、著者たちの2010年発表の「政府債務がGDPの90%を超えると成長率が急減してマイナスになる」という内容の影響力のある論文が再検証されました。

その結果
1.エクセル コーディングのエラー
2.都合の悪いデータを除く
などの初歩的なレベルで問題の多い手法が暴露されました。

 2013年4月に、この本の著者たちが謝罪するという騒ぎになりました。

 フィクションや文学ならともかく、こういう本については、著者を信用して読むわけで、学問的手法そのものに疑問をもたれるような行為を行った著者たちの本は、安心して読めません。

 力作だとは思いますが、残念です。
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形式: 単行本
過去に生じた国家デフォルトについて、統計データをもとにその傾向を示している本です。
その中で色々なグラフを使った著者の持論が展開されるのですが、比率や度数といった無次元量を扱った説明に特徴があるように思います。
それらのデータの具体的な計算方法は明記されていない場合があり、また平均値を扱ったと推測されるものについても、そのデータの分布形状やバラツキの記載がなされていないものが見受けられます。
約200年前(日本でいうと江戸時代)と現代を同列に扱っている点や、統計上の検定ができているのかという点にも疑問が残りました。
(つまり、統計分析結果の正当性を判断するための基本的な情報が欠落しているようにも思えるのですが。。。)
また、国内債務デフォルトと対外債務デフォルトの特徴を述べ、いずれの場合も起こりうる、という結論を導いているようです。
ですが、国家デフォルト問題で注目すべきは、外貨建債務と自国通貨建債務についての分析では?
(つまり債務には、自国通貨建国内債務、自国通貨建対外債務、外貨建国内債務、外貨建対外債務の4種類があり、特に問題となるのは“国内・対外”という区分ではなく“自国通貨建・外貨建”という区分の債務のはず。。。)
過去の典型的な国家デフォルトとしては、(1)慢性的に国際収支が赤字で外貨建債務
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形式: 単行本 Amazonで購入
過去に起きた国家的な債務危機、金融危機を、1800年以降を中心に(古いところでは1400年代も含めて)長期的な視点でデータを蒐集して研究した大変な労作である。今後は、この本に出ていることは経済・金融関係者にとって当然の共有知識として持っておきたい。ロゴフは"Foundations of international macroeconomics"という優れた国際マクロ経済学の本も書いている。しかしこの本では経済モデルは出てこなくて、データに全てを語らせるというスタイルが貫かれている。588ページの本であるが、本文は414ページまでで、残りは参考資料である。
この本を読めば、金融危機は以前から何度も繰り返し起きていることが分かる。リーマン・ショックもそのうちの1つであって百年に一度などと呼ばれるようなものではない。

以下、いくつかおもしろい文章を抜粋。
* そもそも複数年におよぶリセッションは、大々的な再建を必要とするような経済にしか発生しないものである。たとえば1970年代のイギリス、1990年代のスイス、そして1992年の日本などである(なお日本の場合は、単に金融の崩壊だけではなく、中国の台頭を考慮して経済を方向転換する必要があったことも原因である)。
* 政府債務の衝撃的な急増は、深刻な金融危機に伴うリセッションによって税収が急
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形式: 単行本
総ページ数588ページ、厚さ5センチ弱もある「辞書」みたいな一冊。
表紙はくだけた感じになっているし、訳文もわかりやすく、「字」も大きめ、
専門用語は少なめで、一般ビジネスマンに読んで欲しい、ということらしい。

しかし、そもそも近代?以降の経済データを丹念に調べた研究書であり、
後半170ページが資料になっているなど、軽く読める本ではない。
できれば、資料はWebで、ということにして、研究の結果だけを
面白く(「ヤバい経済学」のように)まとめてもらった方が良かった。

興味をもった内容:
・無敵艦隊を擁したスペインだって、国家財政規模の数倍の借金を抱えていた、
・歴史は何度も同様の金融危機を繰り返していて、その度に「今回はちがう」と言い続けている、
・日本も戦時には対外債務をデフォルトしたことがある、
・住宅価格の急騰が、金融危機の先行指標として有効(次の金融危機は中国発か!!) 
・公的国内債務は、対外債務と違って返済される可能性が高いが、実は、予期せぬ高インフレを通じて
 事実上デフォルトしていることが多い。
など。

たいへん読み応えのある本で、読む努力をしただけのことはある、と思える一冊です。
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